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巡査さん、フランスへ行く?
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巡査さん、フランスへ行く?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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「巡査さん、フランスへ行く? 英国ひつじの村 "Evan And Elle"」(リース・ボウエン コージーブックス)。シリーズ4作目、2000年の作品だそうですが、初めて読みました。 スランフェア村にフランス料理店がオープンします。シェフが教える料理教室もなかなかの評判で、巡査さん・エヴァンの恋人・ブロンウェンも通うようになります。そんな中、村では連続して火事が起こり(放火?)、レストランにも脅迫状が舞い込み、なんと礼拝堂を改装したそのフランス料理店も焼け落ち、その焼け跡から死体が発見されます。死体はいったい誰?殺人事件?放火事件の犯人は誰? 謎を究明すべく、エヴァンはワトキンス巡査部長と伴に”ウエールズ”から”イングランド”へ、そして”フランス”へと渡ることになります。 パズラーとしては、特に言うべきことがありません(笑)。ごめんなさい。 しかし、グランジェの「死者の国」を逆方向に辿り、行き着く先は”フレンチ・コネクション”と書けるような物語ではありませんでしたが、長引くインディアン・サマー、そこはかとないウェールズ人の誇り、綿菓子のような雲が漂うスノードン山と他の山々の頂、風景、エヴァンと恋人ブロンウェンの歯がゆいような距離感とユーモア、そのすべてが牧草地の息吹を吸い込んだ時のように清く、涼やかで、とても読み甲斐がありました。 | ||||
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