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ミッドナイト・ライン
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ミッドナイト・ラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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行方不明の姉妹を見つけてからの展開でやっと面白くなった。 ただ翻訳のせいかセリフの違和感は相変わらず残る。 もっと振り切った圧倒的な強さを全面に出したほうが面白い気がする。 中途半端なメッセージ性は必要なシリーズとは思えない。 | ||||
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行方不明の姉妹を探女性と私立探偵を絡ませて、薬物の違法横流しなどの設定は面白い。 ただ全体的に前半は間延びしているというか盛り上がらず淡々と進みもうひとつ。 原作と比べていないので何とも言えないけど、登場人物の口調がセリフ臭くてマイナスになっている。 ジャックリーチャーの理不尽さの暴力も中途半端。 | ||||
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シリーズでは20作品を超えている作品で、リーチャーも50代になって圧倒する強さもそろそろ陰りが出るのかなと思いましたが、超人ハルクやビッグフットになぞられる位の強い人物として描かれています。本来ならマンネリを感じる筈ですが、今回は傷病軍人の心理描写や周囲の軍関係者や親族の心の描写、本人の葛藤などが何度も描かれており、このシリーズでは一番一番て2度読みをしました。平和な国の人生を送っていますが、世界的にはきな臭く戦争の匂いが日本にまで訪れる時代になりましたので、興味が持てる内容でした。翻訳された作品も8割がた読んでいますが、二度読みは初めてでした。面白かったです。 | ||||
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下巻のレビ下さいューで、書いてしまったので下巻の方を見て下さい。シリ一番でした一番でした中では現時点では一番でした。 | ||||
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まあまあ面白かった! | ||||
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まあまあ面白かった! | ||||
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ここ最近のリーチャー・シリーズの中で、特にいい内容だった。 人情、戦場の悲惨さ、悲哀、後遺症とドラッグ中毒、利権など、様々なことが絡んでいる。 このシリーズの魅力は、リーチャーの人間性や正義感、無欲さにある。そしてそれらがきれいごとやおとぎ話と思わせない。 軍の任務に臨む覚悟や使命感がどういうものかをよく認識しているリーチャーは、自分の後輩にあたる人物が、陸軍士官学校における努力の証である“卒業記念リング”を手放した背景や原因に興味を抱く。 その人物を探る中で、目的を同じくする私立探偵と双子の妹に出会い、3人でチームワークを組んで真相を追う過程がよかった。 いつもはリーチャーの強さや推理力が魅せ場になっているのだが、今作は心に訴えるものが大きかった。 そしてルール無用で悪人を成敗するところ。これらがシリーズの人気を衰えさせない要因となっているのだろう。 今作はいつもほど冗長な記述がなかったし、翻訳者が変わって読みやすくなり、内容に集中できた。 | ||||
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リーチャイルドのは全て読んでる。これもアマゾンで知ってすぐ申し込んだ。田舎で本屋もなく、新聞の書評で新しい本を知るしかないので、アマゾンが教えてくれるので有難い。内容はちょっとだれてきたみたい。ハラハラどきどきがなくなってきてる。偶然指輪を見つけたというだけでその持ち主を命がけで探すなんてリーチャーがするかなと思ってしまう。 | ||||
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訳文のトーンが変わったようだが読みやすかった。 | ||||
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リー・チャイルドの『ミッドナイト・ライン』を読みました。トム・クルーズ主演の映画ですっかりおなじみのジャック・リーチャーの物語。ただ、本作は、ややおとなしめで、アクションも乏しいのが残念だが、いろいろ考えさせられる設定になっている。 偶然立ち寄った町の質屋で、リーチャーはウェストポイント陸軍士官学校の卒業記念リングを見つける。誰が、どんな理由で、このリングを手放したのか、リーチャーはそのリングを買い求め、その入手ルートを追うことになるが、薬物の違法取引で儲けているギャング団に行き着くのだが…。 やがて、そのリングは、5度も海外派兵されている、優秀な女性仕官のものであることがわかる。その女性仕官、セリーナ・ローズ・サンダーソンは最後は負傷して、除隊していることが分かる。 また、その頃、セリーナの双子の妹、マッケンジーも元FBI捜査官の私立探偵テリー・プラモルをつかって姉の行方を捜していた。 実は、セリーナは爆発に巻き込まれ、顔を随分損傷したのだが、セリーナは治療の過程で、フェンタニル中毒になり、この違法な薬物がなくては、生きていけない体になっていた。 はたして、セリーナに安寧の場を見つけることができるのか…。 前半は以外にもおとなしい展開。むしろ冗長と言ってもいいでしょう。後半、セリーナが見つかってからは、果たして彼女がどんな運命を辿るのか、緊迫感がある。 また、リーチャーはセリーナが巻き込まれた爆発事件で、彼女の部下が死んだのではないかと心配していたのだが、セリーナは「部下が死んでいたらここにいない。耐え切れなかった」と答える。きっと、ウェストポイントでは、徹底して部下の命を守るのも上官の使命としてたたきこまれるのでしょうね。これが、もっとも印象に残りました。 | ||||
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全米ベストセラーとのことで、このシリーズは初めてでしたが期待して読みました。 …が、上下巻長いわりには同じような展開の繰り返しで、終盤にたどり着く前に読み疲れました。(最後のオチも…) 悪党が今一つ中途半端で、各主要人物の行動にも今一つ共感できませんでした。 アメリカの田舎(失礼)町の描写も日本人にはイメージつきにくいので、そこは翻訳の腕にかかってくるのでしょうが、短いセンテンスのブツ切りで雰囲気も今一つ味わえませんでした。 文庫本ですが上下巻で2000円超えなので、値段分あるか?と言われると、ちょっと厳しいかな…。 個人的には、残念でした。 | ||||
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些細な描写、車を含めた小道具の詳細な説明が、確かにリアリティーは増すが、 話の本筋と関係なし。ストーリーって結局何が言いたかったの? 結論からいえば読んでも読まなくてもいい小説のジャンルに。 | ||||
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まだ上巻を読んだだけですが、翻訳の方が今回から交代された? 今までとは少しソフトな感じの訳で読み易くなりました。 内容はジャック・リーチャー(ミドルネーム無し)から外れることなく安心して読み進められます。 | ||||
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本国じゃ著者がトム・クルーズのリーチャー役は失敗だと認めたとか認めないとか。 200cm130kgの大男をトムが演じるのは無理があった。 さて今作は陸軍士官学校の卒業リングを質屋で見つけたことから人探しが始まる。 大いなるお節介。 今回はピンチがあるものの1発も殴られずに相手を倒すジャック・リーチャー。やはりこうでなくては。 クライマックスのリーチャーの最終目的に関しては賛否両論分かれると思う。特に日本人は。 個人的には良い落とし所だったかなと。 次作にも期待。 | ||||
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翻訳順で言うと、前作「パーソナル」を読んだのが2018/3月ですから、約1年ぶりのリー・チャイルド。間にまだ未訳が2冊あるかと思います。「ミッドナイト・ライン("The Midnight Line")」(上・下巻、講談社文庫)を読む。 今回のジャック・リーチャーは、女性と別れ、いつものように放浪を続ける中、ウィスコンシン州のある質屋でウエストポイントの卒業生だけが身に着けることができるクラスリングと出会ってしまいます。そして、「何故このリングがこの場所に流れてきたのか?」という命題にコミットしてしまいます。とてもチャーミングな書き出しだと思います。そして、多くの謎が積み上げられ、謎が謎を呼び込み、いつものようにリーチャーは、超人ハルクのような肉体を使って、その謎を<囚われ人>のように少しずつ解き明かしていきます。1セントも手に入れることはないと言うのに。 舞台は、ウィスコンシンから、ラピッドシティ-サウスダコタを経て、ララミー-ワイオミングへと向かいます。C.J.ボックスの「鷹の王」、そして先日読んだ「荒野にて」のヤマヨモギに覆われた大地。前半は、そのリングの本来の持ち主である女性を捜索するリーチャーと仲間たちの行動が思ったよりも静かに描かれていきます。ラピッドシティの裏社会。市警察、元FBIの私立探偵、DEA、そして陸軍士官学校。 そしてその女性の双子の妹にリーチャーは「それくらい美人だとどういう気分がするものなんだ?」と問いかけます。 それは、ただのワイズクラックでもなければ、ストーリーを盛り上げるための粋な会話ではありません。ページを捲るにしたがって、その一言がこの小説を「他には類のない小説世界」へと導くための大切な一言だったことに読者は気がつくことになりますね。まあ、いつものようにスリラーのストーリーを語るのは、ここまでだと思います。 終盤、正直に言うと、「受け止めろ」で始まるリーチャーの一言には泣かされました。 そして、軍と士官学校のコネクションの中に流れるとてもいい「男気」のようなもの(それはこのシリーズの通奏低音だと思いますが)に心を動かされることになります。たとえ相手が女性であったとしても、その「男気」はしっかりと流れます(笑)。負傷と感染症、そしてPTSD。インテリを守るために駆り出された優秀な歩兵たちは、繰り返し傷ついていきます。依存症者の悪しき心と良心のせめぎあいを受け止めながらも論理的に戦いを進めるジャック・リーチャーの無双の物語。晩年の?リュー・アーチャーは、西海岸の家族の悲劇に寄り添う<神>のように見えたものでした。ジャック・リーチャーもまた、アメリカ西部、現代の戦場の「神」として生きる一人の歩兵なのだと思います。素手で戦った傷だらけのヘラクレスのように。 | ||||
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