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昏き目の暗殺者
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昏き目の暗殺者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ブッカー賞(ハメット賞も、だそうな)受賞に騙されるなかれ。ブッカー賞もゴールドダガー賞も、胡散臭い舞台裏があるのでは、と勘ぐりたくなる(要するに、エージェント、出版社、書評家三者の談合の結果っぽい)。で、この本、先に翻訳について言うと、良くない。 タイトルからして『盲目の殺人者』でよかったでしょ、と。昏き目と盲目じゃ意味が違う。盲目でしょ、作家の真意を理解していれば。一事が万事、翻訳者がやたら仰々しい日本語を選ぶ。ま、そもそも原作が酷いから訳文がどうのこうの言っても無意味だけど。入れ子構造がどうだっての? 入れ子部分が面白くない、読めたものじゃない。作者のいちばんの失敗は、リチャードとウィニフレッド兄妹を最初から俗人だと書いてしまったこと。だからサプライズの生じようが無い。姉妹が恋する左翼男も、キャラが薄すぎて、読者が姉妹の恋愛に感情移入するのは難しいと思われ。まあ、ローラのキャラだけは面白かったです。あ、それから、この本、ミステリでも何でもないですから。忙しい人はパスでよし、です。現代人は多忙ですから、読書も徹底して取捨選択しなくては、ですね。日本の小説のほうがレベル高い、と認識した次第。ああ~、ブッカー賞、ブランド落ちすぎ。 | ||||
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