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月人壮士
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月人壮士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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筆力のあるかただな、と思いました。 そういう表現があるのか、と感心しました。 読みやすいので、この時代が好きなら 一読の価値があると思います。 正倉院におさめられた文物の写真を眺めながら 読むと楽しさが増します。 また、月が部首としてつく漢字に注目していくと、 さらに深読みできます。 山を冷たく照らす月。海をかき乱す月。 おもしろい作品にめぐりあえて幸せでした。 | ||||
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月人壮士(つきひとおとこ)とは、月を若い男に見立てて言うそうだ。 聖武天皇のご遺詔を確かめていく過程で、心中を明らかにしていくというストーリー。 中臣継麻呂と道鏡がご遺詔の真相を求め、聞きに回っていく。 橘諸兄、円方女王、光明子、栄訓、塩焼王、中臣継麻呂、藤原仲麻呂らに。 小説の中では、これらいずれの方々も既にこの世には存在しない形で語っているものと感じる。 藤原家と天皇家は、”海と山、月と日、陰と陽”と相容れないもの。 聖武天皇の”矛盾と対立”の葛藤が描かれている。 冒頭の”天皇家と藤原家略系図”を片手に、この小説を読み解いていく。 せつなく、哀しく。 聖武天皇時代の余韻に浸る。 | ||||
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螺旋プロジェクトの流れで読みました。 血縁関係がややこしくて、最初の系図を何度も見返しました。(史実なのでしょうがない) ただ、それがこの物語のコアの部分だと思います。血に縛られた人間の苦しみ。血が故の争い。 | ||||
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