(アンソロジー)

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ヤオと七つの時空の謎

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評判

ヤオと七つの時空の謎の評価:

3.00/5点 レビュー 2件。 - ランク

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Amazonレビュー一覧

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(4pt)

本そのものにも仕掛けがなされている

一人の少女が様々な時代を巡って遭遇する七つの謎を七人の作家が描く歴史ミステリーアンソロジー。この本では現代、飛鳥、平安、戦国、江戸、明治、そして・・ と主人公の少女が各時代に飛んで一つ一つの事件に関わっていく。出だしはファンタジーのような出だしで、でも各時代の話はそれぞれの担当作家が紡いでいく。なかなか面白い構成の本であります。
こういう連作シリーズは一つの約束事というかレギュレーションを作ってそれを各作家が守って書くことで本一冊の統一感を出すものだと思うが中にはまったくレギュレーションを守らない作家もいるそうだ。確かに七人の作家が書いた物語の中には主人公の少女がほんの少し影で出てきてほとんど話に絡んでこないようなものもあり、読者としては正直「あれ? なんだこれ」という話もあった。こういうのは編者としてもたいそう困るものだそうだ。プロなら約束事は守れよ!と思ってしまう。
個人的には本格探偵もののような飛鳥、二重に時間差を利用した展開の戦国、コミカルタッチな江戸、息苦しい時代の元となった明治、そしてファンタジーを思わせるプロローグ・エピローグが面白かった。そして最後まで読んで「あ、この本自体そういう仕掛け?」と思わず唸ってしまった。
ヤオと七つの時空の謎 Amazon書評・レビュー: ヤオと七つの時空の謎より
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