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名探偵のはらわた



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【この小説が収録されている参考書籍】
名探偵のはらわた
名探偵のはらわた (新潮文庫)

名探偵のはらわたの評価: 3.48/5点 レビュー 25件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

これでもマイルドなほう

この作者の特徴といえば
・激しいバイオレンス、えぐめのグロ描写
・奇抜な設定の世界観
・二転三転する多重解決
・真相を明かす探偵役が意外な人物である

といった感じだけど今作はだいぶ抑えめな印象。
マイルドな分、万人受けなのかと思う。
しかしそのせいで、作者のファンには物足りないかもしれない
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.5:
(3pt)

実際の事件を基にしたとんでもミステリー

昭和に実際にあった猟奇殺人事件を基に多重解決をしていくミステリー。
面白かった。
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.4:
(3pt)

ミステリーの新境地へ挑戦し続ける新進気鋭の作家

相変わらずめちゃくちゃなミステリーだなぁ…(褒め言葉)
今まで白井作品に触れたことがある方なら作風の説明は不要だと思います。現実世界にファンタジー要素を混ぜ込んだいつもの白井作品です。
とはいえ己が作ったルールを基本破らない作家なのでトンデモではあるもののバカミスではありません。きちんと推理できるような構成になってます。まあ作りが荒いので緻密とは程遠く、都合のいい展開だなぁと思う部分もありますが。
本作は実際に起きた有名な事件がモデルとなっています。毒物コーラ事件や津山三十人殺しなど、名称や設定は変えていますが叩き台となった事件はわかりやすい。で、これらの事件の犯人が現代に蘇り再び殺人事件を引き起こします。その犯人を捕まえるべく現代に召喚されたのがこれまた有名な名探偵で…というあらすじ。
主人公は名探偵の助手で、基本破天荒な名探偵の世話をする苦労人として描かれていますが、最後の最後で名探偵の推理力を上回ったのはかっこよかった。序盤の展開と重ねているのもいいですね。最初の品のある名探偵の方が好きだったので嬉しい活躍でした。
前述の通りストーリーは結構荒いので細かい部分を気にしない人向け。文章は読みやすい反面ラノベっぽい軽さなのでもう少し固めの文章が好みかな。白井作品にしては珍しくエグい展開控えめなハッピーエンドで締めてて驚きました。白井作品初心者向けですね。☆3。
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.3:
(3pt)

「ミステリ」ではなく「魔界転生ホラー」系ライトノベル

「名探偵のいけにえ」を先に読みましたので、かなり期待していたのですが残念ながら「死人が生体の肉体を乗っ取ってのいれかわり」による「凶行」であればトリックにまったく意味が無くなってしまい、「ミステリ」「推理」小説ではありませんでした。あらすじもものすごく書きにくいです。

表紙のイラストからして「?」のセンスだと思いますし、コミック原作が一番適しているのでは⁇と思います。
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.2:
(3pt)

本格ミステリーでは無い

ミステリーというより怪奇小説かな。ミステリーの要素はあるんだけど、ほんの基本設定で常識から斜め上に行ってしまっているので、ミステリーの原則から外れてしまっている気がする。そのてん、本格ミステリーを期待していると残念に感じると思う。ただ、そう言った点を加味しても面白いことは間違いない。先に「いけにえ」の方を読んでしまったから、残念さが残るのかもしれない。
結果マイナスとプラスが打ち消しあって星3つでした。
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.1:
(3pt)

最初さえ乗り越えられれば

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

少し長めで,かなり複雑な,最初の事件(編)を理解,納得できるかがカギと思われ,
そこさえ乗り越えられれば,目的や流れがハッキリし,最後まで付いていけるはずです.

以降はオカルトっぽくなりますが,相手が相手だけに善悪はおろか法もお構いなし,
とはいえ,導き出される仮説や,それをひっくり返していくロジックには概ね満足で,
その『特性』を活かして,見せる事件もあってと,エンタメ的にも楽しませてくれます.

また,探偵の助手ではなく,それ以下の従者,下僕として扱われる語り部の青年も,
探偵にいいように使われ,探偵になることができず,最後の推理もまたか…となる中,
始まりの始まりへと還り,全てを巻き取ろうと汗みずくで奮闘する姿には胸が震えます.

そして,後日談の初々しさと,すぐそばの状況には,微笑ましさと苦笑いが入り混じり,
その一方,クセの強い探偵が見せた変化にも,思わずフフッと笑みが込み上げてきました.

伏線がわかりやすく,違和感を覚えるやり取りがあったことはやや気になったものの,
全ての解決はしておらず,『探偵たち』のこれからも併せ,続きが読みたいところです.

ただ,タイトルは何と言いますか,てっきりアレのことかと思いきや,まさかのアレで….
名探偵のはらわたAmazon書評・レビュー:名探偵のはらわたより
4103535210

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