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冷たい密室と博士たち
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冷たい密室と博士たちの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
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| 前作(出版順でいう、「すべてがFになる」)と比べて云々、というレビューが目立ち、 それが本作があまり高評価でない要因になっているように見受けられます。 はたして、前作と比べて本作は見劣りするのか? 本作もやはり理系理系していています。 例として、中盤、手に汗握るスリリングなシーン(萌絵ちゃんが・・・!)が展開されますが、 ここでの構成要素に、パソコンにあまり馴染みがない方には分かりにくい、 しかし当時を知る人には、おぉっ!?と思えるようなネタがあります。 また、今回は舞台そのものがおおよそ理系という物質で構成されている、 と言っても過言ではありません。 当然、それだけで理系小説?くらだらない・・・なんて言わせない面白さがあります。 今回は前作のような、敢えて言うなら「森博嗣式推理小説」とは若干異なるかもしれません。 趣向性の違いとでも言いましょうか。 上記にも挙げましたとおり、サスペンスのような、 ドキドキハラハラせずにはいられない展開が見受けられます。 謎が謎を呼ぶ、不可解な現象が次々と起こる・・・というよりは、 物語りが進行する度に新しい発見あったり、予想だにしなかったピンチが迫り来る・・・、 という感覚を抱きました。 どうなってしまうのか? 大丈夫なのか? 不安と期待をない交ぜにした感情は、ページをめくる指を止めさせてくれません。 ですがそこは森博嗣、数学の解を証明するように、 きちっと話しは進んでいき、謎をすぱっと解明していきます。 前作は本当に先を予想させない未曾有の推理小説でしたが、 なら本作が霞むかというと全くそんなことはなく、 悲しみと憎しみに囚われたピュアな親子愛の行方を織り交ぜつつ、 前作同様、読み手をぐいぐい引き込む大変面白いミステリーを描いたように思います。 方向に多少の違いはあれど、前作で森博嗣氏が好きになった方なら、 私は今作も何の迷いもなくお勧めできる一冊だと思います。 新しい登場人物と、犀川先生&萌絵ちゃんの関係の変化?だって楽しめるのですから。 | ||||
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| 『F』に続いて読んでみました。トリックはたいしたことはありませんでした。でも動機が自然的でうまいなとは思いましたね。解答の部分も論理的に解説されてはいます。僕は文系人間なので理系用語あたりは流し読みです。森先生が海外の作家・その作品に影響を受けていてまた、それを好んでいるのはわかるのですが、(例えばロアルド・ダールから比喩を参考にしていたりするようですが)そういった独特の比喩や「笑い」は日本人の登場人物が言うとなにか僕は違和感を受けるというか、僕自身ダールは好きですが、あわないのはどうしても感じてしまい、今回この作品に限ってはところどころに散りばめられているジョークもイマイチ笑えませんでした。しかし、皆さん『F』と比較して見劣りしているようですが、僕はむしろこちらの作品の方がうまいと思いましたね。森さんは好きではないですが森さんの作品は好きですね。 | ||||
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| シリーズ第二弾。 前作同様、理系ミステリー。 しかも今回は、研究室が舞台。 前作は理系チックでもそこそこ一般向けだったが、今回は思いっきり理系。 これは果たして一般に受け入れられるのだろうか。 面白い部分もあるものの、なんだかクドすぎて引っかかる部分もあった。 そして、なんだか退屈だった。 登場人物や設定を覚える気になれずに、流し読みしてしまった。 わざわざ殺人事件を起こす必要があったのかなー ウンチク満載の日常系でもよかった気がする。 巻末の解説は面白かった。「変数化」か。 もう何冊か読んでみようと思う。 | ||||
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| 同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた主人公。その夜、衆人環境であり密室状態の実験室にて事件は生じる…。明かされることのない謎を軸として秩序化された世界が繰り広げられています。 「だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。人間だけが役に立たないことを考えるんですからね」 | ||||
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| トリックに関しての仮説の設定から、 その仮説に対する矛盾点の指摘など、 仮説の細部に至るまで論理が適用されていて、 物語全体が非常に細密な論理で構築されている。 緻密な構成でありながら、 わかりやすさと腑に落ちる感覚を与えてくれる内容であり、 推理小説としてレベルが高く、確かな読み応えがある。 また、よくありがちな推理小説のように、 ちょっとした思いつきで、パッとトリックが解明されるような浅はかさがなく、 思考に思考を重ねて、理によって推し量るという推理の味わい深さが感じられる。 ただし「すべてがFになる」と比較してしまうと、 どうしてもこの小説は見劣りしてしまう。 あの作品はあまりにも秀逸過ぎた。 そういった先入観を排せば、 この作品はまさに推理小説の王道と評して差し支えないだろう。 | ||||
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※削除申請(1件)
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| 犯人、トリック全てあっという間に分かってしまう簡単さ。でも多分この作者の最高傑作。つまり、この程度の物しか書けない、そう言うことだろう。 はっきり言って、この作者、これで人が欺せると思っているのだろうか?だとしたら相当脳天気としか言い様がない。 この作者の処女作3作を読んで見て、この作者から欺されること等一生有り得ない事が分かった。 何処で犯人が分かったって平面図を見た瞬間(笑)。アレ見たら誰でも犯人は一発で分かると思うが?トリックもその時考えたまま(余りにも何もかもズバリと当たっていたんで頭を抱えた)だし……。勿論殺人が発覚した時点で全て完璧に分かってしまった(別に自慢している訳じゃない。自分のようなボンクラに簡単に分かるようじゃ問題だ、と言っている)。 だから結局読んでいて知りたかったのは、研究棟の窓が開くのか?ってこと。それさえ分かれば何も謎などないんだから。 なのに怖ろしいことに、その記述はない……(あんまり退屈なんで途中飛ばし読みしている可能性はあるが……)。この作者は論理的思考というのをどう考えているのだろう?もしかして窓は開く物と勝手に思っているのか?工学博士のくせに?嵌殺しの窓など思考外なのか?研究棟などでは充分ありえると思うのだが? 揚げ句の果て、終盤に差し掛かった頃に、低脳の萌絵がトイレの窓から出るのなんの戯言を言い出すし……。つまりトイレの窓が開くから他の窓だって開くとそう言いたいの? こんな底の浅いトリックを使っているくせ、読者を誤った方向へ必死に誘導するしか能がないの?大体大抵の読者から低脳と思われている萌絵なんぞが何を言ったって、賢明な読者が惑わされるわけないでしょう?嘲われるのがオチだと思うが……。 推理小説はパズルだ、という作者の主張は分かる(ただし、そんなこと言っている奴でまともな謎を提供してくれた者にお目に掛かったことがない)。動機糞喰らえ主義もその一環なのだろう。でもそれはある程度知能が高く、高度に難しい良質なパズルを提供できて初めて言えること。1+1は……クラスの低レベルの問題をパズルなどと言われても、ちゃんちゃらおかしい。 この作者の知能で、人を欺そうとするなら、1年ぐらいの熟考に熟考を重ねてできること。 適当に作って欺されてくれるほど、日本人の知能レベルは低くない。 自分は、推理小説を読み終わったら必ず読み返すのが礼儀だと思っている。が、こんな書き殴り書きを読み返す気にはまるでならない。 | ||||
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| 犀川や西之園が在籍する大学にある極地研の低温実験室で、大学院生二名の刺殺体が発見される。それも衆人環視の密室状態で。偶然見学に来ていた二人は、必然的に事件に関係することとなるが… 事件現場がかなり特殊だという以外は、普通の(殺人事件が普通と言うのも奇妙だが)ミステリーだと思う。論理的に組み立てられた密室なのに、殺人を引き起こす動機は、非論理的な感情だという矛盾。ある意味、前作の動機とは対称の位置にある動機で事件が引き起こされていると言えるだろう。 | ||||
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| トリックも動機も火曜サスペンスレベルの平凡なミステリー. 大学や低温室が舞台である必然性もないし,犯人がこんな綱渡りの計画で自分の身近な場所で犯行を犯すことも不自然だ. 犀川と萌絵のラブコメ要素も不要.センスが古すぎて退屈だ. 文章は「すべてがFになる」よりも少し上達したのか読みやすくなったが,といって,とりたててうまい表現があるわけでもない.喜多との会話には多少面白い部分もあるにはあるが・・・. | ||||
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| なんとこの作品は犀川創平がコーヒーを噴き出す唯一の作品です……。別に冷やかしとかではなくて、そんな創平君は後にも先にもここだけなので初々しさをお楽しみください。 | ||||
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| 今回はストレートな本格推理モノ、というかストレート過ぎて謎解きのシーンは逆に退屈になって おり、つまらんなぁと思っていたら・・・そのあとの動機の解明シーンではうっかり見逃していた 伏線が見事に回収され、思わず感動してしまった(ちょっと大げさだが)。 前作「すべてがFになる」に比べると事件やトリックそのものには理系色はあまりなく、UNIXのネット ワークを介したメールがどうたらtelnetがどうたらという程度なのだが、それでもUNIX系マシンに触 ったことない人にはちょっとわかりづらいかも。でももっと専門知識が介入する事件だったら面白かっ たのに。 不覚にもUNIX系技術者であるにも関わらずtalkコマンドは本作ではじめて知ったのだが。。 | ||||
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| 前作では「真賀田四季」という圧倒的存在感を出しているキャラクタが 影ながら(直接ではない)ストーリを牽引していたのですが、今回は それほどの人物が出ていないこととトリック(環境)自体も他の小説と 変わらなかったのが、非常に残念なところです。 とは言え、タレント・スポーツ選手などが書いた小説とは文章力が全く 違うので、それだけでも読む価値があると思います。(当たり前ですが) やはり森先生は素晴らしい♪ | ||||
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| 基本的には面白かったし、 前作の続きであるということもあって 比較的容易に作品の中に入ることができた。 しかし、やはりFに比べると 何かの物足りなさを感じることは否定できないだろう。 特に僕は、前作が初めてのミステリーノベルだったために そう言う期待のまなざしを向けずにはいられなかったのである。 だが、本来のオーソドックスなミステリーとは こういうことなのかも知れない。 なぜならFと日常はあまりにもかけ離れすぎて、 事件自体が特殊すぎたからであると思う。 | ||||
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| 「すべてがFになる」についで読みました。Fはかなり斬新な舞台でしたし、理系エレメントを前面にだしたのも、形だけともいえるが一応知的でした。今回は、ほとんど普通になってますね。トリックも、なんでしょうか?どっかで見たことあるような二番煎じ風だったから、あまりパッとしなかったです。 僕には、犀川と萌絵の人物が好きではないです・・・。なんか、凡人のくせに利口ぶってるような、そんな嫌味な感じを受けてしまうんです・・。とくに、萌絵って名前が・・なんだかなあ(笑 | ||||
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| インパクトはなく、理論然として、普通のミステリに仕上がっている。 まぁ、それでも面白いことは面白いし、シリーズを通して見ていく中で、読み飛ばすわけにはいかず、黙々と目を通します。 | ||||
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| 同僚の助教授・喜多の誘いで低温実験室を訪れた犀川と萌絵。だが、実験後のコンパの後、研究生2人が何者かに殺害された形で発見される。2つの密室で2つの死体。犀川たちは調査を開始する…。森博嗣の経歴上のデビュー作は『すべてがFになる』だが、執筆順という意味ではこちらが最初の作品になるらしい。『すべてがFになる』は、犀川&萌絵というキャラクターを前面にだしたのと、かなり大胆なトリックが用いられたことで、「奇作」とも言える部分があったのだが、この作品のトリックは極めてオーソドックスな本格推理モノ。キャラクターを前面に押し出している点では、相変らず好き嫌いがあるかも知れないが、全体的には、従来の「本格モノ」ファンからはこちらの方がすんなりと受け入れられるかもしれない。 | ||||
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| 1996年リリース。S&Mシリーズの第2作。本作も『理系』がふんだんに味付けに使われている。(●^o^●)フロッピーの消えたディレクトリを探すシーンでは『Norton Un Erace』が飛び出すかとドギドキしたが、敵も超知的故に『Norton Wipe Info』しているかもしれずとも思ったがそこまではやりませんでした。それでも連絡は何とtelnetだし、UNIXのコマンド(かなり初歩的だが・・・(●^o^●))が出てくるたびに変に嬉しくなったりする不思議な作品である。何しろ随所に出てくるMacintoshと『ジェネシスならピーター・ガブリエルの世代だよね』とかセリフにピピッとくるものが多いのが森作品の特徴でそれがより作品を魅力的にしている(●^o^●)。S&Mシリーズ全10巻読破を決意させる一冊である。 | ||||
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| 「すべてがFになる」に続くS&Mシリーズ第二弾。僕は一作目から入り衝撃を受けて二作目に走ったクチだったのですが、正直どこか拍子抜けした感は否めませんでした。前作が力作であり、従来の推理小説を逸脱した圧巻の傑作だったがために、どうも今作はいわゆるフツウの推理小説という気がしたのが残念です。 | ||||
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| インパクトのあった前作の密室に比べると、今回は普通の密室ものですが、そこはやはりシリーズものの強さ。キャラクターの強さで押しまくりです。普通の密室といっても、特殊環境を再現する実験施設ですから普通とは言えないかもしれませんが。主人公二人のキャラがより鮮明になってきた分、ある種のストーリーものとして良い感じで、次へつながる作品です。 | ||||
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| S&Mシリーズの2作目です。孤島で事件が起きる前作とは違って、今回は別館とは言え、犀川助教授が勤めており、西ノ薗萌が通っている大学の中で起きる事件なので、あまり荒唐無稽ではなく地に足の着いた普通の推理小説という印象です。良くも悪くも突飛な作品だった前作の雰囲気を期待して読むと、肩透かしを喰うかも知れません。“冷たい密室”とは、北極や南極の環境を再現した実験を行うために冷却装置のつけられた実験室のこと。二つづきの部屋があり、相互に行き来はできるが、外には出られないというタイプの密室です。前作に引き続き新しい密室パターンを提示してくれました。犀川が前作を回想している場面が出てきますが、話の本筋にはさほど関係ないので、前作を読んでない人でもOKです。まあ、前作を読んでおくに越したことはありませんが。 | ||||
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| これは本好きの友人から紹介されて買ったもののうちの一冊です。トリックが変にエンターテイメントしてないし、みてて入り込んでしまうような作品。ですが・・私にはちょっと文章が難しいです。主人公の犀川先生始め、頭のいい人たちが登場人物に多いので、スラスラとは読めないと思います(私だけかもしれなせんが・・)なのに見終わると次が読みたくなるんですよね~。 | ||||
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