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境界線
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境界線の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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よくある『一方その頃、こちらでは‥』とコロコロ人物視点が変わるタイプではなく、ほとんどが同じ人物の視点なのでストレスなくあっという間に読み切ってしまう。 まるで主人公達と共に行動しているような気持ちで読み進められる。 内容は間違いない。中山七里作品、面白いに決まっている。 | ||||
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続編は残念なものが多い。 必ずしもそうでは無いかもしれないが、やはり、イメージとして前作を超えることはないと言われることは多い。 本作は、前作とは違うアプローチでしんさいで歪んでしまった世界を露わにする。 哀しいが、人の心に救われる、そのバランスが作者の素晴らしいところだろう。 | ||||
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護られなかった者たちへの続編。ところどころに前編に関連する人物が登場し、ハッとしました。3.11当時のは描写がリアルで、読んでいて切なくなりました。 | ||||
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素晴らしいミステリーでしたし、実際にあった震災の描写と共に描かれた心理変化もリアルでヒューマンドラマとしてみても満足感のいく内容でした。 | ||||
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記憶も定かでない乳飲み子が、数奇な運命を辿って行くのを見て何て可哀そうだと思いました。 でも実母を捜す中で、別の運命が待っており、最愛の人と巡り合う時には涙が止まりませんでした。 | ||||
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伏線回収はそこまでの驚きはないが、テーマとタイトルに隠された筆者の思いに胸を打たれる。被災した方々の心情理解力や社会問題との結びつけなど、個だけに執着しない社会派的な感性を感じた。 | ||||
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今回はどんでん返しはないが、満足できるヒューマンミステリーだった。死んだ者の戸籍を再利用するのは善か悪か。常識的に言えば悪なのだろうが、本名により社会の一方的な弾圧を受ける弱者が、新しい名前で新しい人生を生きることを誰が責められるのか。〈宮城県警〉シリーズは東日本大震災をテーマに、失った者の心の傷痕を描く名作だ。 | ||||
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震災の描写、被災した人たちの心の描写。読んでいても息をのむような表現です。 明らかに、経験した者とそうでない者の間にある境界線。 被災した者の間にもある、境界線。 を素晴らしい表現で、伝えています。 塀の中と外の、境界線も、またリアルに描かれていますし。 きっと、読めない人もいると思います。 が、お勧めの作品です。 | ||||
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中山七里ぽい作品でした。後半、私は違う展開を考えてたのですが王道の展開でしたね。 | ||||
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どんでん返しはなく途中で筋は見えたしでいわゆるミステリー小説とはちがった。ただ、読後考えさせられる一冊だった。自分で引いた、誰かが引いた、知らぬ間に勝手に引かれていた等々、自分の周りにもいろいろな境界線があることを。そして、被災された方々とそれをテレビで見ていた者との境界についても。 | ||||
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このシリーズは比較的に時間がかかりました 今イチ登場人物に感情輸入できず理解に頭を使いました | ||||
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行方不明者の戸籍を売買して、新たな人生を歩む者たちは悪なのか? 考えさせられるテーマで興味深く読んだが、物語としては若干スッキリしない終わり方でもやもやした。 | ||||
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発売日当日に届くので買い忘れ防止に事前予約をしています。とても便利なシステムです。本の内容はネタパレになるので控えます。 | ||||
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中山作品の最後のどんでん返しは相変わらずですが、東日本大震災の描写がまるで映像を見るように生々しく描かれています。プロの執筆者の才能を感じさせます | ||||
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中山七里さんの小説は3冊目。 社会性のある内容なので読み進めるうちに小説の世界に没入。今までの日常が失くなってしまう事がいかほどの事なのか本当に色々と考えさせられる。また別の作品を読もうと思います。 | ||||
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あの時、丘の上から、濁流に向って、お母さんと叫び続けている少女の映像が流れていた。もう海をまともに見つめられない。 | ||||
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前作 護られなかった者たちへ がめちゃくちゃ良くて読むのをためらってましたが、こちらもとても良かったです。泣きました。 どんでん返し期待するとちょっと違いますが、中山先生のどっしりした小説がお好きでしたらぜひ。 今回は前作よりしっかり震災と津波描写があります。普通の情緒で読んでもしんどかったです。トラウマお持ちの方はご注意ください。 私自身は被災者ではないですが、やるせなくて重たくて、エンタメ小説と受け止めるにはあまりにも鮮明な記憶で、自分にできることを今一度考え直しています。 | ||||
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この本を読む前にはぜひ「護られなかった者たちへ」を先に読んでほしい。伍代の人となりが、「あーだから、護られなかった〜の、あの場面であのセリフが出たんだ」と腑に落ちました。等々、メインのストーリーとは少し外れたところにも、ちょいちょい発見できる面白みがあり、護られなかった〜とはセットで読むのがオススメです。 星一つ減らした理由 本作は、戸籍情報の漏洩を扱った内容で、それ自体は恐ろしいこととはわかるものの、ストーリーの流れに少し違和感を感じ、途中読むスピードが落ちました。 でも、過去に遡ってのところからはぐんぐん引き込まれて、やっぱり中山七里さんの本は面白いなあと読み進めました。 さいごの「一番優秀な弁護士を…」の一行が一番好きでした。 | ||||
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震災で妻子が行方不明となった刑事が、事件の真相を追求していく中で、震災を経験した人々の心の葛藤、当時の悲惨な状況を克明に描いており、リアルなドキュメントを読んでいるようでした。 | ||||
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東北大震災がストーリーの根幹にありながら、刑事物としての完成度も高いと。個人的には大震災に感情が依りすぎてしまい、刑事物としての感想がでにくく勝手に4点。 | ||||
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