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うしろから歩いてくる微笑
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うしろから歩いてくる微笑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 話としては単独となりますがが,時系列や登場人物に前巻との繋がりが明確にあり, 一方で過去の事件の再調査や,地元婦警との出会いから密約での情報連携と指示など, その前巻を意識してしまう,重なる部分がいくつかあったのはいささか気になるところ. とはいえ,酒の席のおふざけから始まった依頼が,あっさりポシャったかと思えば, 併せて起こるもう一つの事件が,悪意やいやらしさともに再びそれを浮かび上がらせ, 驚きと嫌悪の事実を描き出す様子は,いつもながら苦々しく,それでも引き込まれます. また,出だしにまで遡り,実はおふざけではなかった事の始まりが語られる後日談は, 十年の月日に渡って絡み合った人間や事情,そして物語をきれいに束ね上げる印象です. ただ,最後は『前門の美女,後門の娘』と,おなじみのやり取りで終わるのですが, その流れの中,最後のページにて回収されるタイトルについては今ひとつピンと来ず, このほか,モデルが明らかな政治家や団体を揶揄する様子にも少し違和感を覚えました. | ||||
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