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(短編集)
終点のあの子
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終点のあの子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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共学でしか過ごしたことがないから、女子校のことはわからないけれど、 なんかものすごいドロドロ。 読んでいて途中でイヤになった。 | ||||
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評価の高さから、気になって読んだものの…。全く面白みを感じませんでした。 私自身も女子校出身なので人間関係のいざこざは経験してますが、この作品の登場人物には誰にも感情移入できず、揃いも揃ってイライラする人たちでした。 学校サボりまくって海見に行く、とか、イジメをきっかけに勉強に打ち込んで有名大学に合格、とか、クラスの美人とオタクが交流を深めるとか、ありえなさすぎる上に話自体もおもしろくなく、読んだ時間の無駄でした。 こんなに酷評するのは初めてかも。 | ||||
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ここのレビューを見てびっくりしてしまった。 この作品に高評価をつける人がこれほど多いとは。 この人のほかの作品はどうだか知らないが、少なくともこの作品はここまでの高評価を受けるような代物ではない。 繊細な描写がどうのと言われているらしいけれども、技巧的なことでいえばもっと優れた作家は他に数多くいるし、この人が特別ということもない。 その時点でこの作品は文学や芸術といったものにはなりえていないのである。 ではエンターテイメントとしてはどうだろうか。 息もつかせぬ展開で最後には読者の予想をすべてひっくり返してしまうような仕掛けが、どこかに施してあっただろうか。 まことに残念なことに、そういった仕掛けはないし、そもそもこの小説は物語の設定や流れからして「そういう作品ではない」のである。 つまりどんでん返し的なものを期待してはいけない類の小説なのだ。なのに文学にもなりえていないとは、滑稽ではないか。 たぶんこの作者は、エンターテイメントも、文学も書けないのだと思う。 『終点のあの子』は、この種の小説の退屈さを心地よいと言っちゃうような人々に同意を得ればよいと、 能力の足らない自分(作者自身)に言い聞かせ、言い訳をして、エンタメや文学及び芸術として勝負することを捨てて書かれた作品であろう。 ただの日記、あるいはエッセイである。 文学を書く人間でやっていきたいのなら、悪いことは言わない、作者はもっと文章を勉強すべきである。 プロなのだから、私のような素人とは違うのだから、繊細で芸術的な文章を売り文句とするのなら、「すごい」と言わせてほしい。 そのくらいでないと困る。文章の上手な作家、昔の文豪とか、海外ならフローベールとか、現代の日本作家なら奥泉光とか村上春樹とか、 そういう作家と比べたときに、文章がこれでは物足りなさすぎる。 エンターテイメントでやるなら、もっと映画を観るなり、中途半端な知的探求に遊ぶことはせず(しているのかはわからないが)、 もっと通俗的な何かを学んでくれと言いたい。 ここに高評価を残している人も、文学と呼ばれるものに触れた「自分」に星5つをつけているのではないのかね? 読書をすることはすごいことでもなんでもないことをここに言っておく。芥川や太宰やチャンドラーやカフカを読んでいたって何も偉くないしすごくない。 周囲がもてはやすことは決して作家のためにならない。駄目なもんは駄目、いまいちなもんはいまいちと言ってやらないと、 作家の将来を壊すことになる。この作品はどう考えたってそこまで優れたものではない。これから読む人も、一度読んだ人も、冷静に、各誌から絶賛を受けたとかそういう肩書きに惑わされずに評価を下すことである。 | ||||
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