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チェス盤の少女
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チェス盤の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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チェスの大会に出場する為集まった少女が誘拐され・・・というお話。 サイコ物としては、典型的な感じもしますが、キヤラクターがよく出来ており、最後まで楽しく読めました。 暗い感じの作品ですが、あまり残酷にならない所も好印象です。逆にサイコ物に残酷さを求める向きには物足りないかも。スマホ、YouTube.ポケモンと言う言葉が出て来るのも現代的に思いました。 後半に意外な展開があるのも定石ですがミステリの規範に則っていて評価できます。デビュー作でここまで出来れば立派です。 著者の今後に期待したいミステリ。機会があったら是非。 | ||||
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翻訳ではなく元の文章がそうなのであろうが、短文の連続にテンポが合わない。 | ||||
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ちょっと入り込むのに時間がかかりました。タイトルにチェスとあって、チェスが好きなのでもっとチェスの話が絡んでくるかと思いましたがそうでもなく。ちょっと想像とは違う感じでした。 | ||||
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それなりに面白いと思いますが、少女の精神疾患、チェス、誘拐犯の設定、刑事の健康状態など、色々な小説のキーワードはあるものの、結果としてどれも中途半端になってしまっていると思います。とくに邦題タイトルにもなっている「チェス」については、もっとも戦術や駒の動かし方自体が事件解決のキーになってくるのか、と思いきやさほど重要ではない(と言う事でもないのだが)ので肩透かし。でも「チェス」ではなく「チェス盤」としているのが、ささやかな出版社の誠実さなのかもしれない。原題「The Memory Wood」のほうが小説の「核」になっているので、気になる方はそちらを頭に入れて読むことをお奨め。小説としては目新しいことはないので普通評価です。 | ||||
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魅力的な謎がどんどん出てきて、次の展開が非常に気になります。ぐいぐい読ませる本。 こういう本を読むと、日本のミステリよりやはり海外ミステリは一枚上手だなと思っちゃうかも。 | ||||
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著者名を見かけたことがあってお借りしましたが、パズルのサムロイド(1841 - 1911)とは別人です。 意外な合致としてパズル的な叙述トリックを多用したミステリーですが暴力的な作品で、何より児童虐待と後遺症の描写がかなりきついので十分精神に余裕がある時に読むことをお勧めします。 ホラーとしての第一章とミステリーとしての第二章で構成されています。 一章後半へ向けて叙述トリックがどんどん増えていくので中だるみしないのですが、その分第二章のご都合的な収束が言い知れぬ不安を残します。 | ||||
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謎の森に住む少年イライジャ、チェスの天才少女で誘拐され監禁されるイリサ、操作する女性警視のメイリード、この3人の視点で語られます。イライジャの視点からダークホラー、イリサの視点から少女の監禁から脱出していこうという知恵と勇気の冒険ミステリー、メイリードの警察物と、3つの違うテイストが混ざった作品という点では、ユニークかもしれません。 特にチェスの話がうまくはめこまれていて、そこは秀逸だな、と思いました。少女の冒険ということで、けっこうよく構成されていると思います。イリサのキャラクターもよく書かれています。応援しちゃいます。 イライジャの住む記憶の森の姿は、ホラーのテイスト。イライジャの正体が誰なのかというのも、まあ、お楽しみに。 メイリードのエピソードはもう少し掘り下げてあるといいのかな、と思います。 という作品ではあるのですが、ストーリー全体としては、ちょっと魅力に欠けるかな、と思いました。もう一工夫あってもよかったんじゃないかな、と。 それでも、イリサが助かるのかどうか、という点えでは、ページをめくらせる力は強いです。 | ||||
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翻訳小説を読むのが久しぶりということもあってか、最初はなかなかページをめくる手が進みませんでした。 実際訴求力はちょっと乏しく感じられたし、読んでいて退屈にすら感じるところがありました。 ところが、物語が動き始めると結構なジェットコースター感が発生! ページをめくる手がどんどん早くなっていきました。 そして読了してみて、「面白かったか?」と聞かれると「面白かった」とは答えられます。 しかし他の方が言及しているように、犯人の動機は正直弱いです。 また、邦題も少し内容からズレているように思います。 利発な少女がチェスのルールを活かした奇想で犯人をやっつけるようなものを想像していると、これはまったく、完全に的外れです。 もしかしたらケッチャムの「隣の家の少女」あたりのタイトルを彷彿させたかったのかもしれませんが、失敗だと思います。 むしろ原題通りに「記憶の木」とか「記憶の森」の方がふさわしいのでしょうけど、今度はそれではタイトルに訴求力が無くなるのでしょうね。 ついでに、YouTubeは正直まったく取り上げる意味がありません。 「それだからこそ」のプラスアルファは期待してはいけませんし、何も書かれていません。 手触りとしては同じイギリス人作家のガイ・バート作「ソフィー」が結構近いテイストではないかと思います。 処女作でこのクオリティなら、作者は将来化けるかもしれないです。 ちょっと荒削りなところはありますが、それすらも一気に読ませてしまう筆力はなかなかのものです。 一読の価値は十分あります。 でも、冒頭はかなり退屈なので、そこだけは覚悟して濃いコーヒーでも準備してから手を伸ばすのがいいと思います。 | ||||
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冒頭からとっつきにくいというか、翻訳がわかりづらいというか ちょっと最初のほうは我慢が必要。 もっとわかりやすい表現はなかったのかと疑問。 私の読解力がないだけかもしれませんが… 内容の個所に概要がかかれていますが、ダークミステリとあるように 明るい話ではないので人を選ぶかもしれません。 著者にとってはこちらがデビュー作とのことで、個人的には悪くなかったと思うので 今後に期待したいです。 | ||||
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ネタバレするといけないので、いろいろ書けませんが いろんな事象が複雑に絡み合って、気を抜いていては読めません。 満足しながら読めます。 楽しい時間を過ごせました。 確認したかったので、あとから2回ほど、流し読みもしました。 | ||||
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チェスの天才少女が誘拐され、その才覚で犯人の裏をかき逃亡・脱出するまでを描くサスペンス・・・? ある日突然家族が拉致されあとからその目的や状況を解明するのは困難ですが どんな状況に陥っても諦めず生還しようと懸命な被害者の心地を想像するだけでゾクゾクします★ 翻訳ものはわかりにくいところもあって苦手ですが、YOUTUBEなどイマドキっぽさもあって新鮮でした。^^ | ||||
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サスペンスはとても好きです。 この本は、いろんな登場人物の視点が描かれているサスペンス小説 すこし表現が多くて読むのが大変です。 特に初めのイライジャ少年の部分が情景描写が多くて内容が入ってこなかったです。 イリサのチェスの試合あたりからは読みやすくなってきましたが またイライジャの描写に戻ります。 すらすら読める感じではない、赤川次郎の三毛猫ホームズを読んでいた程度の素人では厳しいものでした。 | ||||
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サンスペンス系など普段読まない、好きでは無い場合は読んでいて辛いと思います(重めかもしれません) 翻訳本なので、所々読みにくいなと感じる部分はあります(翻訳本独特の言い回しの様な) 内容的には誘拐された少女のお話で、それをチェスに見立てたストーリーなのですが、そんなにインパクトがある設定でもなく、重めの話の中にも読み進めるのに惹かれる様なポイントもあまりなかったかなと思います。 全体的には面白いんだけど・・・うーんという微妙な読後感で何とも言えませんでした。 | ||||
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この物語の情景を頭の中に浮かび上がらせるのに、少々時間がかかった。 実のところ、像を結べるようになったのは半分以上がすぎてからだ。 それまでが 出てくる少年の幻想混じりの視点、誘拐された少女の生き抜くための努力、捜査官の私的な事情と捜査の進展……概ね三者が入り交じり、話は進められていく。 そこが中々に時間がかかる。 与えられる情報に、なんだか古めかしいような話に思え、こういうことだろうか?と推理をしつつも、読み進めていくのが少々面倒になってくる。 だが、これがあるときからガラッと変わる。 実は二部構成のこの話。二部からがそれまでの鬱憤を晴らすかのように面白い。 後半は海外の犯罪ドラマのようなサスペンス。 様々の置かれた状況、真実がわかってきて、前半に置かれていたピースが見事につなぎ合わされていく。 これか!と、ごく普通に見えたものが実は重要であったことがわかる。 ここから、イメージの画像もしっかりと画を結んだ。 北欧系のサスペンスドラマ。冷え冷えとした風景に、暗い色をした制服を着た警官達。深い緑。イメージがはかどった。 捜査官の画も、職務に忠実に携わり、そして家庭と悩みを持つ女性……。 ラストは、ある意味あっさりとしていた。 だが、面白かった。 ただ、その面白さがわかるまで、少し時間がかかる。スロースターターなところが、損をしているように思えた | ||||
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記憶の森の方がずっと良かった感じがする。 最初のドキドキ感が途中でなくなってしまう。 なんだか中途半端でストーリーが収束する。 とてもやるせなさの残る終わり方だった。 | ||||
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ざっくり言うと拉致のお話です。 ですが、それの心理描写やなぜ誘拐が起きたのか?をチェス版のように整理していく様など面白かったです。 ちょっとホラーっぽいと思いました。不安定さが常にあり、そういう意味でサスペンスが好きな人にはお勧めできます。読み進めていくと、あれ、、、これもうページないよ?って思うのだけど、まだまだいろんなことが起こります。面白くて勢いがあるので一気に読めます。読むのが遅い私ですが、一週間ほどで読み終わりました。 面白かった! | ||||
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誘拐された少女が脱出するまでを描くサスペンスです。非常に詩的な文体ですが、内容が陰惨で読んでいてつらい。面白いと感じるには程遠い。この作品が独特なひらめきと感性に支えられていることは間違いない。だが、その感性を受け入れられないと読むのが苦痛になる。 随所の挿入される登場人物の心の声が刺激的で心に刺さるようで不愉快だ。また主人公が聞いた犯人達の声の表現も独特で際立っている。効果的なのは理解できるが、内容を受け入れるには重苦しい。 孤独に沈み込み深いところで息をひそめて読みふけり、最後に一気に浮かび上がるのが性に合えば良いかもしれない。ただ、浮かび上がるまでの時間があまりにも長すぎる。 この作品は息苦しすぎる。 | ||||
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誘拐された少女は床をチェス盤に見立てて犯人と対抗、、作者的には、このアイデアが閃いたことで物語を紡ぐ動機になったのだろうなぁ、とは思うものの、読者としては今一つそこが伝わってこない印象です。 チェスを得意とするということは、優れた論理性を有しているわけで、犯人と先の展開を読み合ったり、一見すると無意味なことが伏線だったり、罠だったりといった高度な騙し合いを期待してしまいます。 しかし、物語展開はどうもそれが活きていません。物語にロジックが無いのです。 ただ、おどろおどろしい描写や得たいのしれない恐怖感を「描写」として煽るだけで、なんでそうなったのか、なんでそう考えたのか、行動したのかがまったくもって説明不足です。 テーマとするチェスの特性はモチーフ程度の存在に過ぎません。 なんでもかんでも異常心理の一言で片づけられてしまうような、安直なサイコ系サスペンスのように感じました。 | ||||
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「ルーム」という映画がありましたが、なんとなくあれに似たストーリーや雰囲気の作品です。誘拐された少女がチェスの名手で、閉じ込められた地下室の暗闇の位置関係をチェス版をもとに把握するというプロットは、チェス好きとしては面白く感じました。ただ、必ずしもチェスが物語の主題となるわけではないので、このタイトルの邦題はどうかと思います。てっきりチェスのテクニックまで学べるものかと期待してしまいました。物語の展開は興味を引かせますし、なんと言っても主人公の少女の頭の良さを追体験できるのが本書の醍醐味です。ただ、ダークミステリーなので、気分が優れないときに読むと憂鬱になるかもしれません。 | ||||
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少女が誘拐されてどこかに監禁されるミステリー小説です。 嘔吐シーンがすごく多いのが気になりました。 主人公をはじめ登場人物が三人くらいは小説の中で吐きまくってましたね。 嘔吐恐怖症の人は読まない方がいいかもしれません。 | ||||
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