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迷宮百年の睡魔
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【この小説が収録されている参考書籍】
迷宮百年の睡魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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エネルギー問題が解決され、人造人間 #ウォーカロン が存在し、労働価値の下がった世界が舞台の百年シリーズ第二弾。 一夜にして街周囲の森が消え海と化した伝説を持つ完全自立型都市。百年ぶりに取材が許され訪れた矢先に起きた事件と導かれた訳とが深く静かに絡み合う。 自分がSF作品に触れる際に好きな事が有りまして、それは作中で提示された思考実験、世界、システムの中に身を置いたらどうなるかと妄想する事なんですが、 本作の自己完結都市での不自由無い生活は、困らない生活ではあっても、満足には遠そうで、生きてる、と生きるくらい違うような気がしてーーなんて、本当に贅沢な生き物だな自分は、と思った次第です。 以下の作品同様、生と人間の定義、境界を問う本作、 人間として生を受けただけでは、人間の要件を満たせなくなる未来が来るやもしれません。 FF7ヴィンセント リミット技解放時の台詞より 『これで、ますます人間から離れてゆく……』 当時、凄く悪い事をしたな、といういたたまれない気持ちになりました。 しかも、キャラも技もベンチウォーマーだから大して使わないし、という身も蓋も無さたるや。 攻殻機動隊、ニーアオートマタ 義体化、パーツ交換により生身、元の体の割合が低下が招く境界の揺らぎ。 攻殻機動隊にタイムリーにハマった身としてはロマンと言いますか、むしろウェルカムなんですが、当事者はたまったものではないのでしょうね。 | ||||
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映画でよくあることだが続編というのは概ね前作と比較される。 1作目が劇的であれば地味だと言われるし、2作目が劇的だと雰囲気が変わったとか世界観を壊している、だとか言われる。 この作品は続編として何も違和感はない。舞台もまるで違うのにだ。 その要因は主人公の相棒のロボット 「ロイディ」の存在だろう。1作目では融通の効かない、頭の硬いいかにもロボットという印象を受けるが2作目は前半で既にジョークを言ったりするし、なんと主人公が腹を空かせてるだろうとパンを一人で買いに行ったりする。 後半では沢山のウォーカロンが出てくるのでその差が明らかになりロイディは少しずつ人間の感受性を得ているように見えてくる。前作と共通した登場人物は主人公達しかいないのにロイディと主人公の会話から 前作からどれくらい時間を経たのか、その時間でどのくらいロイディが学習したのか思いを馳せることが出来てとても楽しい | ||||
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ミチルと人間と見分けがつかないウォーカロンとが、また迷宮に迷い込む。 | ||||
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SFはあまり読まないがブレードランナーのような本という事で読んでみた。 | ||||
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講談社からペーパーバックが再販されたことがきっかけで百年シリーズを読みました。最近になってからの森博嗣ファンです。読後、2年ぶりくらいに四季 冬を再読しました。前回疑問符が付いた描写で悉く鳥肌が。まさか違う出版社からこのような作品が出ていたと驚きでした。 | ||||
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森博嗣先生の作品。 「女王の百年密室」を読了し、続きがこちら?なので購入。 じっくり読んでいきたいと思います。 楽しみです。 | ||||
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ミチルもロイディも親しみかました感じで、色々びっくりな(予想はしていても)展開、ここからどうなるのか楽しみ! | ||||
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ちょうどWシリーズも読んでいましたが、関わりの深いシリーズで楽しめました。 | ||||
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面白いけど、本の中で交わされる話題は、難しいテーマだ。 将来、実際にありそうな話題でじっくりとも読んでしまった。 人間とロボットが非常に接近し、ロボットが自分は何だろうと考えてしまう。 人間より自分のほうが正常だと考える。 そんな時代は来てほしくない。 | ||||
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「女王の百年密室」に続いて一気に読んでしまった。 この独特の世界観がくせになる。 現代の技術や習慣が、遠い昔の話として度々登場するのが興味深い。 | ||||
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概ね面白いのだけれど、良くも悪くもちょっと子供っぽい内容。 宗教をSF的に捉えた考え方自体は面白いのですが、内容の割に長すぎます。 これくらいの内容なら、もっとコンパクトにまとめて欲しかったですね。 この作品はトリックが読者にとってフェアじゃないので、ミステリーとしてではなく、あくまでもSF作品として読んだほうが良いみたいです。 | ||||
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前作より今作の方が舞台設定が好みです。 (漫画版はよりの方が面白いです。) この作品の世界観が好きです。SFというよりは近未来を舞台にしたファンタジーのようです。のような近未来幻想的な雰囲気とスズキユカさんの描かれる女王シリーズ漫画版を足して、森博嗣さんの描く透明で純粋なキャラクターを入れたような感じで、つまり魅力があふれています。イル・サン・ジャックの(建物の)描写も緻密で視覚的に想像しやすいです。主人公のキャラクターも、そのパートナーのウォーカロン(人型ロボットのようなものです)、ロイディも魅力的です。何度も読み返しています。ミステリー部分よりその謎が起こった背景の方が面白い・・・ですね。ミステリーという売り出し方ですが、ミステリー(推理もの)ではないのかなと思いました。ミステリーとして読むと落胆するかもしれません。それより世界観や主人公みちるのモノローグと会話を楽しむ物語かなと思いました。無理に分類付けしない方がいい作品かもしれません。 (アニメ化して欲しい作品でもあります。背景が綺麗なアニメになりそうです。) レビューは書かないつもりでいましたが、3作目(にして完結編)が書かれない可能性もあるなんて風の噂に聞いて書いてしまいました・・・。ここに未だに3作目を待っている読者がいます・・・。ハードカバーも文庫版も漫画版も買いました。3作なんていわずにこのシリーズを5冊くらい書いて欲しいほどです(笑) | ||||
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前作女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)より今作の方が舞台設定が好みです。 (漫画版は迷宮百年の睡魔 (幻冬舎コミックス漫画文庫 す 1-2)より女王の百年密室 (バーズコミックススペシャル)の方が面白いです。) この作品の世界観が好きです。SFというよりは近未来を舞台にしたファンタジーのようです。CLOVER(1) (Amie KC (1))のような近未来幻想的な雰囲気とスズキユカさんの描かれる女王シリーズ漫画版を足して、森博嗣さんの描く透明で純粋なキャラクターを入れたような感じで、つまり魅力があふれています。イル・サン・ジャックの(建物の)描写も緻密で視覚的に想像しやすいです。主人公のキャラクターも、そのパートナーのウォーカロン(人型ロボットのようなものです)、ロイディも魅力的です。何度も読み返しています。ミステリー部分よりその謎が起こった背景の方が面白い・・・ですね。ミステリーという売り出し方ですが、ミステリー(推理もの)ではないのかなと思いました。ミステリーとして読むと落胆するかもしれません。それより世界観や主人公みちるのモノローグと会話を楽しむ物語かなと思いました。無理に分類付けしない方がいい作品かもしれません。 (アニメ化して欲しい作品でもあります。背景が綺麗なアニメになりそうです。) レビューは書かないつもりでいましたが、3作目(にして完結編)が書かれない可能性もあるなんて風の噂に聞いて書いてしまいました・・・。ここに未だに3作目を待っている読者がいます・・・。ハードカバーも文庫版も漫画版も買いました。3作なんていわずにこのシリーズを5冊くらい書いて欲しいほどです(笑) | ||||
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前作の『女王の百年密室』とことなり、未来世界を題材にしたミステリーと思わせて、完全なSFだった。 とくに作品の根幹となるクローンと脳のデジタル化と記憶の移植は、ほとんど生物学の分野の話題で、ソリッドな物理工学の世界からはみでることはなかった、森博嗣の著作としてはかなり異色なものだった。ただ、同じ脳内の別人格を別々の体に移植するというオチはほとんどオカルトでそのてんは納得がいかなかった。 この小説には人造人間、ロボット工学の未来などについて多くの示唆が含まれている。こうした技術は倫理的技術的問題から実現は半世紀ほど後のこととなるだろうから、その真偽はもちろんわからない。 ただ、このシリーズのいまだ概要の見えない第三部はおそらく森博嗣の著作の総決算となる可能性が多いに高いと私は思っている。 恐らく現在(2010年)休筆中のGシリーズとのリンクが含まれることも確実であろうから、森博嗣のファンであれば目を通した方がいい。 | ||||
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これは面白かった。やっぱりスズキユカの絵はこのシリーズにあってる。スカイクロラのシリーズもコミック化して欲しいな。 | ||||
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百年後、世界はどうなるのか?この百年シリーズで、森サンは世界を創造します.舞台はモンサン・ミシャルをモデルにした孤島。そこでおこる首なし殺人。しかし物語はミステリというより、SFであの天才が創造主として登場します.ヒトとは何か?自己とは?意識とは?あの「巧殻機動隊」シリーズのようなクールな作品に仕上がっています. | ||||
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百年後、世界はどうなるのか?この百年シリーズで、森サンは世界を創造します.舞台はモンサン・ミシャルをモデルにした孤島。そこでおこる首なし殺人。しかし物語はミステリというより、SFであの天才が創造主として登場します.ヒトとは何か?自己とは?意識とは?あの「巧殻機動隊」シリーズのようなクールな作品に仕上がっています. | ||||
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人間よりもずっと人間らしい「ロイディ」 どこか人間らしさを欠いた「主人公」 2人の掛け合いが面白い。 読むたびに得られる浮遊感は、この作者だからこそ出来る技だろう。 私はこの女王シリーズが大好きです。 | ||||
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ミチルとロイディの容姿は自分の中のイメージと少し違ってましたが、他のキャラクターはバッチリです。 正直、小説を漫画に限らず映像化すると、大体イメージが食い違っていてガックリくるのですが、この作品は原作の雰囲気をよく捉え、上手にビジュアル化してあると思います。 流石に展開のスピードは少しばかり速いですけどね。 絵柄もシンプルで丁寧に描かれていて、好感が持てます。表紙のイラストも美麗で素敵です。 | ||||
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22世紀を舞台にしたミステリー。 しかし、隔離された島を舞台にしているためか、 中世ヨーロッパを舞台にした ファンタジーのようでもあります。 屈折した感情を持つミチルと 本来感情を持たないはずのロイディの 人間くさい掛け合いがほほえましいです。 自分の存在に苦悩するミチルは 非常に哲学的で、 自身の存在理由などを考えさせられます。 | ||||
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