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奪回
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奪回の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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イタリア、イギリス、アメリカと三カ国に わたる誘拐事件に立ち向かう。誘拐解決請負会社Liberty Marketに働くアンドリュー・ ダグラス。誘拐する者とされる者への心理戦。ディックフランシスとは思えない異色の 作品である。主題が競馬そのものではなく、 その周辺に起きる事件である。ある意味、畑違いの題材を見事に描く。 行き詰まる誘拐事件に息つく暇のないサスペンスである。誘拐に対する人の気持ちをものの見事に書ききった渾身の一作である。 | ||||
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ディック・フランシスの競馬シリーズの1983年の第22作。主人公は誘拐対策コンサルタント。競馬関係者が連続して誘拐される3つの事件での、颯爽たる活躍を描く。被害者の家族は、身代金はいくら払ってもよいと思い詰めるが、実際に家計が立ち行かなくなるほど払ってしまうと、後に家庭崩壊につながりかねないので、犯人と交渉してできるだけ身代金は値切る…等々、知られざるプロの仕事ぶりが興味深い。約450ページと長めだが、いつもながら読みやすい文体で、話がテンポ良く進むので、長さを感じさせない。内容もおもしろく、充分に楽しめたが、初期の話とはだいぶ雰囲気が違う。もう「本命」や「度胸」のフランシスではなくなったのだな、と一抹の寂しさを覚えたのも事実である。 | ||||
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