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永遠の出口
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永遠の出口の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 81~86 5/5ページ
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私と森さんは同じ学年です。でも森さんは4月2日生まれ、私は3月30日生まれ、ほぼ1年、年の差があります。 たのきんも、フラフープも私の思い出の中にあるモノ。あのころ、私も生きることに精一杯でした。今思えばたいしたことないことにも泣いてわめいて生きてきたような気がします。 「恋」の章は気持ちわかります。でも、私は素直に自分の気持ちを相手に伝えられなくて、いつも失恋がわかってから相手に気持ちを伝えてるタイプでした。最終的に振られる運命であっても、思い切って相手にぶつかっていれば、いつかはいい思い出に変わる。 私はあの頃の自分から踏み出せないままかもしれません。 | ||||
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「あぁ、こんな風に思ってたなぁ」 なんて思わされる場面や台詞がたくさんちりばめられている本。 十代の若者達といったような、森絵都の本の読者としては いかにも、といった年齢層の方はもちろんだが、 ぜひ大人にも読んで頂きたい。 忘れていた子供のころのこと、思い出すかも。 全体的に読みやすい作品でした。 購入しても損はなさそう。 | ||||
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主人公・紀子と同じで、僕は「永遠」やら「未来」だのって言葉にすごく弱い子供だった。あの頃、「永遠」という響きの向こうには、どこか言葉の意味さえ超えた深い深い世界が広がっていて、いつかはきっと自分にも、その神秘の扉を開ける日が来るんだと信じてさえいた。 この本が思い出させてくれたのは、そんな少年時代のありのままの自分の姿だ。ページをめくっていくにつれ、頭の奥からキラキラと蘇えってくる、かけがえのない思い出たち。時には悔しい涙を流したこともあったし、“恋”に恋して大切な人を傷つけてしまうこともあったけれど、確かにあの頃、世界は今よりもっと単純で、根拠のない希望の光であふれていた。 十代最後の一年を過ごす今、この本と出会えた幸せな偶然。作者の森絵都さんに、心から感謝の気持ちを伝えたい。 | ||||
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この作者の小説を初めて読んだ。 第8章「恋」がスゴイ。 自分はオトコだが、この気持ちは分かる。 女性だったら、もっとそうだろう。 | ||||
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読みながら、胸の真ん中当たりが、シンと冷たく痛くなりました。 そうだった、何もない、終わりなき日常、少しの冒険や憂鬱、 悲しみや苦しみ、恋や失恋、小学生から高校卒業するまでのことを、 主人公と一緒に追体験し、何もなかったけど何かがあった、 幼年期から思春期の日々を思い出しました。 | ||||
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「カラフル」「DIVE!!」などで思春期の少年・少女に大人気の森絵都さんの児童文学の枠を越えて綴られた始めての作品。 大人の人は「森絵都?知らないよ。」というだろうけど、中高生の間ではカリスマ的人気作家である。「カラフル」は児童文学としては異例の売れ行きを示しているし、「DIVE!!」は早くもいくつかの漫画化・映像化のオファーが来ているという。 平凡な少女の小学4年から高校3年の何でもない日常を時にユーモラスに時にせつなく1年ごとに綴り上げ、最後に鮮やかな絵画を描き上げる手腕はさすがと言うべき。 「小説すばる」に不定期に連載されたものをまとめた作品。連載時のイラストがなくなってしまったのが少し淋しい。 | ||||
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