■スポンサードリンク


月の落とし子



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
月の落とし子
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)

月の落とし子の評価: 3.10/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.10pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

A.クリスティ賞 とは…?

何回読み直しても、船外活動用の宇宙服装備で月面調査にあたる宇宙飛行士が何故、どのようにして、活性化したウィルスに曝露する状態になり感染に至ったのかがわかりませんでした。そこ、一番大事なところですよね?(素人考えですが)
あと、感染/発症/死亡に至ったと思われる同僚を宇宙船内に回収した後の、主人公ともう一人の同僚の行動も、理解できない。危険すぎです。そもそも宇宙飛行士たる職にある人間が、感情的に動きすぎなのでは……?
帯文と、巻末の選評にまんまと騙された感しかしません……
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019
No.6:
(2pt)

いまひとつ伝わらない

結局作者がいちばん伝えたかったことは何だったのかな。感染防止のため感染地域を見捨てるようなことをしてはいけないということ?封鎖の外側の人がそれに気づいて行動したことによる感動?…だとしたら前半の描写が凝りすぎで、後半の展開が急ぎすぎ。登場人物の感情の描き方が不十分で共感できないし、行動の動機の裏付けも足りない。台風接近による切迫感も、薬剤散布の危機感もあまり伝わって来なかった。船橋を墜落地に選んだ理由も全く不明。単に自衛隊の駐屯地があったからかな?船橋は東京のベッドタウンで、みんな都心へ通勤してる町だから、封鎖による影響はもっと大きいはず。リアリティが足りなかった。もう少し地方都市か小さな町を選んだ方が信憑性が高かったかも知れない。
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019
No.5:
(1pt)

ヒューマンドラマ(のようなものが)メイン。専門知識は必要ない。

ミステリとしては信頼できない語り手としての内容紹介が秀逸。
この内容紹介を書き上げた早川書房の編集はさすが一流だと思いました。
あらすじに嘘はないですが、小説自体はつまらないです。
登場人物は例外無くその場瞬間の感情を優先し、事態をかき乱します。
私はもしかしたら船外活動中にウイルス感染で死亡したかもしれない宇宙飛行士を
頑なに船内へ収容しようとする冒頭のやり取りで限界を感じました。
結局、船内にいた宇宙飛行士も既に感染しており宇宙船は墜落するのが表紙の場面なのですが。
「映像化された場合、華になるシーンと感動できそうな人間ドラマを思いつくままに描写した。
場面や人間関係の整合性や連続性は特に考えていない」と作者が考えているなら納得の内容です。
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019
No.4:
(2pt)

面白くない

コロナウィルス蔓延しそうなこの時期になんとタイムリーなと思ったが、内容的には全く面白くなかった。
登場人物達、揃いも揃ってペラペラに薄い。主人公二人あんなパニック状況で恋愛感情芽生える?ありえへん。
マグネシウムの話にしてもそんなに偶然にもうまくゆくはずないじゃん!ってなはなしが満載。
まぁ、単行本1800円?の価値なし。
アマゾンマーケットプレイスで1円なら許せる程度。
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019
No.3:
(2pt)

もの足りない

題材は面白いと思いました。第一章の宇宙パートの描写はリアルでした。
残念ながら、よかったのはそこだけでした。
まず文章が三人称なのに、「~だけれど」「傾いているけど」「無自覚だけど」など、ラノベの一人称のような地の文が全体にわたっていて気になります。明らかな誤字も数カ所。
パンデミックの描写も、ちょっと生ぬるく、ウィルスの悲惨さがあまり伝わってきません。これは、被害を受けた街での救助活動にかなりのページが割かれているからのような気がします。もっとウィルスによる被害を前面に出した方がよかった。
後半、主役二人が互いに意識しあう展開も不自然。男の方の台詞もくさすぎて、ドラマで同じ台詞を俳優が言ったら、何かのギャグかと思ってしまうのではないでしょうか。
結末も単純すぎで、カタルシスが全くない。一昔前の少年漫画みたいでした。

何より、物語を薦める宇宙飛行士、JAXAの職員、感染症の専門家が、誰一人としてプロらしく見えないことが入り込めない最大の原因です。感情だけで行動しているとしか思えず、全く、感情移入できませんでした。

少し前に小川一水の「天冥の標II 救世群」を読みましたが、10年前の刊行ながら、パンデミック小説の傑作でした。比べても無意味かもしれませんが、足下にも及んでいない、というのが正直な感想です。
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019
No.2:
(1pt)

誤字その他

P134 誤 委縮 → 正 萎縮
最近の早川は必ず誤字があります。
読書のリズムが狂うので、きちんとチェックしてください。
P183にも同じ間違い・・・
あと、「超災害ミステリ」と銘打っていますが、どこが「ミステリ」なのでしょうか?
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019
No.1:
(2pt)

どこがクリスティだふざけるな

どこが推理小説なのかわかりませんでした。ハヤカワSF大賞の間違いでは?
まあ内容はパンデミック部分は面白かったですが、実際の宇宙飛行士は「一緒に訓練したから、奇病で死んだ仲間の死体を月に置き去りにしたくない」なんてお花畑な事言わないと思います。それが引っかかって、このバカのせいで地球が大変になっても一切感情移入できませんでした。
月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)Amazon書評・レビュー:月の落とし子 (ハヤカワ文庫 JA ホ 2-1)より
4150315019

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!