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ミッドナイト・ライン



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ミッドナイト・ラインの評価: 3.93/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

上巻よりは読ませる

行方不明の姉妹を見つけてからの展開でやっと面白くなった。
ただ翻訳のせいかセリフの違和感は相変わらず残る。
もっと振り切った圧倒的な強さを全面に出したほうが面白い気がする。
中途半端なメッセージ性は必要なシリーズとは思えない。
ミッドナイト・ライン(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト・ライン(下) (講談社文庫)より
4065153603
No.2:
(3pt)

特段理由がないのがジャックリーチャーだけど

行方不明の姉妹を探女性と私立探偵を絡ませて、薬物の違法横流しなどの設定は面白い。
ただ全体的に前半は間延びしているというか盛り上がらず淡々と進みもうひとつ。
原作と比べていないので何とも言えないけど、登場人物の口調がセリフ臭くてマイナスになっている。
ジャックリーチャーの理不尽さの暴力も中途半端。
ミッドナイト・ライン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト・ライン(上) (講談社文庫)より
4065153654
No.1:
(3pt)

上官の使命とは

リー・チャイルドの『ミッドナイト・ライン』を読みました。トム・クルーズ主演の映画ですっかりおなじみのジャック・リーチャーの物語。ただ、本作は、ややおとなしめで、アクションも乏しいのが残念だが、いろいろ考えさせられる設定になっている。

偶然立ち寄った町の質屋で、リーチャーはウェストポイント陸軍士官学校の卒業記念リングを見つける。誰が、どんな理由で、このリングを手放したのか、リーチャーはそのリングを買い求め、その入手ルートを追うことになるが、薬物の違法取引で儲けているギャング団に行き着くのだが…。

やがて、そのリングは、5度も海外派兵されている、優秀な女性仕官のものであることがわかる。その女性仕官、セリーナ・ローズ・サンダーソンは最後は負傷して、除隊していることが分かる。
また、その頃、セリーナの双子の妹、マッケンジーも元FBI捜査官の私立探偵テリー・プラモルをつかって姉の行方を捜していた。

実は、セリーナは爆発に巻き込まれ、顔を随分損傷したのだが、セリーナは治療の過程で、フェンタニル中毒になり、この違法な薬物がなくては、生きていけない体になっていた。
はたして、セリーナに安寧の場を見つけることができるのか…。

前半は以外にもおとなしい展開。むしろ冗長と言ってもいいでしょう。後半、セリーナが見つかってからは、果たして彼女がどんな運命を辿るのか、緊迫感がある。

また、リーチャーはセリーナが巻き込まれた爆発事件で、彼女の部下が死んだのではないかと心配していたのだが、セリーナは「部下が死んでいたらここにいない。耐え切れなかった」と答える。きっと、ウェストポイントでは、徹底して部下の命を守るのも上官の使命としてたたきこまれるのでしょうね。これが、もっとも印象に残りました。
ミッドナイト・ライン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイト・ライン(上) (講談社文庫)より
4065153654

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