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ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像



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ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像の評価: 2.67/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

微妙かも

とりあえずヴラド三世についてざっくりイメージはつかめたので、全く知らなかった身には有難い。
が、「吸血鬼ドラキュラ」から辿ってきた者としては、「いや史実の人にはこんな長生きするファンいないし……○○殺してまで言うべきことだろうか……」などともやもやしてしまうのも事実です。

それにしても、従者とヴラドがなぜあんなに仲良くなるのかが分かりませんね。
ヴラドはまあいなくても仕方ないかもしれないけど、シャムス……他に友達いないの?
ドラキュラ公―ヴラド・ツェペシュの肖像Amazon書評・レビュー:ドラキュラ公―ヴラド・ツェペシュの肖像より
4062068133
No.1:
(3pt)

やはり後半が惜しい

前半部分はとても素晴らしいと思う。
怪物ドラキュラ作り上げてしまった脚本家と
その間違いを糾弾する若者とのやりとりから始まる
ホラーチックな冒頭。
読者は、脚本家と共に、その若者から
イスラム教圏とキリスト教圏に挟まれた領主の苛酷な運命を聞く。
ドナウの川岸一帯の血みどろの歴史は
ヨーロッパの歴史から抹殺されてきたとしか思えない。
イスラム教徒の暴虐の嵐と、それに応戦した東欧の人々の流血は、
キリスト教の栄光のために「無かったこと」にされてきた。
バチカンにも西欧諸国にも見捨てられながら
戦わなければならなかったヴラドの姿が、描きあげられている。
ところが後半部分、ラスト近くなってくると、
突然、オカルト&ホラー的な話が混じってくる。
これは読んでいて非常に違和感がある。
しかもラストがそのままオカルトファンタジーなもので終わってしまうので、
今まで読んできた苛酷な描写も、
全部ウソだったんだなと思えてしまう。
ちょっと残念。
ドラキュラ公―ヴラド・ツェペシュの肖像Amazon書評・レビュー:ドラキュラ公―ヴラド・ツェペシュの肖像より
4062068133

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