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さいえんす?



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【この小説が収録されている参考書籍】
さいえんす? (角川文庫)

さいえんす?の評価: 3.88/5点 レビュー 26件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

誰にも楽しめる内容だが、ネタが古いのも結構ある。

理系作家東野圭吾さんが、理系的視点から語るエッセイ集。どれも短く手軽に読む事が出来る内容で、十分楽しめた。一番面白かったのは、HMVの犬の話だけど、あまり理系とは関係がない。あまり理系とか関係なく、誰でも楽しめる内容だったと思う。
  ただ、特に科学技術の分野は、日進月歩であり、さすがにネタが古いと思われるものが、結構あった。スポーツの時事ネタも、すぐ古くなってしまうので、こういう本にまとめられると辛い。それを差っ引くと、東野圭吾ファンでなければ、勧められない。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
4043718039
No.9:
(3pt)

なるほど

東野圭吾さんの小説はよく拝読していますが、エッセイは初めてで、なるほどと思いながら、一気に読みました。
日頃、なんにも考えず色々な物に振り回されている自分に気付かされました。もっとよく考えて生きなきゃダメですね。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
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No.8:
(3pt)

ネタが古くなってるのが残念

ちょっとネタが古くなってるせいか‥響かなかった。本がでた直後だったら、随分印象が違うと思う。
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4043718039
No.7:
(3pt)

「理系」だろうと小説家?

本書は、2003年から2005年にかけて書かれた28のエッセイで構成されています。前半の14のエッセイは、創刊から1年強で廃刊となった「ダイヤモンドLOOP」に掲載されたもので、後半の14のエッセイは「本の旅人」に掲載されたものです。本書は「さいえんす?」という総題で一冊にまとめられているとは言え、掲載雑誌の違いがあってか、前半と後半とでは、若干毛色が違っています。

前半は、科学技術と経済の問題を扱っていた雑誌「ダイヤモンドLOOP」に連載されていたエッセイだけあって、わりと堅い話題が取り上げられています。堅い話題とは言っても、科学や技術そのものに対する追及といった姿勢は基本的にはなく、どちらかと言えば、科学や技術が社会に与える影響という点に焦点が置かれています。ただし、問題提起や解決案が凡庸な割には、気負いだけが行き過ぎているのではないかと思われる部分もないではありません。

例えば、「数学は何のため?」というエッセイでは、応用数学的な立場から、教育における数学の必要性を熱弁し、あまつさえ、いささか暴言に近い、下記のような発言さえしています。著者の数学観は結構一面的で、そればかりか、数学者でも教育者でもない人間が、いくらお堅い雑誌に掲載されるエッセイだからと言って、ここまで断言するというのは、いささか冷静さを欠くというものでしょう。

- p.41
> また数学の授業を始める際には、これから学ぶことが何に役立つかを、教師が生徒にわかりやすく説明すべきだ。それができない者は数学教師として失格だろう。

後半のエッセイは、「本の旅人」に掲載されたもので、特に本書の最後に向かうにつれて、文学者としての著者の顔が前面に押し出されてきます。もっとも、いくつかのエッセイでは、気負いがなくなり過ぎているのか、野球の話をダラダラと続けていたりして、うんざりさせられる部分も、ないではありません。ただ、最後の方に掲載されている「四十二年前の話」や「どうなっていくんだろう?」というエッセイで語られている著者自身の思い出は、心に静かに忍び込んでくるような不思議な印象があります。

小説や文学的なエッセイが与える影響というものは、政治的なプロパガンダや「数学教師として失格」などという大上段な説教が与える影響とは、どこか根本的に違っています。エッセイを書いた際の本人の思惑については知るすべはないものの、最後のいくつかのエッセイを読むと、「理系」かどうかはともかく、やはりこの人は小説家なんだなと、若干微笑ましい気さえしてきます。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
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No.6:
(3pt)

200ページもないお手軽な薄さのエッセイ

個人的にどうも笑う所がある。
東野さんは、両親が商売をしていたので、ほうっておかれて毎日テレビを見ていたらしい。
(- -)同じ境遇です←

だから感性みたいなものが通じるのだろうか。不思議である。

手軽に読めるエッセイでした。
数学は何のため? 何が彼等を太らせるのか
理系はメリットか 少子化対策
ネットから外れているのは誰か 二つのマニュアル

他、たくさん。
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4043718039
No.5:
(3pt)

やや小難しい部分も

理系ならではの観点で書かれていて、なかなか面白いです。
DNAの話などは、その後の「プラチナデータ」につながるでのは、と思いました。
原発の話は「天空の蜂」でも書かれていますしね。
ちょっとしたヒマつぶしによいです。

「ちゃれんじ?」と比べると、やや小難しい部分もあるように感じました。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
4043718039
No.4:
(3pt)

科学?

東野氏が「科学」をテーマに28編のショートエッセイを書いている。
地球温暖化、少子化、震災などの社会問題から、オリンピック、プロ野球、血液型などのバラエティネタなどを東野氏の視点で意見している。
私も理系人間、エンジニアなので、なんとなく東野氏と考えが近い部分があり、友達と居酒屋で社会問題などについて話し合っているような感覚で読むことができた。

さいえんす...というキーワードは、会っていると言えばあっているが、若干こじつけな感じが否めないですね。
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4043718039
No.3:
(3pt)

気楽に読めて楽しいエッセイ

東野圭吾の理系エッセイ。科学エッセイと呼ぶのは、タイトル通り「?」が必要。

小難しいことは言わず、読んで楽しい。理系エッセイというと池澤夏樹氏の作品が大好きなのですが、これはそれよりもずいぶん軽い感じで気楽に読めます。

東野氏の主張とは違って、理系の作家は決して少なくないと思います。ミステリに限っても、医薬系から工学系まで様々な方がいて、それぞれエッセイをものにしていたりして、その中で、このエッセイの存在感はというと、いささか弱いなという感じは否めませんが、楽しく読める良い作品だと思います。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
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No.2:
(3pt)

東野圭吾の見方・考え方が垣間見える書

「理系作家」と呼ばれる著者の科学技術、テクノロジー…等などというようなことを扱った文章を集めたエッセイ集。

東野氏のエッセイ集というと、『あの頃僕らはアホでした』とか『ちゃれんじ?』と言ったような、どちらかと言うとおちゃらけた、お笑い方面のもの、というイメージがあったのだが、本書はいたって真面目な内容。科学技術の発達は、決して良いことばかりではないぞ、とか、著作権なんかの話(科学技術とは言い難いのだが)とか、そういうものをテーマに取り上げている。

で、内容なのだが…うーん…。いや、面白いと言えば面白い。確かにその通りだ、と思うところも多くある。けれども、反対になんか、ただただ印象論だけで物事を言ってませんか? とか思うようなものまであって、何とも…。

近年の社会状況だとかを著者がどのように捉えているのか? ということが伝わってくるエッセイ集ではないかと思う。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
4043718039
No.1:
(3pt)

硬くてまぢめ

タイトルから、どちらかというと東野でもアホアホ系かと思って購入したのですが、中身はいたってまぢめでした。

 「理系作家」という肩書きを東野氏なりに受けとめて意識的に書かれている感じです。

 内容としては、ミステリー作家が普段のニュースや最進科学技術に対してどのような角度で見ているのかが伺えるのが面白いです。

 でも好きずきはあると思います。
さいえんす? (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいえんす? (角川文庫)より
4043718039

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