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迷路の始まり: ラストライン3
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迷路の始まり: ラストライン3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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ふたつの殺人。その関係を解き明かすことが、この小説の筋立て。 ひとつめの現場は、防犯カメラ映像がとれない場所。これはこれでいい。 ふたつめの現場はセキュリティのしっかりした高級マンション。防犯カメラもしっかり・・。と記述(p62) 東大卒でシンクタンクに勤めTV出演もする”美人すぎる〇〇”が居住する"目黒中央署"管内の高級マンションともなれば、当該物件だけでなく、周辺のカメラもわんさか設置されているのは、堂場氏なら、知らないワケがない。(てか、アンタの仕事場じゃなかったか?) こういう事件、警視庁なら専門部署がデータを集め解析して、すぐにレポートが出てくるはずなのだが、この小説は、最後の最後まで、その結果を記述せず。知らんぷりで終わる。 なんで、ここまで粗雑なストーリーを作るのかねぇ。堂場さん。書き下ろしでしょ。 著者の都合で、防犯カメラのデータがあると、一気に話が進んでしまうからマズイ。のなら”美人すぎる〇〇”さんは、1戸建ての豪邸に住んでいて、誤動作が多いのでセキュリティを切っていた。とでもすればいいのに、何故、そうしないの? これならストーリー上の不都合は消せる。親の遺産なり、職場の上司が海外に転勤したので管理を兼ねて住んでいた。とでもしておけばいい。 いまどきの編集者は、原稿読まずに印刷所に回してるのかねぇ~。著者が忙しければ、編集者が書き直せばいい。乱作しまくりの堂場さんだから、勝手にやっても本人は気が付かない。保証する。 PS.この小説の中に堂場氏の他小説キャラ(鳴沢だの大友だの。高城もいたか?)を混ぜるのは、まあ勝手だが、大沢在昌・新宿鮫を思わせる恋人だの、今野敏・安積氏の娘っぽいキャラだのまで登場させるのは感心しない。食べ物の描写が延々と続く記述なども、堂場信者を喜ばせる仕掛けとして用意しているつもりなのだろうが、こういうもろもろの<おもてなし>は、小説としての骨組みをしっかり構築してからやるべき話。文字数で報酬が決まるWEBライターのような作風がいまどきの堂場ワールドなのかい? | ||||
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