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(短編集)
いけない
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いけないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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良い点としては、状況や人物同士をつなげるのが上手く、 読んでて引き込まれること。 ただ悪い点の方が圧倒的に多く、引き込まれても、実際は何もない描写にがっかり。 章によっては、ほぼ削っても話は成立するんじゃないかとさえ思われる。 そもそもアッと驚くような展開も引っ掛けもがなく、 この作品自体はミステリーじゃない。「で、それで?」と思うようなオチばかり。 人物描写に関しても詳しく書かれてる人物もいれば、殺された動機や何故そう言う思考に 至ったのかも描かれていない人物がいる(何故描かないのかが不明)。 しかも詳しく書かれている人物に限って、 物語本編にそれほど関わっていない…という無駄っぷり。 何より卑劣とさえ感じたのが、主語を書かないことでミスリードを誘うような ぼかし方をしているが、それが実際は作者が考えることを放棄した「手抜き」である、 とさえ感じられること。確かに考えれば主語の該当者は分かる部分もあるが、 そこに至る理由が「なんで?無理じゃない?」って思うことばかり。 正直、色々足りないと思わせる作品。煽り文が余計にそれを際立たせている。 | ||||
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買う価値なし。この小説は購入をお勧めできません。その点を以下にまとめました。 1.物語の事実がはっきり明かされない。しかも物語の最重要部分。 2.謎解きを意識させすぎて文章がおかしくなり読みづらい。 3.物語全体で作者の自己満足が感じられる気持ち悪い雰囲気ある。 | ||||
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作者が「謎」として考えて書いていることが、読者としては「どーでもいい」。 というか、作者が「謎」と考えていることが、読者にはそれほどインパクトをもって伝わってこない。 「あ、それが『謎』だったの?」という感じ。(演出不足) 作者がドヤ顔で種明かししても、「はあ、そうですか」と思うだけで、何の衝撃もうけない。 途中経過も、別段ワクワクしない。 つまり、全体につまらない。 | ||||
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なんの期待もせず読めば平均よりちょっと上のミステリーですが、いろいろな評判や本屋での動画を使ったえぐいくらいの広告を聞いてから読むと大したことありません。 普通のミステリーです。 面白くないわけではありませんし、東野圭吾など有名著者とはまた少し違う構成もあります。が、大したことありません。 | ||||
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読み始めて、(架空の)蝦蟇倉市を舞台にした各作家のリレー形式のアンソロジー「蝦蟇倉市事件1」をベースにした作品だと分かった(この時は道尾氏の失策を次の伊坂氏がカバーしていた)。第一章~第四章という構成だが、時系列順の連作短編集と思って良い。第一章はその失策をリカバリーしようとした復讐戦らしいが、同じ設定で同じ失策を繰り返すとは余りにも情けない。また、担当刑事が被害者遺族の元恋人(この設定も酷い)でなかったら、事件は一目瞭然という構成も拙過ぎる。 第二章はガラリと作風が変わる。中国から蝦蟇倉市へと両親と共に渡って来た珂(フルネーム馬珂)という少年の極限の孤独を呪術的に描いて初期の作風を想わせる好編。第三章も作風を変えている。蝦蟇倉市に詳しい方にとってはお馴染みの宗教法人「十王還命会」を巡る事件だが、密室トリックの事件捜査というよりは、「世の中には知らない方が良い事もある」という訓戒・諦観を軽い伏線込みで描いてマズマズの出来だが、これではキリがないのでは。第四章は締め括りの積りで書いたのであろう。「街の平和を信じてはいけない」という題名とは裏腹に「平和」への祈念を描いた掌編で、これを珂とその唯一の友人の2人の子供の言動を通して訴えている点がミソであると同時に、何だか甘くて締まらない短編集だなぁ~という思いを抱かせる微妙な作品。第三章の懸念も当ってしまった。 アンソロジーでの失策が余程堪えたのであろう、蝦蟇倉市を舞台にしたリターン・マッチだが、正攻法の短編は失敗し、初期の異界風の短編は奏功するというチグハグな出来。リターン・マッチにしては各編の練りが足りない駄作だと思った。 | ||||
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面白いと話題になっているからか期待し過ぎたようです。 ハードで買わなくても文庫になってからで良かったかな…。 謎は解けますが、だからなんなんだ?というモヤモヤが残ります。好き嫌い分かれそう。私には合いませんでした。 | ||||
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テレビで紹介されていて、家族が珍しく読書に興味を持ち久々に本を読みました 個人的に作者がこの本で何を伝えたいのか意味がわからず 読み手に委ねてもいいですが、闇と作者の自己満足の作品に感じました。 スッキリ読み終えたいタイプなので 自分にはあいませんでした。 | ||||
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ううん…買わなきゃ良かった、と久々に思えた本でした。先ず言うほどミステリーじゃない。ミスリードを誘うやり方はあんまりフェアじゃない気もする。そして結果、結末が何が何だか分からない。 | ||||
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第一章で挫折しました。 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」もそうでしたが、メモを強要しながら、それでも咀嚼しきれずすっきりしない読了後の感触を残すハナシです。言い換えれば、物語のアウトラインを描くことを読者自身に委ねながらも、物語自体が特に面白くもないので苦痛です。 加えて、以前からそうですが(道尾作品は5-6作読んでいますが)、主語がないため何が起こっているのかよくわからない文章が多く、そのためいまひとつ読書に入り込めないです。 | ||||
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ブランチで紹介されたというので、 イニシエーションラブぐらいに簡単に、 ポップな意外性があって楽しめるのだろうと思って読んだが、 期待が高すぎたのか、 あまり意外な驚きもなく、大したことないじゃないかという不満が残った。 帯を読むと、 一章毎に、付録のように付いている写真で、 今までの小説の話ががらっと変わる筈なのに、 文の補完程度の役割だし、蛇足というか、小説としてのトリック(叙述トリック)に備えながら読んで、拍子抜けした。 小説自体のトリックに驚いて、 さらに写真一枚で、今までの文章の捉え方、世界観がまったく違う事になってビックリ的な。 (主人公が犬だったとか、妄想中の出来事だったとか、文章中の意味が異なって「落ちる」が、「自殺」を意味していたとか) ひと工夫というか、もっと意外性が欲しかった。 | ||||
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誰がなんと言おうと とにかく分かりにくい(笑 本来 小説はいかに読者に分かりやすく伝えるかが肝だが各章の絵や図が話を補完する仕掛けがあるのでわざと分かりにくく?書いてあります。かなりの読解力を必要とするためテストの答案のように集中しないと片手間では意味不明となってしまいます。 | ||||
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平均的に面白いのだが帯で期待が高まってた分だけガッカリさせられた。 道尾さんの作品はたくさん読むわけではないが好きな方なのでこのような宣伝にガッカリ。 最後のページの写真でドッキリさせられるとういうものですが、分かりにくい。 特に最初の話のオチが分かりにくく。叙述トリック系と考え単純に騙されるのを楽しもうと大雑把に読んでいた分余計面倒くさかったオチ。 また最終章の写真のオチもいまいちでもしかしたら別の意図があるのか.....多分ないかな。 スパッと騙されて楽しみたかったのに残念。 話自体は楽しめるのですが、この作品の趣旨的にスームーズに読めずに星2つとしました。 | ||||
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