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(短編集)
死者のための音楽
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死者のための音楽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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乙一のペンネーム作品ということで、(ちなみに「中田永一」も乙一のペンネーム)手に取ってみた。 乙一作品といえば、「ZOO」のようなグロい系、「失はれる物語」のような切ない系にわけることが出来る。この「死者のための音楽」は切ない系に入る。不思議な、妖しげな、それでいて、とても切ない、時には癒される短編集である。 凝った装丁も物語の美しさを高めている。 乙一ファンはもちろん、そうでない人にもぜひ一読して欲しい本である。 | ||||
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怪談雑誌『幽』で連載されていた山白朝子氏による初の単行本。 本当に新人?と思ってしまうような筆力に圧倒された。 全編、怪しく不思議な物語の中で、親と子の愛が描かれた切ない物語。 どの話も、素晴らしく、この作品集と出会えたことが、とても嬉しい。 怪談ということで敬遠している人がいたら、とってももったいないと思う。 小説のもつ力を感じました。 山白氏の次回作に期待大! | ||||
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一冊でこれだけ楽しませてくれた本は他に無いだろう。 本当に良い短編集に出会えたと言いたい。 一つ一つがほろ苦く、そして甘さや懐かしさを秘めたストーリーが展開されている。 映像化はどれも難しそうな話なので、これは文章を読みながら頭の中で想像力を駆使して、場面を見るしかないだろう。 一人静かな部屋で何度も読み直したくなる一冊として、お勧めしたい。 | ||||
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普通の怪談を求めているのなら買わないで下さい。 これは切なく、いとおしく、優しい物語です。 書店で表紙に惹かれて買った本でしたが、買って正解でした。 この本を怪談とか、ホラーというジャンルにしてしまうのは勿体無い。 人々のぬくもりを感じる温かい怪談でした。 どの物語も最後には胸に切ない余韻の残るものです。そういう本に久しぶりに出会えました。 | ||||
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「幽」に連載中の謎の新人作家、山白朝子の短篇集。 ついに発売となったわけだが、改めて読んでもどの作品も素晴しい。 怪談というジャンルの定石を踏まえながら、怖いばかりではなく全編に渡ってなんと切ない物語達だろうか。 久しぶりに読書をしながら泣いた。 巻末に書き下ろしで加えられた表題作「死者のための音楽」も、さすがの一言。言葉にできない感動がある。 ただ、読むべしとしか言えない。 | ||||
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