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さいえんす?
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さいえんす?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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エッセイと知らずに購入しましたが、日常ではなくさまざまなテーマに沿った考えが書かれていておもしろかったです。時代を感じるテーマもありましたが、いくつかの話がAIやマイナンバーカードに通じるものがあると感じました。 | ||||
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理系出身でエンジニアとして社会人経験もある東野圭吾さんのプラクティカルなエッセイ。と言っても、小難しい理屈や数式が出てくる訳ではない。巨人の試合が面白くない理由の分析なども入っていて愉快だ(東野さんの分析が今も通用するのが巨人ファンには辛いですね)。 でも結局は、本が売れないこと、読まれなくなっていることを嘆く東野さんの切実なボヤキが心に残る。 一気に読み通すもOK。一日一話ずつ読んで行くもOK。楽しい本です。薦めます。 | ||||
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理系作家東野圭吾さんが、理系的視点から語るエッセイ集。どれも短く手軽に読む事が出来る内容で、十分楽しめた。一番面白かったのは、HMVの犬の話だけど、あまり理系とは関係がない。あまり理系とか関係なく、誰でも楽しめる内容だったと思う。 ただ、特に科学技術の分野は、日進月歩であり、さすがにネタが古いと思われるものが、結構あった。スポーツの時事ネタも、すぐ古くなってしまうので、こういう本にまとめられると辛い。それを差っ引くと、東野圭吾ファンでなければ、勧められない。 | ||||
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東野圭吾さんの小説はよく拝読していますが、エッセイは初めてで、なるほどと思いながら、一気に読みました。 日頃、なんにも考えず色々な物に振り回されている自分に気付かされました。もっとよく考えて生きなきゃダメですね。 | ||||
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科学に疎い自分にもおもしろく読めて良かったです 野球のところはあまり興味なくて飛ばしたけど | ||||
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ちょっとネタが古くなってるせいか‥響かなかった。本がでた直後だったら、随分印象が違うと思う。 | ||||
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中々のボリュームがある 寄せ集めかと思いますが、 もう少しチョイスを考えて欲しいというのが 本音かなと思いました。 なのでレビューも色々と 分かれているのかなと 思います。 | ||||
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理系のひとと文型のひとと感じ方の違いが分かる気がします。 | ||||
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あくまで個人的にエッセイが一番好きです お酒飲みながら話してるくだらなさが大好きです | ||||
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なんとなく読み始めましたが、面白く一晩で一気に読み終えました。 | ||||
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本書は、2003年から2005年にかけて書かれた28のエッセイで構成されています。前半の14のエッセイは、創刊から1年強で廃刊となった「ダイヤモンドLOOP」に掲載されたもので、後半の14のエッセイは「本の旅人」に掲載されたものです。本書は「さいえんす?」という総題で一冊にまとめられているとは言え、掲載雑誌の違いがあってか、前半と後半とでは、若干毛色が違っています。 前半は、科学技術と経済の問題を扱っていた雑誌「ダイヤモンドLOOP」に連載されていたエッセイだけあって、わりと堅い話題が取り上げられています。堅い話題とは言っても、科学や技術そのものに対する追及といった姿勢は基本的にはなく、どちらかと言えば、科学や技術が社会に与える影響という点に焦点が置かれています。ただし、問題提起や解決案が凡庸な割には、気負いだけが行き過ぎているのではないかと思われる部分もないではありません。 例えば、「数学は何のため?」というエッセイでは、応用数学的な立場から、教育における数学の必要性を熱弁し、あまつさえ、いささか暴言に近い、下記のような発言さえしています。著者の数学観は結構一面的で、そればかりか、数学者でも教育者でもない人間が、いくらお堅い雑誌に掲載されるエッセイだからと言って、ここまで断言するというのは、いささか冷静さを欠くというものでしょう。 - p.41 > また数学の授業を始める際には、これから学ぶことが何に役立つかを、教師が生徒にわかりやすく説明すべきだ。それができない者は数学教師として失格だろう。 後半のエッセイは、「本の旅人」に掲載されたもので、特に本書の最後に向かうにつれて、文学者としての著者の顔が前面に押し出されてきます。もっとも、いくつかのエッセイでは、気負いがなくなり過ぎているのか、野球の話をダラダラと続けていたりして、うんざりさせられる部分も、ないではありません。ただ、最後の方に掲載されている「四十二年前の話」や「どうなっていくんだろう?」というエッセイで語られている著者自身の思い出は、心に静かに忍び込んでくるような不思議な印象があります。 小説や文学的なエッセイが与える影響というものは、政治的なプロパガンダや「数学教師として失格」などという大上段な説教が与える影響とは、どこか根本的に違っています。エッセイを書いた際の本人の思惑については知るすべはないものの、最後のいくつかのエッセイを読むと、「理系」かどうかはともかく、やはりこの人は小説家なんだなと、若干微笑ましい気さえしてきます。 | ||||
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個人的にどうも笑う所がある。 東野さんは、両親が商売をしていたので、ほうっておかれて毎日テレビを見ていたらしい。 (- -)同じ境遇です← だから感性みたいなものが通じるのだろうか。不思議である。 手軽に読めるエッセイでした。 数学は何のため? 何が彼等を太らせるのか 理系はメリットか 少子化対策 ネットから外れているのは誰か 二つのマニュアル 他、たくさん。 | ||||
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『さいえんす?』というタイトル通り、「科学」をテーマにした軽いエッセイ。「科学」をテーマにした本ですが、科学の専門的な話は無く、どちらかといえば文系の人向けの本。科学の話は勉強になりました。スポーツの話は興味が無いのでよく分かりませんでした。 『科学技術はミステリを変えたか』は東野圭吾氏のミステリ小説論、『ツールの変遷と創作スタイル』は東野氏がどのように小説を書いているかについての項なので、東野氏のファンは必読です。 『数学は何のため?』は、私も同じことを考えていました。 『教えよ、そして選ばせよ』は『ダイヤモンドLOOP』〇三年八月号に載っていた原発についての項、『大災害!真っ先に動くのは…』は『本の旅人』〇五年十一月号に載っていたボランティアと義捐金についての項。東日本大震災時の原発事故を体験した今の方が実感させられる文章でした。 『ハイテクの壁はハイテクで破られる』は万引きについての項、『著作物をつぶすのは誰か』は著作権と違法コピーについての項で、読書家は考えなければいけない問題です。 『誰が彼等の声を伝えるのか』は、文系の編集者に腹が立ちました。もっと理系の仕事をしている人達を大切にするべきです。 『本は誰が作っているのか』は、東野氏は作家の立場から「図書館やブックオフは有害だ」と主張しておられますが、反論します。私は、図書館で借りる本も本屋で買う本も、『図解雑学』シリーズのような学術本や『〜になるには』シリーズのような実用本が多いので、まず図書館で借りて、気に入って何度も読みたくなったり手元に置いておきたくなったら本屋で買います。ブックオフは、本が安いから利用しているのではなくて、いらなくなった本を売る為に利用しています。図書館やブックオフが無くなったら、ますます本が売れなくなると思います。ちなみにこの『さいえんす?』は図書館で借りました。 カバーイラストを描いている寄藤文平氏は、R25くんの絵も描いていますよ。 | ||||
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全般的には東野氏の売りである「理系」を全面に押し出した内容とはいえず、 気楽に読めるエッセイ集ですが、最初に書くレビューが東野氏の作品では地 味であり、かつご本人自身があまり上手く書けないと言っている本作なった のには当然ながら理由があります。 「誰が彼らの声を伝えるのか」 「理系はメリットか」 の二項を読んで以前から私が東野氏に対して感じていたシンパシーの理由が 今更ながら良く理解できたからです。殆どの作家、出版社の編集者、そして 大衆文学書の読者の大多数と東野自身との間にある壁「理系と文系」という 分厚い壁を乗り越える努力をしていることを再確認できたのです。 専門書は読んでも文芸書は読まない製造業のエンジニアや賃金の多くを遊興 費として費やしている製造現場の若い職人さん達に、この本を強くお薦めし ます。私は東野氏とは同年代の「エンジニア」であり、今も製造現場の生産 管理をしています。 | ||||
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理系ならではの観点で書かれていて、なかなか面白いです。 DNAの話などは、その後の「プラチナデータ」につながるでのは、と思いました。 原発の話は「天空の蜂」でも書かれていますしね。 ちょっとしたヒマつぶしによいです。 「ちゃれんじ?」と比べると、やや小難しい部分もあるように感じました。 | ||||
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タイトル通り科学をテーマにしたエッセイ集。 「さいえんす?」とちょっとふざけているあたりが絶妙で、科学といってもそんなに難しい話はでてこない。 気軽に読める楽しいエッセイ集だ。 しかし 大人たち自身が「数学はいらない」と思いながら子供にそれを強要している とか 若者たちに温暖化しているから節約しろといっても、「お前らおじさん世代のせいだろ」という正論に反論できるか など(文体は全然違います) いくつかの問題提議は真摯かつ心に響くものがある。 インターネットなども出てくると、これが書かれた4・5年前でさえ、一昔前に感じられる。 いかにITがこの数年で大きく進化したかが分かる。 しかしIT進化によるコミュニケーション力の欠如など使う側の問題は少しも進歩していないようだ。 | ||||
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東野氏が「科学」をテーマに28編のショートエッセイを書いている。 地球温暖化、少子化、震災などの社会問題から、オリンピック、プロ野球、血液型などのバラエティネタなどを東野氏の視点で意見している。 私も理系人間、エンジニアなので、なんとなく東野氏と考えが近い部分があり、友達と居酒屋で社会問題などについて話し合っているような感覚で読むことができた。 さいえんす...というキーワードは、会っていると言えばあっているが、若干こじつけな感じが否めないですね。 | ||||
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京都のとある歌い手さんのブログがきっかけで【手紙】と【秘密】を読んだあと、この本を読みました。 動機は不純かも知れませんがワタシが応援しているその歌い手さんのユニット名がタイトルに含まれているのでこの本を読みました。 エッセイ集だったのでサラッと読めました。 確かに科学的な内容もあったけど...... 野球や五輪予想のハナシにアツくなるところや、血液型性格判断の話題は嫌いだぞ!!という意思表明や、ふとした場面に書かれているコトバに Ω\(゜▽゜)へぇ〜っ!!!東野さんってこんなヒトやったんや〜。 って♪シ〜ンキンカ〜ン☆を覚えました。 なかでも・・・ “ 四十二年前の記憶 ”の序章の 『たまには音楽でも聞きましょう。 買わなくても、試聴できるCDショップがあちこちにありますよ。』 って東野さんのコトバがワタクシ的には 超(-_☆)キラ〜ンっ!!なのでありますっ!!! | ||||
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東野圭吾という名前は何となく耳にしていましたが、それ以上の興味はなく今まで過ごしてきました。 私以外にもエンジニアから作家への転向という著者の経歴に惹かれた人は多いのではないだろうか? このエッセイのタイトル「サイエンス?」 まさに、彼の得意とするところなのではないだろうか? はっきり、きっちりとした論文のような文章だがそれがかえって良い。テンポよく読むことができ る。タイトルに「サイエンス」とあるが、テーマは日常的なものばかり。地球温暖化の話もあるが、血 液型性格判断の話もある。そして、文系と理系の思考の差についての考察が面白い。 | ||||
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本書は、雑誌で収録されているものを文庫化した科学エッセイです。本書を読んで、うなずけるところが多かったですね。意外と面白いなあという感想ですね。 著者は、理系出身の作家みたいだ。理系だからといって、実際には科学技術に強いこと以外ではそんなにメリットはないようだ。科学的整合性にこだわるあまりに、思い切った発想ができないということだ。発想の間口を自ら縮めているともいえる。 出版業界についても書いてある。図書館やブックオフなどの新古書店に本があるのは、書店で正規の価格を払って本を購入してくれた読者の方々のおかげである。本を購入してくれる人のおかげで、売れない作家に猶予が与えられるようなものである。その猶予とは、売れない作家にも仕事を発注して売れる作家になるというものである。 最近の風潮として、科学というか理系離れが進んでいるといわれている。科学に興味を持たせるような教育ができていないのではないか。科学が身近でないのもその一因かも。科学技術を使って新製品の開発をしている。そのときに、基礎研究として、科学技術が使われている。その科学技術に興味がもてないということまたは、義務教育課程において、理系科目がゆとり教育などで、削減の対象になっていることは、ものづくり大国日本の屋台骨が揺らぐことにもなるだろう。 | ||||
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