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ブラインドサイトの評価: 3.63/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

時間が勿体ない。

小難しく、深そうなテーマを扱っていることで、なんとなく貶し辛い雰囲気というか、これを面白いと言っておけば一目置かれそうだと思わせる雰囲気を纏っているが、正直言ってつまらない。色々な賞の候補作にはなってもいずれも受賞に至らなかったのは、結局のところ小説としての魅力を欠いているからだと思う。
ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫)より
4488746012
No.2:
(2pt)

とても難解、良く分からないストーリー。

多くのSF作品賞の候補作になった作品ですが、読んでいても難解過ぎて理解が及ばず、眠気を抑えるのに苦労しました。吸血鬼、多重人格者などが登場、死んだり無くなったりしたものが復活したり、普通の人の理解を越えている作品です。「知性にとって意識は必要なく、むしろ障害になる」というテーマにしても、SF作品というより哲学書に近い。有名な作品と言われて読んだものの、自分にとっては、残念ながら楽しめませんでした。
ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫)より
4488746012
No.1:
(2pt)

悪い意味でのハードSF。

色んなアイディアがごった煮で詰め込まれていて、巻末の参考文献一覧を見ても、著者がそれ相応に勉強をして裏付けを取っていることは分かるのだけれども、物語を読む面白さが無い。意識の多様な在り方(多重人格とか仮想人格とか脳の切断とか)とかややこしい宇宙船の内装とか人間とは全く異質なエイリアンとのファースト・コンタクトとか、何だか様々な科学的奇想の設計図とか取扱説明書を延々読まされている感じ。細かい説明を省いたジャーゴンだらけの解った様な会話に頭を悩ませていると、知らない間に何だか話が進んでいると云う、実に味気無い読書体験をさせられることになる。私の好きなテッド・チャンが推薦しているとか云う宣伝文句も過大広告で、「最近読んだ面白い本は?」と訊かれて偶々本書を挙げた、と云う程度のものらしい(しかも、チャン本人は本書で語られる様な意識不要説には反対している)。上巻までは何とか読み通したけれども、下巻となるともう何を言っているのか解らなくなって来たので投げ出してしまった。多分これがTVドラマか何かの原作だったとしたら、目の回る様な専門用語や隠語の数々も映像で補足してくれると思うのだが、文字情報だけだと付いて行くのは一寸無理。再度トライする気も失せた。異なる生命(意識)とのコミュニケーションと云う難しい問題を扱っているのは判るのだが、だからこそもっと平易な書き方をしてくれないと、読者が置いてけぼりになる一方だと思う。
ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫)より
4488746012

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