(短編集)
しあわせなミステリー
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短編集で、以前読んだことのある作品が一つあったが、ほかの作品も面白かったです | ||||
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日本を代表する四人のミステリー作家によるオムニバスミステリー短編集。伊坂幸太郎、中山七里、柚月裕子、吉川英梨とそうそうたるメンバーだが、期待値が高かっただけに今一つの読後感。それぞれの長編ミステリーを読んだことがあるだけに(吉川さんはまだなので除外)、そのギャップに残念な思いも。決して面白くないわけではない。が、なんだろう。ドキドキ感があまり無く、淡々とした展開が拍子抜けしたのかも。ゴールデンスランバーや夏目シリーズ、柚月作品なと珠玉の作家たちであることは揺るがない。ただ本作そのものがあまり琴線に触れなかっただけ。 | ||||
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伊坂幸太郎(第5回本屋大賞受賞、第21回山本周五郎賞受賞)、中山七里(第8回『このミス』 大賞受賞)、柚月裕子(第7回『このミス』大賞受賞)、吉川英梨(第3回日本ラブストーリー 大賞エンタテインメント特別賞受賞)ら人気作家が描く「人の死なないミステリー」4編を収録。 まず、伊坂さんの「BEE」。殺し屋の男の日常生活が描かれているが、彼の非情な仕事と日常 生活のギャップが面白かった。ハチ退治に悪戦苦闘する男の姿から、いったい誰が彼を殺し屋だと 思うだろう。また、完全防備でスズメバチと格闘する男の心理描写は読んでいて楽しかった。 伊坂さんらしい作品だった。 「二百十日」は、産廃処理施設の反対運動と、忽然と姿を消した慰霊碑の謎をからめた作品だが、 過疎化に悩む人々の苦悩も描かれていて興味深いものがあった。 「心を掬う」は、この本の中で一番強く印象に残った話だった。時代設定は今とは違い水洗トイレが 広く一般に普及していない頃だが、その状況をうまく生かした楽しめる内容だった。ここに登場する 佐方を主人公にした「佐方貞人シリーズ」もあるとのことで、そちらもぜひ読んでみたいと思う。 「18番テーブルの幽霊」は、予約されるのに予約者が現れない18番テーブルの謎をめぐる さまざまな人間模様がよかった。人が人を想う・・・。そのことにも感動した。 いろいろな趣の話が楽しめて、まあまあ満足できる作品だった。 | ||||
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