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(短編集)

死者のための音楽



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死者のための音楽の評価: 4.52/5点 レビュー 27件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(5pt)

さすが乙一!

乙一のペンネーム作品ということで、(ちなみに「中田永一」も乙一のペンネーム)手に取ってみた。
乙一作品といえば、「ZOO」のようなグロい系、「失はれる物語」のような切ない系にわけることが出来る。この「死者のための音楽」は切ない系に入る。不思議な、妖しげな、それでいて、とても切ない、時には癒される短編集である。
凝った装丁も物語の美しさを高めている。
乙一ファンはもちろん、そうでない人にもぜひ一読して欲しい本である。
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)より
4840120927
No.4:
(5pt)

小説ってすごい

怪談雑誌『幽』で連載されていた山白朝子氏による初の単行本。
本当に新人?と思ってしまうような筆力に圧倒された。
全編、怪しく不思議な物語の中で、親と子の愛が描かれた切ない物語。
どの話も、素晴らしく、この作品集と出会えたことが、とても嬉しい。
怪談ということで敬遠している人がいたら、とってももったいないと思う。
小説のもつ力を感じました。
山白氏の次回作に期待大!
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)より
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No.3:
(5pt)

これは新しい形の音楽的な怪談だ

一冊でこれだけ楽しませてくれた本は他に無いだろう。
本当に良い短編集に出会えたと言いたい。
一つ一つがほろ苦く、そして甘さや懐かしさを秘めたストーリーが展開されている。
映像化はどれも難しそうな話なので、これは文章を読みながら頭の中で想像力を駆使して、場面を見るしかないだろう。

一人静かな部屋で何度も読み直したくなる一冊として、お勧めしたい。
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)より
4840120927
No.2:
(5pt)

ただの怪談ではない。

普通の怪談を求めているのなら買わないで下さい。
これは切なく、いとおしく、優しい物語です。

書店で表紙に惹かれて買った本でしたが、買って正解でした。
この本を怪談とか、ホラーというジャンルにしてしまうのは勿体無い。
人々のぬくもりを感じる温かい怪談でした。
どの物語も最後には胸に切ない余韻の残るものです。そういう本に久しぶりに出会えました。
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)より
4840120927
No.1:
(5pt)

確かに愛の短篇集でした

「幽」に連載中の謎の新人作家、山白朝子の短篇集。
ついに発売となったわけだが、改めて読んでもどの作品も素晴しい。
怪談というジャンルの定石を踏まえながら、怖いばかりではなく全編に渡ってなんと切ない物語達だろうか。
久しぶりに読書をしながら泣いた。
巻末に書き下ろしで加えられた表題作「死者のための音楽」も、さすがの一言。言葉にできない感動がある。
ただ、読むべしとしか言えない。
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)Amazon書評・レビュー:山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)より
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