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警官の道



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初公開日(参考)2021年12月
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警官の道 (角川文庫)

2023年12月22日 警官の道 (角川文庫)

「力が必要だ」--母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。 組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。 「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー! 上級国民 葉真中顕 許されざる者 中山七里 Vに捧げる行進 呉勝浩 クローゼット 深町秋生 見えない刃 下村敦史 シスター・レイ 長浦京 聖(あきら) 柚月裕子 解説 西上心太(「BOOK」データベースより)




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警官の道の総合評価:4.40/10点レビュー 5件。Dランク


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No.5:
(4pt)

受賞経験者7人が書いた短編集

『警官の道』には、「このミステリーがすごい大賞」「江戸川乱歩賞」などの受賞経験がある40歳代、50歳代、60歳代の円熟期を迎えようとしている7人の作家が書いた短編が収録されている。
『警官の道』というこの本のタイトルからも想像がつくように、7つの作品に共通していることは、どの作品も何らかの形で「警官」に関わりがあるということである。
個人的には、7つの作品の中では、ちょっとしたどんでん返しがあり意外な結末が待っている葉真中顕氏の『上級国民』と柚月裕子氏の『聖』の二つが特に面白く読み応えがあった。
長浦京氏の『シスター・レイ』は、途中まではこの本のタイトルにある警官には全く関係がない作品に思われるが、主人公能條玲の正体と過去が明らかになってくると、タイトルから外れていないことがわかる。主人公玲のアクションシーンと彼女の格好良さが光る。
呉勝浩氏の『V字に捧げる行進』は、あくまで私個人の感想であるが、あまり面白みを感じず少し退屈な作品であった。
柚月裕子氏の『聖』は、7つの作品の中で最も人情味を感じさせる作品となっている。
短編集なので、一つの作品が長くなく飽きずに読みやすい。
警官の道 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:警官の道 (角川文庫)より
4041140854
No.4:
(1pt)

結局は長浦京のプロモーション

アンソロジーとあるが長浦京以外の著者のぺージ数は
50ページ前後なのに長浦だけは約90ページ。しかもこれが
特に面白くない。

柚月・中山の名前で宣伝価値を高めただけの露骨な
売り出し本。
警官の道 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:警官の道 (角川文庫)より
4041140854
No.3:
(1pt)

警察小説の魅力は伝わらない。凡庸な作品ばかり

警察組織や警察官を描いた小説には傑作が多い。注目若手の書き下ろしときいて楽しみに読み始めたが。まったくの期待外れ。いわゆるラノベのような薄っぺらな作品ばかり。小手先の技術で話の運びは手慣れたもので一応読ませるが、作品としては薄っぺらで、全く魅力に乏しいものばかり。辛うじて合格点は柚月裕子 くらいか。それも悪くはない程度。七作品評価をしてみた横山秀夫や新宿鮫クラスの最高ランクをFとしてFABCDの五段階、最下位のDはせいぜい同人誌クラス。プロの作家としては失敗作。

上級国民 C 設定と話の運びはわるくない。ただ狙った意外性も新鮮味無し、凡庸
許されざる者 C タイムリーで前半の運びは悪くない。後半尻つぼみ、人間心理も深みに欠ける。
Vに捧げる行進 D 変わり種で面白いとも言えるが発想を生かし切れていない。
クローゼット C 素材はタイムリーだが、シリアスな問題として掘り下げがまったくない
見えない刃 C 同上、こちらのほが「クローゼット」よりは少しマシ
シスター・レイ D コミックの原作本か。ご都合主義のトンデモ駄作
聖 B 少し後味の良い、凡作
警官の道Amazon書評・レビュー:警官の道より
4041120764
No.2:
(4pt)

意欲作 でも、タイトルが大失敗

これ、企画・人選した編集者とタイトルをつけた編集者は、
まったくの別人じゃないかな?
編集経験のない私が勘ぐってしまうくらい内容と乖離している。
「警官の道」でカバーには警察の紋章、帯には「組織で生きる者の矜持」
だもの、王道警察小説のアンソロジーだと多くが思ってしまうし、
他のレビュアーさんのように厳しい評価になるのも無理ない、
というかむしろ当然だと思う。
実際は、王道を外れたオルタナ系警察モノ風小説のアンソロジー。
今野敏や佐々木譲のような作風を期待したら、確かに大外れ。
でも、書き手に惹かれて読んだ人には、期待を裏切らない内容。
私も王道警察小説だと思い込み、それで逆に完全にスルーしていたけれど、
今になり長浦京、深町秋生、それに葉真中顕まで書いてると知り、ようやく手を伸ばした。
まさに「2020年代の警察小説」で、
本庁と所轄の対立とか、上司の不正を疑う部下の苦悩とか、そういうのに飽きた人には
かえって魅力的な話が揃っている。
深町秋生の「クローゼット」は着眼点も含めて素晴らしかったし、
長浦京の「シスター・レイ」は往年の大藪春彦の作風を
今に合わせてブラッシュアップしたみたいで面白かった。
直木賞候補経験者(受賞はしていない)が複数書き手に名を連ねているのも、
何だか象徴的な感じがした。
ただやっぱりこの内容で、「警官の道」はないよな。
薄暗い裏道を歩いてゆくような話ばっかりだし。
せめて帯に「新しい警察小説のカタチ」とでも入れてくれたら、
随分印象も、手に取る読者の層も、評価も変わっただろうに。
編集者の腕やセンスって重要なんだなと学んだ一冊。
警官の道Amazon書評・レビュー:警官の道より
4041120764
No.1:
(1pt)

良かったのは柚月裕子だけ

警察小説に何を求めるかによって評価がわかれる本。今野敏や佐々木譲のような作品を期待するとハズレ。柚月裕子の作品だけは良かった。この主人公で長編が読みたいと思う。
警官の道Amazon書評・レビュー:警官の道より
4041120764



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