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一日の悪
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一日の悪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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死に際の富豪に誘われた元金持ちが右往左往し・・・というお話。 自分の死に際を看取った者に自分の財産を贈るという条件で、嘗ては金持ちで今は落ちぶれた元富豪の3人が自分が遺産をもらいたいので奮闘し・・・という展開で、途中で殺人事件は起こりますが、基本的にはシニカルな風俗(ソープとかの性風俗ではなく)喜劇として読むべきタイプの小説だと思いました。 落ちもなかなか笑えるネタが使われていて、好印象でした。今読むと古さを感じる部分も多いし、厚みが足りない様でもありますが、今読んでもそこそこ楽しめると思います。 皮肉な風俗喜劇。機会があったら是非。 | ||||
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原題 The Evil of the Day(1955年刊) ヴェニスを舞台に大富豪が遺産相続を餌に縁者たちに仕掛ける死の遊戯。 登場人物の誰もが一筋縄では行かぬ、油断大敵の巧妙なフーダニット。 豊かな文学性と意地の悪いプロットの比類なきユニークさはポケミス史上屈指。 先の読めない展開ゆえ予備知識無しで読まれたい。 同じ作者の『ドアのない家』(1950年刊)も異様な状況設定とサスペンスフルな展開の傑作で必読。 | ||||
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