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ほっこりミステリー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ほっこりミステリー (宝島社文庫)

ほっこりミステリーの評価: 2.80/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ほっこりと言う言葉が大嫌い

伊坂氏以外は名前さえ聞いた事が無い作家だが、この様な本は知らない作家を読むきっかけにもなるので、面白い。

伊坂幸太郎「BEE」★☆☆☆☆
主人公兜の裏の職業は殺し屋。なのに、妻には頭が上がらないと言う、なんとも情けない設定と言うのは大変に面白い。解説によるとスピンオフ企画の様だが、短編の為か本作は面白くなかった。

中山七里「二百十日の風」★★★☆☆
過疎の村に、産廃処理施設を誘致する幼馴染と、自然を愛する主人公との闘いが軸。面白いと思ったのは、普通この手の内容だと、善と悪がはっきりと分かれ、誘致業者が悪で自然を守ろうとする主人公が善となるが、ストーリーは割と客観的に書かれており、必ずしも誘致業者が悪(結局、主人公に対して法違反行為をするのだが)とは書かれていない点と、自然を守ろうとする行為が自己満足に過ぎない部分もあると述べている点が良かった。「事件」の解決は、いささか取ってつけたような感じがする。

柚月裕子「心を掬う」★★★★☆
地検の検察官である主人公と郵政監察官が犯人を追い詰める。導入部の居酒屋のおやじは、少し在り来たりかな?と思ったが、検察官と監察官と言う余り聞きなれない職種の人が出てくるのが面白い。タイトルも秀逸。
この話もスピンオフと言うか、検察官後に弁護士となった時点での長編がある模様(解説より)。そちらも読んでみたくなった。

吉川英梨「18番テーブルの幽霊」★☆☆☆☆
う~ん。。。これもスピンオフと言うか著者の代表作のシリーズの若かりし頃の話。最初、妹が8歳で、その兄という設定、なのに兄の友人が現場のレストランで働いているという設定に???となったが、再婚した親同士の連れ子という関係で納得。この様な大人びたセリフを話す8歳児と言う設定が自分には向かないので評価は低くなった。

どうせなら、各作家の人気シリーズの主人公のスピンオフ企画として統一すれば、面白かったのにと思う。
ほっこりミステリー (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:ほっこりミステリー (宝島社文庫)より
4800223393

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