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通過者



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【この小説が収録されている参考書籍】
通過者 (BLOOM COLLECTION)

通過者の評価: 4.24/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(3pt)

意味不明

洋書独特の言い回しのくどさが鼻に付きますが、ストーリーは面白かったです。
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No.13:
(4pt)

読み応えがありました

700ページを超える大作で読み応えがありました。
個人的には重くて読みにくいので上下巻に分けてほしかったですね・・・。
内容の方も色々と伏線がはってあって飽きないです。
登場人物たちも個性的で生き生きしていて印象的でしたし、多重人格という設定もありですね・・・。
読み終えて、心の闇の深さと恐ろしさを改めて実感しました。
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No.12:
(4pt)

ともかく長い

ミステリーにあまり耐性のない私が読んだのですが、ともかく「長い」、でもお話の起伏は楽しめました。でも長いなぁ。読むスピードはかなり速いほうだと思うのですが、結局1週間近くかかりました。読む人を選ぶという印象です。これ面白いから読んで見なよと気楽には勧められない。そういうタイプの本ではないのでしょう。最初、まだこんなにあるのかと正直うんざりしながら読み始めて、だんだん物語の世界にはまりこんで、その世界にじっくりはまり込むという感じでした。
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No.11:
(4pt)

文字は小さいし700ページほどもあるし、ですが

睡魔に襲われながらも第一章の後半の展開で朦朧とした頭が冴えてきました。
ひとつの章がいくつもの節で区切られており、最初のうちはその細かさが煩わしくもありましたが、
読み進めていくと気にならなくなってきました。
過去作は読んだことは無く、「クリムゾン・リバー」の映画を一度見ただけですが、
この世界感は嫌いではなくむしろ好み。映像化されたものも見てみたいです。
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No.10:
(4pt)

なかなか読み応えがあります。

まず、本の厚みと字の小ささに圧倒されますが、読み出すとけっこう速いペースで読むことができました。
訳された方の日本語のセンスもいいんでしょうね、物語のテンポに合わせたような言葉で綴られています。
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No.9:
(5pt)

Kindleで読む方がいいかも

短い章を積み上げていく手法で物語は進んでいく。
それぞれの章に少し長い題名がついている。
物語の最初から、これからのストーリーの進み方に対するワクワク感が半端ではない感じ。
この著者の本ははじめて読むが、読みやすい文章(訳がいいのか?)と相まってだんだん物語に引きこまれていくのが分かる。

小さめの文字と、久しぶりの上下二段組み、これはもう本書以外のことを全部脇に置いて最後まで読むしかないでしょ、といったところ。
とはいえ本書の厚みと重さを考えると持ち運ぶ気にはなかなかなりません。
装丁もよくて、書籍としての存在感もすごくあり書棚に置いてたまに手に取りたいと思うのだけど、やっぱりこれから本書の購入を考えている人にはKindle版をお勧めします。
そうすればずっと読んでいられるから。

久しぶりに物語に引きこまれました。
今後著者の旧作を読んでいく予定。
和訳された著書に新品で購入できるものはなく、中古だったらほとんどタダみたいな価格で販売されています。
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No.8:
(4pt)

思いもよらぬ展開に驚愕の700ページを超える大作ミステリー

「辞書か!」まず届いた本の厚みにびっくり!700ページを超える大作で、正直「上下巻2冊に別けて出せばいいのに・・」なんて思ったくらいの文章量。だが冒頭「互いに反発しながらも猟奇殺人事件の鍵を解き明かそうとしていた心に孤独と闇を抱えた二人の男女が一転追いつ追われつの展開に、そして事件の背後には・・・」という自分が予想にもしていなかった驚愕の展開と詳細に描かれた二人の主要キャラの心の内を描くのには、この文章量も納得であり読み終わるまで苦痛ではなかった。ただ「ここの文章もう少し意訳すれば良いのでは・・」と感じた直訳すぎる文章がちらほらと存在しそこが少々気にかかったが、読み応えがあるミステリーだった。
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No.7:
(5pt)

サクサク読める、B級感も溢れる超絶エンタテイメント!

ジャン=クリストフ・グランジェファンであれば、間違いなし!700ページの大作を休日をつぶして読破してもガッカリすることは絶対にありません。いつものスリリングでスピーディーな展開と目まぐるしくそして1つ謎が次々と新しい謎を呼ぶ驚愕のストーリー。2日もあればこの分量も途中でやめられずにサクサクと読めてしまいます。このあたり私はフランス語はさっぱりなので想像ですが、翻訳もかなりいいのではないでしょうか?(ただ、『たこができないように』とか原文はどうなんだろう?と思わされる表現もあります)
すぐにTVドラマ化されたのも当然であろう、まるで映像が目に浮かんできそうなリアルな描写がたまりません。そして2人の主人公が交わるかと思えば、立場を変えて距離を取ったり縮めたりバラバラにどんどん不可解な謎の深みに入っていく抜群の構成。ほんの一部でもこのストーリーの面白いところを紹介しようと思うと、どこを切り取ってもネタバレになってしまうというギリギリのバランスで組み立てられています。
今作はジャン=クリストフ・グランジェ節も残虐度も血糊もパワーアップ。いつものように細かい辻褄を合わせるよりかは、とにかく壮絶な展開で盛り上げるとこまで盛り上げ、張りめぐらされた伏線で最後にもうひと盛り上げというエンタテイメントに徹していて、そこがいつものB級ぽさを醸し出してはいるのですが、私はそういうところが好きですし、読者がこの作家に求めているのはこれでしょう。デビュー作から結構ぶっ飛んでましたが、久しぶりリリースの今作でも全く落ち着く気はなさそうでどんどん過激になっていくこの作家、同じくフランスの作家の“その女アレックス”のピエール・ルメートルと共にサスペンスミステリーの世界に強烈なアクションを取り込むことで気を吐きまくっていると思います。
狭い我が家では文庫本になるのを待ちたいところでしたが、この文字量であれば文庫本でも上下巻でほぼ同じサイズになるでしょうし、この赤く毒々しい見事な存在感の装丁を見ると、この単行本を本棚にデーンと置いてまた1から読み直したくなります。
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No.6:
(5pt)

700ページ超え。しかしボリュームに見合う満足感

「畳みかけて盛り上げていく」のではなく「淡々と積み上がっていく」系の小説です。
小さな文字で二段組。700ページ超えの大長編です。
精神科医マティアス・フレールの元に記憶喪失の大男が搬送されてくる。身長2メートル。血がついたスパナと電話帳を所持していたが、男の身体に怪我はないから、これは本人の血ではない。この大男はいったい何者か?
いっぽう、アナイス・シャトレ警部は、警部になって初めての殺人捜査として、牡牛の頭を被せられた男性死体の事件を担当することに。現場は仏ボルドー駅の整備ピットの溝の底。アナイスは、父が闘牛ファンであったことから、この牛が「闘牛」であることを見抜く。人身牛頭の怪物ミノタウロス。現場は線路が入り組んだ現代のラビュリントス。しかもそこは記憶喪失の大男が国鉄の警備員に確保された場所の近くでもあった。
治療にあたるマティアス。捜査をすすめるアナイス。知り合った2人は強烈に惹かれ合うが……。

前半は淡々としていますが、中盤、事態が急転してからは一気に盛り上がっていきます。
ジャン=クリストフ・グランジェの作風、展開の巧さは健在です。ファンは満足するはずですし、過去作を未読でも問題ありません。本著をきっかけに『クリムゾン・リバー』や『コウノトリの道』を読んでも面白いと思います。
大長編ですし、読み始めたらとまらない感じでもないので、読むのは大変ですが、ゆっくり味わいながら、この大ボリュームが織りなす小説世界に浸いたい人にオススメです。ボリュームに見合う満足感があります!!
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No.5:
(5pt)

内容はもちろん訳が素晴らしい

ジャン=クリストフ・グランジェの最新作、700ページを超える長編ですが、上質なミステリーとしてハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。また訳が素晴らしく、まるで日本語で書かれた作品のように読めました。フランスの地理・文化やギリシャ神話に興味がある人にはもっと楽しめる作品だと思います。最後に、マティアス・フレールとアナイス・シャトレを主人公とした続編に大きな期待を寄せてしまうのは私だけでしょうか。
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No.4:
(5pt)

けっこうな頁数の小説にもかかわらず、スリリングな内容がテンポよく書かれている。

『クリムゾン・リバー』は映画では観たものの、原作は読んでいませでした。
作者のジャン=クリストフ・グランジェにていては全く知りませんでしたが、映画・ドラマ化をよくされている
作家ならば面白いことには違いないと思い読ませてもらおうと思った次第です。
 
まず目次よりも先に「登場人物」をずらっと並べているので、読んでいて大変助かりました。
ただ活字はかなり小さいので、視力が良くない人には結構きびしい大きさだと思います。
上下二段組の構成ですが、700頁を超える枚数の小説なので仕方なかったのかなと思います。
 
内容は猟奇殺人のミステリー小説で、文章自体は素直な文体なので活字の大きさを大部な頁数にもかかわらず
大変読みやすかったです。
かなり文字数があるから・・・という心配は無用で、どんどん読み進められるような「文体」と「展開」でした。
タイトルも原題が『Le Passager』ですから、『通過者』という邦題はいいでしょう。
難しい表現はほぼ無いので、ストーリー展開に集中できたのはよかったと思います。
ことさら「フランスの小説」ということは意識せずに読めたので、ミステリー小説が好きな人は確実に楽しめる
内容だと思います。
奇妙な変死体の発見から始まって、その「真実」に至る展開に作者の力量を感じました。
さすがはフランスの人気作家だけのことはある小説です。
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No.3:
(4pt)

怖かったです。

巧みな伏線と次第に明らかになっていく真実がうまくマッチして、まずは読ませました。
が、ちょっと長過ぎの観も。もう少し整理した方がより効果的であるように感じました。
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No.2:
(5pt)

テンポよく

2段組み700ページに迫る長編。猟奇的殺人事件への関与が疑われる精神病医、過去に父親が犯した罪に悩まされる女性刑事の二人が中心となって物語は進む。センテンスの短さでテンポよく次々に明かされる驚愕の過去。多重人格が短期間に起きるという荒唐無稽さもあるが最後まで息をつかせない。主人公の出生の秘密までさかのぼる意外な展開。フランスでドラマ化もされたそうで映像的興味も尽きない。
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No.1:
(5pt)

翻訳が自然で読みやすい

海外小説はしばしば翻訳がおかしかったりして文章が読みづらいことや、最悪意味が変わってしまうことがあるのですが本小説については読みやすいかなと思います。
話自体もやや残酷な描写が多いのは抵抗ある方もいるかと思いますがいろいろな伏線などが張り巡らされており
読み応えがあります。
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