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薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理



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薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理の評価: 3.60/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

読みやすくて面白いです

薬剤師とホテルマンのミステリー仕掛けの恋愛ものです。ふだん見えない薬剤師の仕事などもわかって面白いです。
「薬剤師は、お礼をいわれることは滅多にないんです」との発言は、これまで意識したこともなかったのでドキッとしました。薬剤師さんの本音なのでしょう。ストーリーは出来過ぎ感もありますが、読みやすいし、重い雰囲気もないので、読んでいて気分も明るくなります。
「ビブリア古書堂の事件手帖」が好きな人なら、楽しめると思います。
薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.4:
(3pt)

薬品名にどうしても違和感が!

薬剤師という仕事の一部がよく分かって、キャラクター造形は面白いと思います。語り手となる男性ホテルマンと、もう一人の女性主人公の薬剤師があまにりもパターン化している(女性のホテルウーマンもいるし、男性の薬剤師もいっぱいいます)のですが、話に入って行きやすいので悪くは無いと思います。ミステリとしてはツッコミどころあるものの、後味が悪い感じはありません。ただ医療関係者としては薬品名がホンモノでないところが違和感ありまくりです。製薬メーカーからの許諾の問題もあるのでしょうが、架空の「毎朝新聞」や「帝都大学」じゃ無いんですから、薬品名をそれっぽく、でもホントの名前じゃ無いのはリアリティに欠けます。表題通り薬は作用も副作用もあって当然で、それを啓蒙する意味もあるのでしょうから、変な創作はしないで欲しいものです。
薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.3:
(3pt)

毒を食らわば皿まで。

第一話:それが仕事ですから、当たり前のことをしたまでです。 カッコよすぎです、姉さん。 自分の職務に誇りと自信を持ち、働く女性はステキです。 若干、邪なる感情が起こしそうな僕ちゃん、次は、いかなる行動をするのか? お食事に誘うの? 笑った笑顔が、かわゆいとか、思ってるみたいし。

第二話:すべては患者様のために。 薬剤師として、真摯に対応します。 だって、専門家ですから、皆様の健康のためには、時間外労働もやりますわ。 さらに、さらに、自らの身体での人体実験も厭わずに。

チョッと気になる女子の気を引くために、何かと話しかけるネタを探し、なんとか、ご飯に誘いたい今日この頃。

第三話:僕ちゃん、気になる女子を、サクッとデートに誘えないからって、いよいよストーカー行為ですか。 捕まりまっせ! まぁ~彼女の仕事仲間がサポートしてくれ、いろいろ情報くれるからいいけど・・・ドン引きです。

変態レベルの仕事人間?、もとい、仕事熱心なる毒島さん、たまさかのミスコン準グランプリが『黒歴史』とは。

第四話:僕ちゃん、やっちまったなぁ~! 毒島さんからのアプローチに対し、告白チャンス到来を、不意にしちまったね。 せっかく、なぜ私に優しく接してくれるの? なぜ私を引き留めるの? なぜ私にひかれるの? 返答が、『薬のこと、もっと知りたいから~!』って・・・・終わったな。

毒島さん、なかなかにアツい人なんやん。 仲間のため、患者さんのため、正義感にかられ、猪突猛進に突っ走るだけが能じゃないよ。 時に、テキと~に、人生たのしんだ者がち。
薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.2:
(3pt)

第4話の時系列がおかしい

ネタばれがありますので、未読の方は要注意です。
第4話の229頁の、その夜。以降はサドレックスを入手した後の話だが、231頁の、あの夜、以降は、その前のサドレックス入手前の話なのに、そのまま、233頁で、処方してもらった領収書からの1錠当たりの単価の話になり、なぜか234頁で、サドレックスを入手して来て欲しい、と時系列がおかしくなっていると思うのですが。自分の解釈がおかしいのでしょうか?
薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.1:
(3pt)

プライベートタイムに仕事を思い出したくない薬剤師は読まない方がいい

作家さんは専門職ではなかったと思いますが、その割には良く調べられて書かれています。
しかし誤解を招く間違った内容もあるので、可能であれば正していただきたい。
第4章の疑義照会についての記載ですが、薬剤師法には次のように記載があります
「薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを 交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点 を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない。」
これは電話さえすれば医師に処方上の不備を解除する権限が与えられているわけではありません。
医師ごときが法で定められた制限を自己判断で変更できるわけもなく、当然といえます。
疑義照会については薬剤師が「疑義は解消した」と判断しなくては調剤を行なってはならず、正当な調剤の拒否事由になります。
極端な話、適応外処方ですら調剤を行なってはならないのです。(返戻の要因になり得る)
フィクションだと逃げるのは簡単ですが、一般人には理解され難い分業の意義について、誤解を与える結果になりかねないので残念です。
薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の華麗な推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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