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(短編集)
シャーロック・ホームズのジャーナル
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シャーロック・ホームズのジャーナルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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よく出来てる | ||||
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読むには問題ないですが,変色がはげしく,明記すべきです。 | ||||
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満足 | ||||
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1934年2月14日付けでオックスフォードのオール・セインツ・カレッジで書かれた「ふたり目のワトスン夫人の身元に関する仮説」が巻末に付けられています。作者はジョン・F・ワトスン哲学博士です。(そんな人がいたのです。?) メアリ・モースタンが最初の夫人です。そして、そのあとワトスン博士が結婚した相手は誰か、という問いを立て、それに答を出しているのです。 読んでみてください。 | ||||
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買った時の予想通り、3冊21編のジェーン・トムソン・ホームズを一気に読むことになった。 ホームズを読む人の興味は、このJ.F.ワトソン氏が入手したブリキの文書箱に、宿敵モーリアティが絡む 話が、J.H.ワトソン博士が公表しなかった記録として残ってないのか?ということではないだろうか。 一冊目、二冊目には、モーリアティの名前は出てくるものの、公表された事件に関して背景の人物(犯人)と して書かれるだけで、もうブリキの箱の中には残って無いのかと思っていたら、この第三作目にやっと出てきた。 雨風の荒れ狂う夜、船上で消えた人物の捜索依頼がある5番目の「フリースランド号事件」だ。 レビュアーが少ないので、第三冊目「ジャーナル」の他の6編の事件をかいつまんで書いておこう。 1、脅迫された百万長者:一人娘を社交界デビューさせるためにイギリスに来たアメリカの煙草富豪が、命を 狙われる。 2、ウォーバトン大佐の狂気:ワトソン博士がインド駐留時親しくしたウォーバトン大佐が、突然自ら精神科の 病院に入院、ウォーバトン夫人から調査を依頼される。 3、アドルトンの悲劇:オクスフォード大学の英国古代史研究の泰斗アドルトン教授のコーンウォル行きへの疑念。 4、エイブラハムズ老人の恐怖:ホームズも利用するエイブラハムズ骨董店のシャッターが、店休日でもないのに 閉まっていて、中に怯えたエイブラハムズ老人が。 5、上述 6、スミスーモーティマーの相続:伯父の遺産相続のため現地農場へ打ち合わせに出かけたモーティマー氏の行方不明。 7、モウベルトイスの醜聞:人造ダイヤ製造法開発をネタに、製造会社の未公開株を高額で売りつけるモウベルトイス 男爵を、詐欺でお縄につけることができるのか。 三冊とも、ホームズ研究の成果(献辞にあるH.R.F.キーティング氏が多大な貢献をしているのだろうが)が、生かされて 違和感なく楽しめる。久々に小学生高学年の頃、図書館のホームズ・シリーズを次々借りて読んだ楽しさを思い出した。 | ||||
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ホームズが解決した事件中で触れられているが実際に書かれなかった事件をトムソンが作成した作品集であり、この手の作品中では最も出来の良い部類であると感じた。 | ||||
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聖典の話か、このシリーズの話か迷うくらい、よく作られています。丁寧で原作の雰囲気を壊さず登場人物の扱いもぞんざいなことはなく、いい本です。聖典を読んだら是非この本をお手に取って頂きたいです。 | ||||
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女流推理作家ジューン・トムスンの手になるシャーロック・ホームズ氏の「未発表の事件記録集」第3集。ここでも”聖典”(コナン・ドイル作のもの)に言及されてはいるが、「当時」理由があって発表できなかった事件が収められており、”聖典”を読み込んだファンには嬉しい作品集である。4作出版されている中では最も”聖典”に出てくる英国の独特の暗い陰鬱な雰囲気を楽しめる作品が多く収められている。とりわけ古代遺跡の発掘に関する「アドルトンの悲劇」は「バスカヴィル家の犬」などに通じる、暗い雲のたれこめた英国の田舎の風景を彷佛とさせてくれていて、”聖典”の雰囲気を楽しみたい方にはお薦め。レビュアの「感情の起伏は激しいけれど滅多に表にはださない」ホームズ魂に最も近いホームズの姿が見られるのがこの第3集だと思う。トムスンのシリーズでは一番すきな一冊。 | ||||
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