(短編集)
モーフィー時計の午前零時
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チェスは門外漢としての興味だけでできないのですが、作家の顔ぶれを見て読みました。 この種のテーマアンソロジーはもともと好きなのですが、かなりセレクトのバランス感が良い部類に入ると思います。 中でも効いていると思ったのが、小説集でありながら、1篇だけ入っているノンフィクション。ここでエキセントリックなチェスマスターの傾向やチェス好きの熱狂を事実として読むことで、その他のフィクション作品で描かれるチェスに人生を左右される人間像が、全くの門外漢にもリアリティを持って見えてくるので、非常に効果的です。 フィクションはこの種の作品集の定石通り、ミステリもSFもファンタジーも無論メインストリームも楽しめるバラエティに富んだ内容です。 作家陣が著名で充実しているので、かえって拾い物、掘り出し物という予想外の発見はありませんが、手堅くこちらの期待に応えてくれる作品が揃っています。主人公がチェスに深く傾倒している作品ほど読後の印象が強いのは、テーマアンソロジーとしては大成功といえるでしょう。 | ||||
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チェス小説を11集めたアンソロジーです。うち5つは初の邦訳だそうです。 小川洋子氏が序文を、羽生将棋名人が帯に文をよせています。名人チェスもできるんだ。。 内容はいろいろで、ミステリー様だったり、SFだったり、ノンフィクションもじつはあり。 最後にはプロブレムまでのっています。あとがきに解説あり(一応まだ見てません)。 チェスが扱われているという大枠なくくりのようです。 読んだ中であげるとしたら、「シャム猫」という短編が面白かったです。次は「ユニコーン・ヴァリエーション」という不思議なお話。どちらもチェスについて知らなくても読めます。 個人的には「?」というものもありましたが、面白い試みと熱意に星5つ。装丁も渋い。 | ||||
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