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あかり野牧場



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【この小説が収録されている参考書籍】
あかり野牧場
あかり野牧場(祥伝社文庫ほ4-2)

あかり野牧場の評価: 4.00/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

予定調和の大団円をドラマティックに

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

ゲートイン(始まり前)の時点で,ゴール(結末)はほぼ見えてしまっているわけで,
そこへどう辿り着かせるのか,多少の不安を交えながらの序盤というのが正直なところ.

しかし,中心となる牧場だけでなく,厳しい立場の騎手,信念を持つ調教師など,
一頭の競走馬に関わる人々を,彼らの周囲や競馬以外の部分も含めて見せることで,
予定調和の大団円を,しらけさせず,ドラマティックに描いている印象を受けました.

また,終盤のレース場面も,芝生を蹴り上げる競走馬の足音が聞こえてきそうな,
競馬を知っている人なら,緊迫感のある激しい追い比べが伝わるものとなっており,
そのため,そちらに明るくないと,ありきたりな物語に感じてしまうかもしれません.
あかり野牧場(祥伝社文庫ほ4-2)Amazon書評・レビュー:あかり野牧場(祥伝社文庫ほ4-2)より
4396348789
No.3:
(4pt)

制覇の夢

北海道の家族経営の零細牧場が生んだ競走馬キタノアカリ。
中央競馬デビュー以来、圧倒的着差をつけて連勝し、GI制覇に挑む。アカリの挑戦に、町全体がそわそわ、大騒ぎ。
陰で笑われやっかまれ、肩身が狭くなろうとも、牧場主の灯野摂男は、
大牧場が席捲するGI戦線で、世代7000頭超の頂点に立つダービー制覇の夢を見続ける。
馬主・騎手と読んだので、牧場主も。システム化された大手にはない、
零細牧場の知恵と愛情を精一杯注いだ競走馬の熱い物語でした。
そして、読了後の週末は、有馬記念‼タイムリーすぎる‼
あかり野牧場Amazon書評・レビュー:あかり野牧場より
4396635931
No.2:
(4pt)

馬を間に挟んだ人間模様

北海道の家族経営の牧場が繁殖した馬がG1勝利を目指す中での周囲の人間模様を描く。
著者としては、今までにない競馬という舞台ではあるが、丁寧な取材が感じられ違和感なく丁寧に描かれている。
いつもの人間の泥臭さや裏側を描く部分があっさりしており読者の感情の揺れ幅は多くはないが、それゆえに読みやすい面もある。
ストーリー的には定番でありながらもそれでも暖かい気持ちにさせられる。
あかり野牧場Amazon書評・レビュー:あかり野牧場より
4396635931
No.1:
(5pt)

リアル

フィクションというものの今の競馬界を考えれば、限りなくノンフィクションに近い作品で凄くリアルであっという間に読み終えました。
「それはないだろう!」という漫画の世界ではなく、それぞれの登場人物に肩入れしたくなる気持ちでした。
あかり野牧場Amazon書評・レビュー:あかり野牧場より
4396635931

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