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小説 浅草案内



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小説 浅草案内の評価: 4.40/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

台東区で仕事をしているのでとても興味深い作品です。

懐かしい文体。今、この作者の人情ものの作品は新刊では中々手に入らないので貴重です。
小説浅草案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:小説浅草案内 (新潮文庫)より
4101231036
No.3:
(5pt)

プロパーなら必読

観音裏のプロパーなら、「あ!あの人だ」とか、今は無き建物や店に郷愁を感じるはず。
どうしようも無い人から、立派な旦那まで私が確認したところ9割がた実在だったが、演出や架空のものを探すのも一興だと思います。
今も元気にしている人もいるが、もちろん失踪した人、浅草に敷居が高くなった人それぞれ。
半村先生の○○の話まで知っている観音裏は、今も怪しい雰囲気を醸しだしていますよ。
小説 浅草案内 (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:小説 浅草案内 (ちくま文庫)より
4480434399
No.2:
(4pt)

浅草の人になろう、なろうと思っても、浅草の人に成り切れない淋しさがある

北海道から浅草に引っ越してきた小説家である著者。
引っ越してきてから、小料理屋などを舞台に浅草の濃い人間模様を描いたのがこの本の内容である、と一見思えるかもしれないが、実は違う。
 
浅草の人に成り切ろう、成り切ろうと思っても、成り切れない、著者の焦り、淋しさというものが描かれている。
 
そんな著者の気持ちは、「第九話国木屋」での、結城伸次との会話に表れている。
 
著者自身、下町の出身であり、本所、深川、立石、柴又に住んだことがある。そして、浅草で毎日飲み歩いているならば、立派な浅草の人じゃないかと思えるかもしれないが、違う。
 
本所、深川、立石、柴又も代表的な下町だが、そんな下町に住んでいた人だからこそ味わう浅草の魅力、浅草へのあこがれといったものがある。
著者もそんな思いで、浅草に引っ越ししてきて、浅草の人に成り切ろうと思ったに違いない。
 
しかし、成り切れない。
それは、浅草の人に成り切ろうと思っている人の浅草は心で描いた浅草であり、素顔のままでいる浅草とは違うからだ。
根っからの浅草っ子は「浅草の人になろう」なんて思うはずもなく、いまある浅草をあるがまま受け容れて暮らしているからである。
小説浅草案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:小説浅草案内 (新潮文庫)より
4101231036
No.1:
(5pt)

期待以上☆

期待以上の状態でした。また、機会がありましたら利用いたします。
小説浅草案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:小説浅草案内 (新潮文庫)より
4101231036

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