そして、バトンは渡された

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

そして、バトンは渡されたの評価:

3.68/5点 レビュー 568件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全721件 461〜480 24/37ページ
No.261
(5pt)

とても良かったです

読み始めて、すぐに引き込まれました。まず、きちんと文章を読んでるという感覚。最近、これはシナリオか!?と思う程、物語の行間に暖かみもない本が多いなか、日本語の文章を読んでる、日常や風景が伝わってくるよ!という手応えに嬉しくなりました。物語の構成に批判的なレビューもあるけど、私にはとても良かった。後半は泣きながら読んでました。悲しいのではなく、主人公が愛されているんだ、愛情をたくさん貰っているんだという温かい気持ちから。私も子供の親であり、我が子にたくさんの愛情を与えているし、頑張っているけど、ちゃんと伝わっているかな、子供自身が愛されていると感じているかなと思いました。これから、もう一度、ゆっくり読み直します。読み直しても、感想は変わらないだろうな。お気に入りの一冊になりました。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.260
(4pt)

暇なとき読めば楽しいよ

★主人公の親たち
どこか抜けている気がする。
抜けてる点が多いので感情移入できない。
★主人公の友人達
突っ込みどころある。
人間関係ってこんなものだとと感じる。
★先生
唯一好感を持てた人。
★内容
軽くて楽しめる。
深く考えずに読める。
2~3時間で読み終わる。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.259
(5pt)

お父さんありがとう

本物と偽物、血の繋がりと家族、親子ってなんなのかなと何度も考えさせられた一冊。
電子ピアノと本物のピアノの対比が、すごいなぁと。本物のピアノを欲しがった優子の気持ちもわかる…いい場面でした。

主人公の視点でずっと描かれていくので、成長とともに背景が詳しくわかるようになっていき、随所に見える優子を愛して育ててくれる親たちの優しさに涙が出ました。もちろん大人の事情に振り回されることは多いんですが。

自分は実の親に育てられたけど。実の子を育てているけど。
こんな風に親の愛情に気づけたかな、毎日の生活や自分の時間を優先して、こんなに子供を愛してあげられているかな。と自分の親子関係を何度も振り返りました。

現実はこんなにきれいなことばかりではないと思う。でも、子供を育てるって、つらくて我慢ばかりで思いどおりに行かないとネガティブに考えがちだけど、すごく素敵な体験だと思い直すことができました。
どんな育児書にも書いてない、子育ては、親子は、夫婦は…本物だから息ぐるしいこともあって、最初は他人でも関係は作っていける、気遣いあいながら居心地のいい家族になれるといいなと祈りを込めて。
こんなつらい希望のない時代に明るい祈りの物語、出会えてよかったと思いました。

どの登場人物もまぶしくて好きですが、森宮さんと優子の会話に声を出して笑い、先生を尊敬し、ピアノの音が胸に響きました。不器用で猪突猛進なりかさんも私は好きです。

みんながいい親であろうとしてくれたように、わたしもやっぱりいい娘でいたいと思ってる
という文が胸にささりました。

先日、亡くなった父にとても会いたいです。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.258
(2pt)

終盤でガックリ、残念!

面白くてスラスラ読めました、、、ブラジルの実父との連絡が途切れた経緯を読むまでは!継母や異母姉妹と暮らすより、一人っ子として血の繋がらない親に愛情たっぷりで育てられた方が結果オーライだったというオチ!?いやいやいや、ファンタジー小説やラノベ、少女漫画だとしても流石にそれは無いのでは?もうちょっと丁寧に設定すれば良かったのに。せっかくのコンセプトが台無しで残念。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.257
(5pt)

イメージしやすい物語

この物語は面白いし、とても読みやすいです。そして、重要なテーマがありますが、私から見ると、このストーリーの一番よいところは、瀬尾さんの書き方によって描写が現実とほとんど変わらないほど見やすいものになっていることです。場面もそうですが、登場人物が特にイメージしやすいですから、読みながら私は優子さんのまわりにいる森宮さんも梨花さんも泉ヶ原さんも早瀬君もはっきり見える気がしていました。
 最後の文章を読みえた瞬間、少し悲しくなりましたが、それは感動的だったからだけではなく、別な理由もありました。それは、いつもよい物語を読むときに経験することですが、もっと読みたかったです。でも、実は終わり方はちょうどよかったです。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.256
(3pt)

本屋大賞にしては

初めての作家の初めての作品を読了。父親や母親がどちらもコロコロかわるという設定は興味深い。そんな複雑な家庭環境に負けず、不幸のどん底に落ちていくわけではなく、むしろ幸福な生活をしていく、心暖まるお話。キレイに片付けすぎの印象はあるし、本屋大賞になるには期待外れが素直な感想です。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.255
(4pt)

何人もの親を持つ女の子の激動の人生……ではなく、突然そんな女の子の親になった一人の男性を描く話

何人もの親を持つ女の子、というインパクトのある設定ゆえに、主人公の優子はどんな辛い目にあい、どんな風にそれを乗り越え、どんな人間に成長していくのかという点に目を向けそうになりますが、個人的にはこのお話の見るべき点はそこではないように思います。
じゃあどこかと言えば、森宮さんが他の親達に親らしさで負けないようもがく点だと思います。このお話の主人公は森宮さんと言ってもいいかもしれません。
この作品を読む時は、森宮さんが優子にとってどういう存在であろうとしているのか。優子は森宮さんをどういう存在と捉えているのか。そんな点に着目しながら読むといっそう味わい深くなると思います。

以下、激しいネタバレなので未読の方はスキップ推奨です。

物語は森宮さんと過ごす今と、他の親と過ごす過去とが交互に展開していきます。そして過去の親達が優子に惜しみなく愛を注いでくれたことが語られ、それに対して優子が深く感謝していることも描かれます。
対して森宮さんはそんな過去の親達と自分を比較し、自分の方が親として劣っていると語ります。「優子ちゃんの親選手権」という森宮さんらしいちょっとズレたエピソードの中でそれを語るので笑い話のようにもとれるのですが。
森宮さんが父親らしくあろうと奮闘している場面はたくさん描かれます。しかし森宮さん自身がズレていたり、飄々として見えることもあり、それほど奮闘している風ではありません。それは終盤で優子が「この人はどんな変化でも受け流してしまえるんだ、そう思っていた」と語る通り、優子の目にもそう映り続けていました。ただその後に「私の気持ちを乱さないように平然を装っていただけだ」と続けます。このようにズレた人という仮面の裏で父親であろうとし続けていたことが優子の口を通して提示されます。

森宮さんがどのくらいの思いで父親であろうとしたかは、物語の序盤で森宮さん自身が語っています。「親っていうのは、自分を犠牲にする覚悟がないと務まらないんだよ」と。森宮さんは優子を自分の子供として迎えたその時から優子が結婚する7年もの間、自分を犠牲にする覚悟をもって優子に接してきたということです。

そして最後の場面になると一人称の主体が優子から森宮さんに変わります。ずっと自分を犠牲にする覚悟をもって優子の父親として過ごしてきたにも関わらず、森宮さんが依然として自分は他の親より劣っていると考えていることが描かれます。血も繋がっているわけでもなく、威厳があるわけでもなく、子供時代をともにしたわけでもない、新参者である、と。
けれども優子がバージンロードを歩く相手に選んだのはそんな森宮さんでした。劣っているはずの自分がなぜ、と戸惑う森宮さんに対し、優子はその理由をこう言います。
「森宮さんだけでしょ、ずっと変わらず父親でいてくれたのは」
他の親達が親らしく優子に接していたこと、そして優子がそれに感謝していることが描かれているからこそ、そんな親達と比較してもなお森宮さんが一番であるというこの言葉は、自らを犠牲にし続けて優子の親であろうとした森宮さんにとって、大きな価値を持つのではないでしょうか。

以下、話の構成的な面についてです。

森宮さんが他の親に負けないように奮闘することを話の中心にすえるのであれば、他の親達はみな森宮さんと同等以上に良い親である必要があります。でないと森宮さんが他の親と比較して劣等感を感じることができません。

また、親がたくさんいることが原因で優子が思い悩んだり辛い目にあったりすれば、その解決のために奔走するのは森宮さんの役割になるでしょう。それは親らしさの表現の一つかもしれません。ただ問題解決をしたら親らしさはアップするかもしれませんが、別にそれは森宮さんである必要はありません。他の親とは違う森宮さんらしさで親らしさを表現しなければ、森宮さんという存在そのものが優子にとって他の誰よりも親らしかったとは言えないのではないかと思います。

そういう意味でこのお話全体がさほど起伏に富んでいなかったり、親子の関係そのものが割とあっさりしているのは、そのあたりに主眼が置かれていないからではないかと思います。それが良いか悪いかはさておき。

私自身も最後のシーンで思わず泣いてしまったものの、最後のシーンまではちょっと退屈に感じたことや、登場人物の言動にちょっと違和感があったことを踏まえて星4にしました。森宮さんが奮闘する話なのに、基本的に優子目線で話が進むため奮闘が見えにくかったのがもったいないなあと感じました。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.254
(3pt)

うーん

話が浅い。主人公もいい子で手がかからず、最後の親となる方までいい人すぎて、現実味にかなり欠ける。ただ読みやすいので星3つですが、本屋大賞で一位という点は理由がわからないですかね。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.253
(3pt)

生々しさは感じられない

いじめられる部分の描写がしっくりこなかった。いじめっ子の前ではターゲットである主人公と離れる友達らに対し、主人公の心境はほとんど書かれていなかった。いくらあっさりしたタイプとはいえ、皮肉のひとつでもある方が自然だと感じる。生々しい感情の描写なら『蹴りたい背中』の方が良い。起伏の少ない読み物が読みたい時は向いている本だと思う。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.252
(5pt)

清々しい本

流石は本屋大賞を取った本だと思う、面白かった。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.251
(2pt)

良好な親子関係を築くことは、実際はそんなに簡単ではない

本屋大賞を受賞した作品らしく、分かりやすくて読みやすいのは評価したい。ただ、内容があまりにも単純過ぎて薄っぺらい感じがする。
血の繋がっていない親子の関係は、そんな簡単に、良好な関係を取ることはなかなかできないと思います。普通であれば、思春期で多感で難しい時期は、新しい親とは心を閉ざしたり、しょっちゅうぶつかったりする筈です。
そういう親子の対立や葛藤がまったくなくて、いい所だけ取り上げているので、どうしても、表面的な心情の綴りになってしまう。できれば、親子との対峙から出てくる奥深い心情をもっと描いて欲しかった。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.250
(3pt)

リアル

現実味がないというレビューが多かったのですが
個人的にはあるある&わかるの連続で、逆に妙にリアルでした
なのでレビューを読んで、大多数には非現実的なんだな…と思いました
作中で劇的な何かが起こるような面白さではないけど
日常の、大事件ではないものの無視できない心の動きが繊細に描かれていて良かった。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.249
(5pt)

最高!

綺麗に梱包されていました。ありがとうございました。何よりもこの本はとても良かったです。瀬尾さんのファンになりました。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.248
(5pt)

買って良かった❗

中古ではありますが、自分で読むには
気になりません。
また、本の内容も私には優れたもので
安く購入できた上に楽しめたので、ラッキーでした。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.247
(4pt)

読みやすさ

単行本になってから購入すべきだった
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.246
(5pt)

自分が何を望んでいるか分かっている親たち

まず、担任の先生の手紙の文面、とてもよかったです。

あと、ここに出てくる「親」は、みんな自分が何を望んでいるかちゃんとわかっているんだなと感じました。ぶれません。そんなふうに自分はできているだろうか、とも思いました。

そして、森宮さんとの会話はおもしろかったです。

未来へどんどんつないでいくんですね。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.245
(4pt)

いいと思う

設定があり得ない、内容が薄っぺらい、という意見もあるようですが、読んだ後に清々しい気持ちになれる、そんな話だと思います。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.244
(3pt)

人間味がなくて残念

瀬尾さんの作品は好きですが最近は登場人物に人間味がなく、薄っぺらく感じます。
最近の瀬尾さんの作品には一風変わっためんどくさい人がたくさん登場しますが、どこかファンタジー地味ていて、実際は人間はもっともっと複雑で、ドロドロした感情を持っているのにそういうのをすっ飛ばして都合よく描かれている気がします。
小学高学年が読むのにはちょうどいいかもしれません。
「卵の緒」「優しい音楽」「戸村飯店青春100連発」の頃はもっと人間味のある魅力的な登場人物が多かったです。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.243
(5pt)

さわやかな感動をもたらす一冊。

確かに、ただ淡々と過ぎていく感じですが、それが逆に飽きない内容でした。
気づけば続きが気になり…読み進めるうちに最後は涙が止まらず…さわやかな涙をもたらした本だったと思います。
最近、やたらと忙しい内容だったり殺人事件だったり、という本ばかり読んでいたので…
これでちょっと心穏やかにリセットされた感じです。
ステップファミリーがこんなに上手くいくわけがないと思われる方もいるかもしれませんが、それはまぁ物語なので仕方ないかと。
ドロドロしたものは読みたくないので私にはちょうど良かったです。
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955
No.242
(1pt)

タイトルのイメージの勝利.「そして、バトンは投げられた」の方がしっくりくる.いろいろ残念な小説.

「そして、バトンは渡された」というタイトルに騙された.
作者でなく,編集者が付けたタイトルなら売ることについては優秀な編集者なのだろう.

還暦前後の読書が趣味の人間だが,最近の本屋大賞を含めた受賞作品は評判だおれなことが多い.
「いま」面白い本を選んでいるだけで,必ずしも面白い本ではない.「いま」のレベルが昔より落ちているのだろう.
こんなことなら評価の定まっているが未読の古典などの作品を読んだ方がましかもしれない.

この作品については読後感が残念な感じで一杯だ.あまりに残念なのでこうしてレビューまで書いている.
残念というよりはちょっとした怒りかもしれない.

バトンを渡すという表現だと,一生懸命運んできたものを次の人に大切に託すというイメージがあるが,内容はそのイメージとは少し違う.
「そして、バトンは渡された」よりは「そして、バトンは投げられた」というような印象の内容だった.

実母が事故で亡くなる.実父は独りで子育てをするが,再婚する.海外赴任の話が出て,妻は付いていかなく,離婚となる.
普通父親が独りで子育てをしたら母親の役もしているので子供を引き取ると思うが,子供に自分と継母,正確には日本での生活と赴任先でのブラジルを選択させ,継母を選ばれてしまう.
継母は実父と娘の連絡を遮断する.一方で,継母による結婚によって男親が2回代わるが,継母は途中で子育てを放り出して逃げてしまって男親が育てることなる.
そんなこんなで母が2人,父が3人というわけで,心温まる話ではない.

継母がひどい.本当に駄目な人間だ.作品中では好意的に記述されているが,昔,少年少女文学などでよく出てきた継母がひどい物語のようだ.継母には継母なりの自分勝手な事情があり,主人公のことを大切に思っているようだが,自分と自分の気持ちが第一で,子供は結局のところ二の次となる.子供は気分でかわいがれば良いペットではない.

主人公は少し抜けているのか継母がひどい人間だと考えないようしているのか,気づく気配がない.冒頭で継母のことを良い人だと言っていて実は騙されているのが,それを疑いもしないのが悲しい.

継母以外の人たちもお人好しすぎるぐらいお人好しで現実味がない.
継母は気分屋ということもあり,機嫌の良いときにはとても魅力的なのだろう.そして,お人好しな男を見抜く能力にも長けているようだ.男親がお人好しすぎることが唯一の救いか.
しかし,継母についてはピアノをきっかけに再婚を決めてきてからは,何かこの人は変という意識が強くなり,嫌悪を感じるようになった.この時点で実父へ手紙を出していないし,実父からの手紙も見せていないかもという疑念が沸いた.それまでは好意的な視点で読んでいたが,一度嫌悪と疑念を抱くとそれまでのようには読めない.
残念ながらこの疑念の通りであることが最後の方で明らかになる.

実親も少し変.ブラジルにいたって自分の親がいるわけだから,一時帰国ぐらいするだろうし,帰国していたら何としても会いに来るのではないか.仲違いして分かれた妻との子供なら妻の血も入っているので嫌かもしれないが,事故で失った妻の忘れ形見ならなおさらだ.

いろいろ残念だ.

ただ,少し冷静に振り返ると,作者は継母の理不尽な愛に振り回されてながらもお人好しの男親に守られ成長していく主人公,いろいろな親子の関係,血の繋がりよりも強い絆を描きたかかったのかもしれない.

私がひどいと非難している継母が実父からの連絡を隠したエピソードだって,いくらでも変更できる.

実父がブラジルに渡って早々に現地の人と恋に落ち家庭を持って子供もできていたことから,主人公との接触を拒否し,連絡も途絶えていた.そこで継母は一人奮闘するしかなかった.結婚式にも今さら会えないと出席を辞退してきた.とでも実父を悪者にすれば継母への嫌悪,疑念を抱いた私は継母の愛情を素直に信じることができなかった自分を恥じたのかもしれない.

最初に結婚式の朝のメニューを考えるシーンがあることから,作者は全体の構成に手を入れて完成形にしたと思うが,全体の設定やエピソードで違和感を感じる部分がある.もう少し手を入れるなり,第三者の意見を聞くなりの作業をしていれば,読後感が良いものになったのではないかと思う.

さらに残念だ.
そして、バトンは渡された Amazon書評・レビュー: そして、バトンは渡されたより
4163907955