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愚か者の身分
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愚か者の身分の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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複数の視点から同じ事象を追いかける展開は定番といえば定番。その上、オチがありそうで実はなく、登場人物の全てがイライラさせる行動をとるのだけれども、マルチにはまったことがある著者にしか出せない妙なリアリティがあってぐいぐい読ませます | ||||
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ギリギリ、いっぱいいっぱいで書いたストーリー。ショートコントに粗暴な振る舞いをパラパラ振りかけただけの、複層/重層とは無縁のスキャッタード・ピース堆積物。北方謙三怒るぞ(嗤)。 | ||||
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今時の問題をテーマにしているが、あまり胸に刺さらなかった。どんでん返しが欲しかった。 | ||||
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勢いがあってどんどん読み進めたくなる小説でした。第一章が一番よくて、単行本の選評を読むとそのあとは受賞後書き足したのかなと思います。藻屑蟹とおなじパターンかな。確かに荒削りだけど、新人賞を受賞するだけの魅力は十分ありました。ただ、読んでいてあまり肩入れできる登場人物が出てこないのが少し辛かったです。 | ||||
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章ごとに視点が変わり、その度に時間も巻き戻るので、少し読みにくさを感じました。 それ以外は、面白かったと思います。 | ||||
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「戸籍」「臓器」「金塊」「振り込め詐欺」「ボッタクリ」「タタキ」「運び屋」「見届け屋」「解体屋」などありとあらゆる闇ビジネスにふとしたきっかけでかかわってしまう『(元は)普通』だった登場人物たちの群像劇。 自業自得なのか、盗人にも三分の理かは読者の判断のみなのだか基調に流れる荒涼感と寂しさが巧みに描かれており、ラストには他力本願に過ぎないのかもしれないが「救い」と「希望」が残されていたところが上手。 次作「マルチの子」に繋がる文庫版書下ろしも必読です。 | ||||
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デビュー作だけあって非常に粗削りな小説だが、物語に人を惹きつける不思議な力があって最後まで読み進めてしまった。 登場人物はさしたる深い動機もなく「身分」を売り、犯罪を犯し、その結果として転落していく。 救いのない荒れ果てた世界の中に現れてくるちょっとしたユーモアや、どん底の中から浮かび上がってくる静けさのようなものがユニークだ。 もしかしたらいつか「化ける」かもしれないと感じさせる魅力を持った作家だ。 | ||||
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この長編の前に出版された受賞作の短篇作品は、 正直、説明不足な描写が多く、読む人にとっては意味が分かり難く、 何が表現したい作品なのか、読み終わっても何も残らない感想をもつ人がいたのも分かる。 それに比べ、この長編の方は、ちゃんと分かりづらい箇所が加筆訂正されており、 文字の量と比例してとても世界観がちゃんと構築され、妙なリアリティーがあり、 読んでいてまるで自分も巻き込まれているような面白さがあった。 なので短編よりこちらを読むことをお勧めしたい。 レビューの違いをみても分かるとおり断然こちらの長編の方が評価が高いのも頷ける。 比較することで勉強になると思うので作家志望の人はどちらも読むと良いかもですね。 | ||||
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戸籍ビジネスのノワール。面白かった! 帯は大袈裟かな。 登場人物たちの「巻き込まれ感」が今っぽく、 悪い奴らが悪いことをするのは当たり前だが、普通の青年たちが、「なんとなく」「しょうがなく」墜ちていく姿が今の若者のリアルを感じた。 交差する登場人物たちが今、まさに新宿やその都会ですれ違っているのではないかという錯覚に陥いる。 後半はどんどん暗黒に染まっていく話を予想していたら、それを裏切られて思わぬ展開が続いて一気読み。 今後の作品、期待。 | ||||
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今問題になっている半グレを扱っている小説。 最初からスリリングな展開でキャラも魅力的で一気に読み終わりました。 少しグロい展開がありますので苦手な方は要注意かも。 | ||||
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面白い。そして細かな描写がとても巧い。 続きが気になり、一気に読みました。 本を読んで声が出たのは久しぶりです。 次回作も楽しみにしています。 | ||||
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面白い! 臨場感が半端ない! これはきっと映画化になるでしょう。 | ||||
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選評で、今野敏氏も書いているが、ディテールにこだわった描写、表現が素晴らしい。 小津安次郎の映画「早春」における、当時の都会描写を観てるよう。 コム・デ・ギャルソン、すし好、世界の山ちゃん、伊勢丹メンズ館、もうやんカレー・・・オモイッキリ新宿だな。 SNSの世界も小説内でうまく使われてる。 まだ第一章しか読んでないけど、こうゆう クールな短編小説って好きだな。 | ||||
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