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ゴールデンタイムの消費期限
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ゴールデンタイムの消費期限の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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起承転結がしっかりしている。ひとつ山場があった。しかし、劇的さに欠ける。 | ||||
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幼くして神童と呼ばれた者が、若くして平凡を自覚させられた時の葛藤を描く小説です。 人工知能を使うことで、ちょっと近未来の、それでいて今でも想像に難くない設定が、読み手の状況理解を容易にしつつ、その先を容易には想像させないため、一気読みさせるうまさがあるなと感じました。 ただ、十代というまだ短い人生の中での「等身大」の悩みだけあって、年配の人が読むと、葛藤度合いが少し淡く感じられるかもしれません。また、過去に傷を負って青春時代を葛藤していない若い人が読むと、実感がわきにくいかもしれません。 一気読みさせる作品ですが、読了感があるかは別なのかもしれません。 | ||||
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生まれながらに与えられた才能によって、早くから天才の名を欲しいままに得てきた5人の若者とAIという新しい趣向の小説でした。 AIの登場により、こんなことも可能なのかなと思わせる近未来のような設定が新鮮でした。 とはいえ、登場人物たちの若くしての挫折は痛々しく、持って生まれたはずの才能の枯渇ぶりは、確かにこんな境地に陥れば恐怖しかありません。20才過ぎればただの人という諺が思い浮かび上がりました。 確かにストーリー登場人物は挫折からの再生なのでしょうが、一般的に見て、ここまでの才能を若くして得た人たちが、それを活かさない道を選択するという流れは考えにくく、そのストーリーの根幹と言いますか、大前提に違和感を覚えました。普通はそのままその道に突き進み、もっと年を取ってから諦観の境地に至るわけですが。 『レミントン・プロジェクト』が国家プロジェクトなのかもしれません。隣国なら実際にしていることなのでしょう。 ラストは上手くまとめたと思っています。とはいえ、主人公たちのその後の選択にも違和感が残っており、最後まで共感できない内容でした。小説は絵空事とは分かっていても、それだけで読者を満足させるのは難しいですね。 | ||||
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