■スポンサードリンク


罪と罰



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

罪と罰の評価: 4.34/5点 レビュー 425件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.34pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21~28 2/2ページ
<<12
No.8:
(3pt)

やや難

解釈が難解なので読みこなすのが難しいかなと思いました。内容をある程度知ってから読む方がいいかもしれません。天才は何をしても許される?人間の心の善悪との葛藤、みごとに描いてある小説かなと思いました。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.7:
(3pt)

何度も読んだ『罪と罰』

小学校5年生の時、いじめにあった。クラスの担任の教師が『罪と罰』の話をしてくれた。どういう意図があって話してくれたのか分からないがそれから気になった。図書館でジュニア版の『罪と罰』を読んだ。高校生になって角川文庫の米川訳の『罪と罰』を読み、社会人になって新潮文庫の工藤精一郎訳のを3回、そしてついこの前には亀山訳のを読んだ。何回も繰り返して読むのはこの作品が好きなのと、意味が分かりづらくて、意味を分かろうとして読むのだ。何回読んでもわからない。『罪と罰』理解のためにも何回もこれを私は読み続けるだろう。
罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)より
4334751687
No.6:
(3pt)

今思うと意外といまいち

読み終えてから一ヶ月。思う事。。。覚えてる事:
読んでる時はガンガンはまって読めた。ドストエフスキーの頭の良さ、理論的な所などが文体自体に伺える。主人公の頭の中を読むのが一番興味深かった。読みやすいしハラハラさせられる部分もあったりで面白かった。ただ、読み終えてなぜこれが世界的にここまで有名になったのかがいまいち納得出来なかった。この時代にこのくらいの少年の精神的描写をしたのが初だったのだろうか?今の日本にはこのように理想と現実をごちゃまぜにしてしまう青年犯罪も確かに多い。という所では当時は新しかったのだろうか?!結末は特にこの時代にしては、う〜んという感じだった。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.5:
(3pt)

読みやすい。が、諸刃の剣。

読んでみてまず思ったことは・・・
「読みやすい!わかりやすい!」 これに尽きます。
翻訳書にありがちな、難解な言い回しをできるだけしない努力をされていることがよくわかります。
抑揚のつけ方も上手く、内容もスラスラ頭に入ってきますし、途中で「あれ?これ何だっけ?この人誰だっけ?」となって同じところを読み返す、という事が少なかったですね(あくまでも私はですが。)
ただ、こういう「わかりやすい・簡単な」文章は、文学ではどうしても諸刃の剣なわけで・・・
ドストエフスキーの小説が、普通の小説レベルになりました。
合う、合わないはあると思います。
罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)より
4334751687
No.4:
(3pt)

PENGUIN POPULAR CLASSICS版の「罪と罰」

このPENGUIN POPULAR CLASSICS版の"Crime and Punishment"は、英訳者名の記載がなく、どうやら以前なされた英訳を元に、ところどころをカットして全体の長さを短縮した「簡略版」になっているようです(ストーリー展開上重要でない、冗長といえるところを選んでカットしているように思われます。例えば、ラスコーリニコフに翻訳のバイトを勧めるラズーミヒンの饒舌、レベジャートニコフの自説の展開など、オリジナルより随分簡単になっています。こうした箇所は、冗長ともいえますが、読んでいて笑える、読書の楽しみが得られるところでもあるのですが、、、)。こうした簡略版の存在意義もあるとは思いますが、そのことが本のどこにも明記されていないのはいかがなものでしょうか。英訳本を選ばれる方はご注意されるとよいと思います。
問題点を書きましたが、この版の価値は、何と言っても税込み525円という安価で入手できることにあります(日本語訳の文庫を買うより安いです!昔、洋書が高かった頃のことを思うと夢のようです)。日本語訳で何度も読み、またこの英訳で読みましたが、"It was I who killed,,,"という告白に至るまでの物語をたどって、あらためて深い感銘を覚えました。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.3:
(3pt)

人間の証

罪とは何か、そしてそれに対する罰とは?
人間としての根幹を成すこの問いを何度も繰り返し突きつけられるのがこの小説である。
主人公の青年は、将来多くの人を救うことになる大きな目的のためになら殺人さえも罪にはならないと考えていた。
休学中の大学生で、細かく描き出されるその暮らしぶりは貧困の底を見る思いだ。
そこから抜け出すために、そして何よりも自分の理論を実証するためにラスコーリニコフが選んだのは、質屋の老婆を狙った殺人強盗である。
実行するのは容易だった。
しかし思い通りにならなかったのが、彼の心の呵責である。
罪を犯したことを後悔しつつも、それを認めるならば自分は大きな目的を持つことのできない人間と認めることにもなる。
その事実に対し発狂する寸前まで悩み苦しむ姿があまりにもリアルだった。
殺人は罪なのか。
つらい現実から逃げるために酒びたりになり家族を苦しめるのは罪なのか。
金で人間を縛ろうとするのは罪なのか。
貧しさゆえに娼婦に成り下がるのは罪なのか。
登場人物のそれぞれが、罪の形について問いかける。
ラスコーリニコフが苦しんだのは、殺人に対する良心の呵責というよりは自尊心を傷つけられた苦しみのようだけど。
それでも最後には神の救いという形で終わる。
ソーニャがなぜラスコーリニコフを愛してシベリアまでついていったのかがわからない。
彼女もまた自分の罪に対する罰として考えたのだろうか。
罪の大きさに比べ、あまりにも小さくはかないように見えた愛と希望だった。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.2:
(3pt)

上巻の感想

ラスコリーニコフが質屋の老婆とたまたまその現場に居合わせてしまった妹のリザヴェーダを殺害してしまう。彼は、大学を辞めてからずっとその考えを温め続け、長い思索とイメージトレーニングの末にその計画を実行するが、なぜ彼がそこまでしてあの老婆を殺さなければいけなかったのかがいまいちよく理解できない。きっと、その時代のロシアの状況に関連しているのであろう。そしてまた不可解なのが、その殺人を正当化していることろである。なにか、彼にその使命でもあるのかのように思っている。ところが、殺害してみると、その正当性がいったいなんだったのか全くわからない。彼自身もよくわかっていないようである。そして、自分の犯した罪にびくびくし始め、混乱し、おかしな言動と行動を繰り返す。読んでいると自分が発狂したような気分になる。それだけ、ラスコリーニコフの混乱が続くのである。一体、この殺害の大義名分は何なのか、ラスコリーニコフは何のために生きているのか、そして、このタイトル『罪と罰』の示す意味とはなんなのか、上巻ではまだ読めないところである。時代背景をもう少しつかんで次の巻を読んでいきたい。
罪と罰〈上〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰〈上〉 (岩波文庫)より
4003261356
No.1:
(3pt)

頭ぱんぱんの学生に読んでほしい

こう言うと失笑されると思うが、ラスコーリニコフと自分は似ている。あるいは似ていた。といえる。結局人を殺すということは、自分のペースで生きる事を否定されてしまう事であって、もちろんそれは罪として牢につながれる、とても長い期間という意味で。もし、これほどの罰を受けないとしたら、人間はおそらく簡単に人間を殺すだろう。しらみをつぶして罪の意識に苛まれる人は稀であるだろうから、社会の価値観によって個人の命の価値が変動するならば、しらみ並みの価値の人間もいておかしくない。最近の社会は階級の上下が無いように一見みえるが、普通に見えるこの男が獣のような感性しか持ってない。実は。とゆうこわい世の中なんだな、と思った。日本人の道徳の概念とは、まさに損か得か、周囲から逸脱していないか?くらいのもんで、みんな日本人ぜんぶ育ちかた間違ってしまったんだと、静かに悟りました。政治も教育も宗教も全部グロテスクに歪んでいる。救いようがない。ついでに俺も歪んでいるかも。てへっ
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!