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グリーン車の子供: 中村雅楽探偵全集2
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グリーン車の子供: 中村雅楽探偵全集2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「中村雅楽探偵全集」の第2巻。 講談社文庫に同名のものがあるが、それとは内容が異なっている。 本書には、「ラッキー・シート」「写真のすすめ」「密室の鎧」「一人二役」「ラスト・シーン」「臨時停留所」「隣家の消息」「美少年の死」「八人目の寺子」「句会の短冊」「虎の巻紛失」「三人目の権八」「西の桟敷」「光源氏の醜聞」「襲名の扇子」「グリーン車の子供」「日本のミミ」「妹の縁談」の18本の短篇が収められている。 1961-63、71-76年に書かれたものが集められている。 全体的に低調なのはいなめないだろう。トリックが肩すかしであったり、構成に難があったり、あまりにもできすぎていたり。ミステリとしてはいただけない。 ただし、歌舞伎界/演劇界の味わいはよく出ていて、「グリーン車の子供」と「隣家の消息」は印象深い。 また、「襲名の扇子」や「妹の縁談」には、歌舞伎界の独特の習慣などが描かれており、興味深かった。 そのほか徳間ノベルズ版の著者あとがき、講談社文庫版の小泉喜美子の解説なども併録されている。 | ||||
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