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レンブラントをとり返せ: ロンドン警視庁美術骨董捜査班
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レンブラントをとり返せ: ロンドン警視庁美術骨董捜査班の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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先日、ほかのある人気作家の作品シリーズを レビューの高さをあてにして 5冊ほどまとめ買いしたのですが、 最初の一冊でがっかりし、 二冊目の後半で読むのを諦めました。 読者層が違うのでしょうか。 自分には、なぜその作者の評価が高いのか、 さっぱり理解できませんでした。 ちょっと臆病になって、 今回はまず一冊だけ購入して読み始め、 面白かったらシリーズを、とビクビク。 で、半分も読まないうちに、ぽちっといきました。 面白い。 状況が分かりやすく、興味を惹く。 長い説明的描写やあからさまなエピソードはないのに 登場人物のイメージが脳裏に描け、それがまた魅力的。 問題が積み重なり、それが解決していくカタルシス。 ページを繰る手が止まらないまま、読み終えました。 この著者の若いころの作品にもさかのぼって たくさん読む楽しみができました。 ありがたいです。 | ||||
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会話も展開も期待通りの面白さであっという間に読み進める。 | ||||
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ページをくる手が止まらなかった。 | ||||
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ジェフリー・アーチャーの長編は一気読みして疲れるので、しばらく休んでいたものを久しぶりに手に取ったらやはり面白い。次々と展開するストーリーにやはり一気読みしてしまった。 | ||||
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内容がスリルがあって面白かった。 | ||||
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このシリーズを読んでいる。ロンドンの様子など細かく書かれていて面白い。 | ||||
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内容が面白いことは請け負いますが、原文参照するとあまりにも誤訳が多いことに驚かされます。 例えば27ページ、「賭けてもいいが・・・」は原文・・・would be my betです。betは見立てという意味で、この場合は賭けるは適訳ではないです 27ページ、最後の方では、正しくは「美術史を専攻して学位を取る前に、(育ちが良かったこと)を教えなかった」です。訳出は美術史で学位を取ったことまで教えなかったという意味になり正しくないです。 32ページ、brussel sproutsに関する会話も間違っています。グレイスが生き字引(OED)のようだという意訳が適切ではなく、原文ではOEDはBrussels sproutsが時代の変遷でbrussel sprouts と変化したとは認めない博識家のようなものだという意味で言っています。会話内容をテキトーにごまかしていますが、except(~以外は)構文が正しく訳出できていません。 35ページ「貴族院が、自らの愚かさの重みに耐えきれずに」とありますが、weight of its own absurdityのitsのitが指し示すのが貴族院だというのは間違いで、itは現行の相続制度を指しています。 36ページの「肩をすくめる暇を与えてもらえただけだった」は何を言っているのかよく分かりません。ただしくは、「ウイリアムはしばらく返事をためらったため、父は肩をすくめた」のようにすべきです。 前半だけでこれだけ??な訳があるということは、相当不正確な訳出文になっているように思いますが、話の本流ではない部分も多く読み進む分には問題ありません。何となくスラスラ読めなかったり???な部分があったりした場合には、おそらくは訳出上の問題かもしれないということです | ||||
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アーチャーの作品は若い頃にケインとアベル、運命のコインを読んで依頼久しぶり。この人の作品は主人公が山あり谷ありこれでもか!というくらい試練にあいながら成長していくドラマなんだと思っていた。それが面白くて読みだしたら止まらないが、同時にしつこいと感じる事もあった。 この作品はもっと軽い!何も悩まず、主人公の苦しみや痛みもに胸を痛めることなく読みすすめることができる。(訳者の力量は素晴らしいと思う。使っている日本語の選択が良い。そのため、安っぽくならずにすんでいるのかなあとも思う。) 頭使わずに楽しみたいときはこれぐらいのバリュームでさっさと読める本が良い。 | ||||
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2017年からフランスのミステリー・ドラマ『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』(L’Art du crime)が放映されています。本作は2019年刊行。英国が舞台なら、ジェフリー・アーチャーの指揮のもとにいかなる小説となるか、が実現したのが本作です。多分に、作品のなかのトリックと知識と情報とそれらを用いて事件に立ち向かうひとびとのスタイルが異なります。 思えば、『百万ドルをとり返せ!』(1977年)、『大統領に知らせますか?』(1978年)などが、NHKでラジオドラマになったのが、原作をひもとくきっかけとなりました。アメリカ、アメリカナカカーンカ、チュ チュール チュル チュチュ チュチュール チュールー、というオープニングでした。 古き良き時代から今日にいたるまで、お疲れ様です。訳は戸田裕之氏、達意の文章です。ご覧ください。 | ||||
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ご高齢なのに、衰えぬ創作意欲。続編も楽しみにしています。どうか、病気などかかられませんように、長生きなさってください。 | ||||
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クリフトン年代紀は本当に終えられるのかとヤキモキしていたら、何の事はないまだまだ長編に挑まれておられる。翻訳の戸田さんの力量もおありでしょうが、とにかく読ませます、止まりません。若い青年の活躍と成長の物語、好きですね。このシリーズも最後まで追いかけざるを得ない。 | ||||
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迅速に配達していただきました。 ジェフリー・アーチャーの本はいつも面白く読んでいますが、 今回も期待に違わない内容です。 | ||||
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文庫本500ページ超えの長旅・・・かと思いきや、なんだ、日帰り!?みたいなジェフリー・アーチャー期待通り、止められない止まらない、えびせん的な、あっという間の旅でした。 | ||||
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小説に登場する人物をもう少し多く最初に書いてほしい | ||||
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申し分のない傑作だった | ||||
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ジェフリーアーチャーの作品が初めての方も、過去に何冊も読んでいる方も、 両方が楽しめる作品だと思います。既に次巻の発売が待ち遠しいです。 本書の著者はジェフリーアーチャーですが、クリフトン年代記の中では、 売れっ子作家(クリフトン本人)が書いているベストセラーでもあります。 話としては、主人公の若き青年が、大学卒業後すぐに警察組織に入り、 担当する事件を解決しつつ新たな事件に巻き込まれ(!?)ながら いち警察官 として1歩ずつ成長していく、その過程を描いた物語です。 本巻はその1作品目であり、次作、次々作のトリガーとなり得る小さな物語も 何か所かありました。主人公ウォーウィックのピンチを招くのか、チャンスに つながるのか、想像力が掻き立てられます。ジェフリーさん、やっぱりうまいですね。 なお、(有名)絵画の知識がある方は、より一層楽しめると思います。 私には予備知識がないためさっぱりでしたがね・・・ 最後に、 自然で読みやすく、臨場感のある日本語訳に仕立て頂いた 戸田裕之さんに感謝申し上げます。 | ||||
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<紙媒体>の小説は少し取り掛かるのが遅くなります。「運命のコイン」(2019/11)の翻訳から約1年。「レンブラントをとり返せ-ロンドン警視庁美術骨董捜査班- "Nothing Ventured"」(ジェフリー・アーチャー 新潮文庫)をためらいながら手に取り、(さすがミスター・ページ・ターナー)読み始めてしまえば一気に読み終えることができました。 サブタイトルが示すとおり、警察小説。1979年から物語は幕を開けます。1982年、ロンドン警察学校に入学した主人公・ウィリアムのプロフィールが特異ですが、(アーチャーらしい)フェアな人物造形には変わりがありません。そして少し端折って、彼はロンドン警視庁、美術骨董捜査班(そんなものが果たして存在するのか(笑))に着任します。そして、いくつかの小ぶりな事件を解決しながら、邦題通り、レンブラントの「アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち」(ここまでは言ってもいい、と誰か言って欲しい)の贋作が端緒となり、大物名画窃盗犯を遮二無二追いかける事になります。仲間の刑事たちと共に。(因みにこの絵画は、実際には「アムステルダム国立博物館」に所蔵されているはずです。) ストーリーはいつものように語ることができませんが、前半、登場人物たちはロンドンを出ることがなく、まあいつもの波瀾万丈<アーチャー・ストーリー>だと思いながら、中盤以降は他国に飛び出し、3つの事件が並行して描かれ、終盤は見事な「法廷劇」へと展開していきます。 少し前のロンドンがノスタルジーを誘い、おしゃれな恋が描かれ("モバイル"のなかった時代の恋愛はたいてい美しい(笑)。<待ち合わせ>に間に合わなければ、そこにとても貴重な埋め合わせの時間が生まれます)、そしていつもよりも少しグレイな(陰影を帯びた)キャラクターたちとストーリーがジェフリー・アーチャーの「変化」と言っていいのかどうか?でも、最後までスリラーとしての骨格がしっかりしていますから安心でウェルメイドな警察小説に仕上がっていると思います。(楽屋落ちですが、レン・デイトンの「ベルリン・ゲーム」に私は反応してしまいました(笑)) 原題”Nothing Ventured”に続く言葉は、”nothing gained”ですね。アーチャーは、80歳を超えても尚、ストーリー・テラーとしての「冒険」への意欲を失っていないのでしょう。頭が下がります。 183ページ目にピカソの「ウーマン・オン・ア・ビーチ」について、「「青の時代」のものですね」というウィリアムと警視長・ホークスビーとのやりとりがありますが、ちょっと違和感を感じました。”Woman On the Beach”であれば1932年ですから、「青の時代」と呼んでいいのかどうか。まあ、私の知識不足かもしれません。 | ||||
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