共喰い

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評判

共喰いの評価:

3.19/5点 レビュー 192件。 C ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全384件 141〜160 8/20ページ
No.244
(3pt)

オイディプス

『共喰い』についてです。
この作品は、ギリシャ神話中のオイディプス伝をベースにしたものと、
言われています。オイディプス伝にある共喰い(近親相姦)の構造を
裏焼きしたような構成要素がそれと見受けられます。
加えて筆致豊かな地方色の描写に、遠き過日に消えゆく辺縁域の生が
切り出されています。

作中、魅力的に読めたのは、性描写です。現実において、最早オイディプスでは
あり得ぬ主人公の屈折が、同じくした父のそれと相まって実に効果的でした。
汚穢が臭い立ちます。

話しは狭い河を挟み、その両岸に渡って展開するのですが、ここで残念なのは、
空間位相の感覚のズレです。父と共有することになった娼婦の居るアパートの
位置関係が、どうしてもしっくり来ません。河幅も些か狭すぎます。
クライマックスの際の様々空間位もまた、等閑な感じがします。
この作品は映画化されたということですが、この辺りの修正はどうでしょう。

拙い読書経験による限りですが、優れた(現代)作家は皆この空間位相の感覚に
長けていると思います。作者にはこうした巧みも究めてくれるならと思います。

また鳥居の意味合いについては複雑かと思いますが、神社の禊祓(ミソギハライ)の
機能と性的構造、またユダヤ聖典、出エジプト記などに了解できる要点を
見ることが出来るかも知れません。汝、姦淫するなかれ。汝、殺すなかれです。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.243
(3pt)

オイディプス

『共喰い』についてです。
この作品は、ギリシャ神話中のオイディプス伝をベースにしたものと、
言われています。オイディプス伝にある共喰い(近親相姦)の構造を
裏焼きしたような構成要素がそれと見受けられます。
加えて筆致豊かな地方色の描写に、遠き過日に消えゆく辺縁域の生が
切り出されています。

作中、魅力的に読めたのは、性描写です。現実において、最早オイディプスでは
あり得ぬ主人公の屈折が、同じくした父のそれと相まって実に効果的でした。
汚穢が臭い立ちます。

話しは狭い河を挟み、その両岸に渡って展開するのですが、ここで残念なのは、
空間位相の感覚のズレです。父と共有することになった娼婦の居るアパートの
位置関係が、どうしてもしっくり来ません。河幅も些か狭すぎます。
クライマックスの際の様々空間位もまた、等閑な感じがします。
この作品は映画化されたということですが、この辺りの修正はどうでしょう。

拙い読書経験による限りですが、優れた(現代)作家は皆この空間位相の感覚に
長けていると思います。作者にはこうした巧みも究めてくれるならと思います。

また鳥居の意味合いについては複雑かと思いますが、神社の禊祓(ミソギハライ)の
機能と性的構造、またユダヤ聖典、出エジプト記などに了解できる要点を
見ることが出来るかも知れません。汝、姦淫するなかれ。汝、殺すなかれです。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.242
(1pt)

作者の意図が分からない

なぜこの作品が賞をとったのかわかりません。文学の価値をみいだす能力が私にはないのかもしれません
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.241
(1pt)

作者の意図が分からない

なぜこの作品が賞をとったのかわかりません。文学の価値をみいだす能力が私にはないのかもしれません
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.240
(4pt)

真摯な姿勢に感動

以前読んだ短編集でも同様の構図が一貫して描かれていました。父親への憎悪の念は強い思慕の表れであり、身を削るように、喘ぐように吐き出す言葉から成る陰鬱な物語世界は、強く心を惹きつけます。妥協を許さない気迫と熱情。著者の小説に対する真摯な姿勢そのものに、深く深く感動します。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.239
(4pt)

真摯な姿勢に感動

以前読んだ短編集でも同様の構図が一貫して描かれていました。父親への憎悪の念は強い思慕の表れであり、身を削るように、喘ぐように吐き出す言葉から成る陰鬱な物語世界は、強く心を惹きつけます。妥協を許さない気迫と熱情。著者の小説に対する真摯な姿勢そのものに、深く深く感動します。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.238
(4pt)

質問です。

田中慎弥「共食い」読みました。

なまりが多少わかりにくい所があったり、えらく泥臭い描写のオンパレードだったりして色んな意味で凄さを感じました。

終盤、鳥居をくぐらない事を褒めて いる場面がありましたが、つまりあれは大人になったという事ですか?生理とか関係あるんですかね?

答えてもらえたら嬉しい。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.237
(4pt)

質問です。

田中慎弥「共食い」読みました。

なまりが多少わかりにくい所があったり、えらく泥臭い描写のオンパレードだったりして色んな意味で凄さを感じました。

終盤、鳥居をくぐらない事を褒めて いる場面がありましたが、つまりあれは大人になったという事ですか?生理とか関係あるんですかね?

答えてもらえたら嬉しい。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.236
(5pt)

自分を形づくってきたものへのぬぐえなさとそこからの自立

芥川賞受賞会見で話題となった父子の性と暴力を描く「共喰い」。小学生が曽祖父の死に触れる「第三地層の魚」も収録。

 「共喰い」は昭和の終わりの父子の性暴力の連鎖の話で全体的にグロテスクだ。だが、そのグロテスクの表現が何ともいい。義手のスポンと外れる描写が好き。どこまでもまとわりついて動けなくなる様な何かとそれへの抗いがテーマの様に感じた。
 一方「第三地層の魚」は舞台が現代で主人公も小学生で「共喰い」よりポップだ。ネットオークションで勲章を買おうかというエピソードはまさに今だ。祖父と父に自殺され、残された曽祖父と祖母と母と自分という環境で自分というものを考え始める子ども。だが、性も暴力もなく小学生と家族の会話を中心とした「第三地層の魚」は「共食い」に比べさわやかだ。
 どちらも同じ様なテーマを持ちながら対照的な二作品のコンビネーションがすばらしい。

 田中慎弥の小説は自分を形づくってきたものへのぬぐえなさとそこからの自立がテーマなのだと感じた。「共喰い」とあの会見で非常にクセの強い印象を受けるが、このテーマって言葉にすれば”青春”なのではないだろうか。
 田中慎弥が好きになった。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.235
(5pt)

自分を形づくってきたものへのぬぐえなさとそこからの自立

芥川賞受賞会見で話題となった父子の性と暴力を描く「共喰い」。小学生が曽祖父の死に触れる「第三地層の魚」も収録。

 「共喰い」は昭和の終わりの父子の性暴力の連鎖の話で全体的にグロテスクだ。だが、そのグロテスクの表現が何ともいい。義手のスポンと外れる描写が好き。どこまでもまとわりついて動けなくなる様な何かとそれへの抗いがテーマの様に感じた。
 一方「第三地層の魚」は舞台が現代で主人公も小学生で「共喰い」よりポップだ。ネットオークションで勲章を買おうかというエピソードはまさに今だ。祖父と父に自殺され、残された曽祖父と祖母と母と自分という環境で自分というものを考え始める子ども。だが、性も暴力もなく小学生と家族の会話を中心とした「第三地層の魚」は「共食い」に比べさわやかだ。
 どちらも同じ様なテーマを持ちながら対照的な二作品のコンビネーションがすばらしい。

 田中慎弥の小説は自分を形づくってきたものへのぬぐえなさとそこからの自立がテーマなのだと感じた。「共喰い」とあの会見で非常にクセの強い印象を受けるが、このテーマって言葉にすれば”青春”なのではないだろうか。
 田中慎弥が好きになった。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.234
(4pt)

芥川賞に異論はないね

2000年代の芥川賞受賞作をすべて読んだが「もらって当然」と著者がいいたくなる気持ちは理解できました

でもそれは本作がレベルが高いというのではなく、他の受賞作がレベルが低いという捉え方もできるかもしれませんが、それは読者の感じようでしょう

性的描写が過激だとの印象を受けませんでしたが、読んでいて気持ちがいい作品ではないことも確かでしょうね

セックスで女を殴り、そしてまたセックスに対して抑止がきかない父と、それに似てくる息子・・・

でもそいった性的な連鎖の問題は、ある一時期までに確かに日本で見られた傾向かもしれませんが、この現代でどうなのだろうか??

との印象も受けましたが・・・
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.233
(4pt)

芥川賞に異論はないね

2000年代の芥川賞受賞作をすべて読んだが「もらって当然」と著者がいいたくなる気持ちは理解できました

でもそれは本作がレベルが高いというのではなく、他の受賞作がレベルが低いという捉え方もできるかもしれませんが、それは読者の感じようでしょう

性的描写が過激だとの印象を受けませんでしたが、読んでいて気持ちがいい作品ではないことも確かでしょうね

セックスで女を殴り、そしてまたセックスに対して抑止がきかない父と、それに似てくる息子・・・

でもそいった性的な連鎖の問題は、ある一時期までに確かに日本で見られた傾向かもしれませんが、この現代でどうなのだろうか??

との印象も受けましたが・・・
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.232
(3pt)

本好きには必読だった!

個人的な好みですが、
『共喰い』☆☆
『第三紀層の魚』☆☆☆☆☆
嫌いという感情は不毛であるという小林秀雄に倣い『共喰い』の感想はスルーとします。

小学4年生の主人公にすぅーっと感情移入してしまいます。
子供の頃の、自分でも何がどう悲しいのか、嬉しいのかも掴めないグルグルした気持ち…
グルグルもあもあの感情からも、突然こぼれるハッキリとした自分の感情の断片。
どう感じたかも輪郭がはっきりしない、けれど良くも悪くも鮮やかな子供の頃の感情を久しぶり思い出しました。

ドラマ化、映画化ありきの本も多くうんざりするこの頃ですが、
文字を追いかける楽しみを味わえる素晴らしい作品でした。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.231
(3pt)

本好きには必読だった!

個人的な好みですが、
『共喰い』☆☆
『第三紀層の魚』☆☆☆☆☆
嫌いという感情は不毛であるという小林秀雄に倣い『共喰い』の感想はスルーとします。

小学4年生の主人公にすぅーっと感情移入してしまいます。
子供の頃の、自分でも何がどう悲しいのか、嬉しいのかも掴めないグルグルした気持ち…
グルグルもあもあの感情からも、突然こぼれるハッキリとした自分の感情の断片。
どう感じたかも輪郭がはっきりしない、けれど良くも悪くも鮮やかな子供の頃の感情を久しぶり思い出しました。

ドラマ化、映画化ありきの本も多くうんざりするこの頃ですが、
文字を追いかける楽しみを味わえる素晴らしい作品でした。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.230
(1pt)

これ文章力あるっていうんですか?

ストーリーの面白さもさして無く、テーマの掘り下げも中途半端、何が言いたいのか分からない浅薄な内容でした。
唯一評価できるのは描写力?文章力?とも言われているようですが、この方の文章、これ上手いんですか?
同人小説書いてる方の中にもっとよっぽど上手な方は居ます。
しかも、読後感最低です。読む価値なし、はい、頷きました。
作者の視線、社会観、人生観、価値観、どれも非常に薄っぺらく、寒々しい気持ちになりました。
特に芥川賞受賞作じゃなかったら、この程度の作品も世に出るんだくらいに思いますが。
芥川賞の候補って、こんな作品しかないんですか?
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.229
(1pt)

これ文章力あるっていうんですか?

ストーリーの面白さもさして無く、テーマの掘り下げも中途半端、何が言いたいのか分からない浅薄な内容でした。
唯一評価できるのは描写力?文章力?とも言われているようですが、この方の文章、これ上手いんですか?
同人小説書いてる方の中にもっとよっぽど上手な方は居ます。
しかも、読後感最低です。読む価値なし、はい、頷きました。
作者の視線、社会観、人生観、価値観、どれも非常に薄っぺらく、寒々しい気持ちになりました。
特に芥川賞受賞作じゃなかったら、この程度の作品も世に出るんだくらいに思いますが。
芥川賞の候補って、こんな作品しかないんですか?
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.228
(3pt)

当時

本屋さんでは売り切れで、ここで購入しました。

何となく読みたかっただけなのですが、一気に読んでしまいました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.227
(3pt)

当時

本屋さんでは売り切れで、ここで購入しました。

何となく読みたかっただけなのですが、一気に読んでしまいました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.226
(4pt)

読んで損なし

読み始めの情景描写の丁寧さにしつこさはあるが、

読んでいくうちにいつの間にか綺麗に細かく頭に描けた。
人物もすんなり想像できる

ストーリーとしても悪くない。芥川賞らしいという感じだった。
ただ「。」だけは気になったくらいで

とにかく綺麗な作品だなと思いました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.225
(4pt)

読んで損なし

読み始めの情景描写の丁寧さにしつこさはあるが、

読んでいくうちにいつの間にか綺麗に細かく頭に描けた。
人物もすんなり想像できる

ストーリーとしても悪くない。芥川賞らしいという感じだった。
ただ「。」だけは気になったくらいで

とにかく綺麗な作品だなと思いました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236