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極刑



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【この小説が収録されている参考書籍】
極刑

極刑の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

もうちょっと刺激的に・・・

ちょっと物足りないかな。
もうちょっと刺激的にしてほしかったかな。
極刑Amazon書評・レビュー:極刑より
4575243132
No.1:
(3pt)

読むほどに想いは複雑になる

主人公半田龍樹の行動規範、思考が正しいのか、違うのか、最後まで揺れながら読んだ。
物語の結末とは別に、読者としては、いまだに煩悶し続けている。
これでよかったのか? いや違うのではないか? その繰り返しである。
敵として取り上げられているのは、いずれも反省のない極悪犯で、主人公は判決外の仕置きを実行する。
事案は、ドラッグレイプ、ネットでの誹謗中傷、飲酒により車の暴走事故、無差別通り魔、児童ポルノなど、誰もがむかつく犯罪者を取り上げている。
現代版仕置き人といった設定だ。連作短編形式で、一本横串は通っている。

だが主人公の仕置きの手法が、ほとんどが同じ手法なのと、拉致するまでの過程が、都合がよすぎる。
そんな簡単に捕まえられないでしょう。
一定の共感は出来るものの、カタルシスは得られなかった。
これは社会派の問題定義小説であって、帯にあるような「黒く愉快な圧倒的エンターティメント」ではない。エンタメとしての痛快さはまったくないのである。
ミステリとしてはどうかとなると、さらに希薄である。ほとんどトリックはなく、都合よく犯人に近づくだけで、危険がなさすぎる。スーパーマン的な人物設定と現実的な事件との乖離がありすぎるのだ。
それでも、次作は読んでみようという気にはなる、新人であった。
極刑Amazon書評・レビュー:極刑より
4575243132

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