共喰い

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評判

共喰いの評価:

3.19/5点 レビュー 192件。 C ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全384件 21〜40 2/20ページ
No.364
(5pt)

水、暴力、セックス

海辺の街で男と女が暴力的なセックスをすると、それはもう文学になる。
私も海辺の街を見て育ってきたのでわかる。
人は海辺の話を書きたくなってしまうし、海はあまりにも巨大なので暴力を助長させるし、粗野な水の香りはセックスと相性が良い。
まあこの作品の場合は海というよりも川だが、水辺には違いない。
恐らく人間の思考回路、共感回路というのは大体似通っていて、{海,暴力,性}というイメージの集合はひとつの定型になっている。
本作の場合はそれに加えて、プロレタリア文学的な「下賤の者の美」に溢れ、そこに父と子、血縁が絡む。
むしろそちらが本作の芯ではないかとも考えられるが、私にとってはやはり{海,暴力,性}が先にあり、それ以外は全部後から付け加えられた副次的なものに見える。
祭と神社という要素が物語を彩り、中国地方の強い訛が何とも言えない汚らしさと力強さを作品に与える。と言っては怒られるかな。もちろん褒めている。
短いながらも力強い作品になっていて、芥川賞を取ったのも納得した。

私が田中慎弥の作品を手に取ったのはこれが初めてで、たまたまだった。
読み終わったあと初めて、「例の」会見の人だと知った。
もう十年前にニュースでちらりと見ただけだったはずなのに、ウィキペディアの顔写真をひと目見ただけではっきりと「あの人だ」と思い出したのですごい。
当時の都知事は石原慎太郎で、石原慎太郎といえば歯に衣着せぬ辛口批評で有名だが、芥川賞選考委員辞任の際に「最近の候補作は自分の人生を反映したリアリティーに欠ける。心身性、心と身体といったものが感じられない」というようなことを述べていた。
一方で田中の作品(本作)については「俺はむしろ彼の作品を評価した」とのこと。
石原が言う「心身性」というのがどういうことなのか、本作を読むとわかるような気がする。

以上、文学評論っぽくちょっと気取って感想を書いてみました。
田中さんの他の作品も読んでみようと思います。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.363
(5pt)

水、暴力、セックス

海辺の街で男と女が暴力的なセックスをすると、それはもう文学になる。
私も海辺の街を見て育ってきたのでわかる。
人は海辺の話を書きたくなってしまうし、海はあまりにも巨大なので暴力を助長させるし、粗野な水の香りはセックスと相性が良い。
まあこの作品の場合は海というよりも川だが、水辺には違いない。
恐らく人間の思考回路、共感回路というのは大体似通っていて、{海,暴力,性}というイメージの集合はひとつの定型になっている。
本作の場合はそれに加えて、プロレタリア文学的な「下賤の者の美」に溢れ、そこに父と子、血縁が絡む。
むしろそちらが本作の芯ではないかとも考えられるが、私にとってはやはり{海,暴力,性}が先にあり、それ以外は全部後から付け加えられた副次的なものに見える。
祭と神社という要素が物語を彩り、中国地方の強い訛が何とも言えない汚らしさと力強さを作品に与える。と言っては怒られるかな。もちろん褒めている。
短いながらも力強い作品になっていて、芥川賞を取ったのも納得した。

私が田中慎弥の作品を手に取ったのはこれが初めてで、たまたまだった。
読み終わったあと初めて、「例の」会見の人だと知った。
もう十年前にニュースでちらりと見ただけだったはずなのに、ウィキペディアの顔写真をひと目見ただけではっきりと「あの人だ」と思い出したのですごい。
当時の都知事は石原慎太郎で、石原慎太郎といえば歯に衣着せぬ辛口批評で有名だが、芥川賞選考委員辞任の際に「最近の候補作は自分の人生を反映したリアリティーに欠ける。心身性、心と身体といったものが感じられない」というようなことを述べていた。
一方で田中の作品(本作)については「俺はむしろ彼の作品を評価した」とのこと。
石原が言う「心身性」というのがどういうことなのか、本作を読むとわかるような気がする。

以上、文学評論っぽくちょっと気取って感想を書いてみました。
田中さんの他の作品も読んでみようと思います。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.362
(4pt)

親族家族との心のつながり

「共喰い」では異常性の中の親子のつながりや葛藤を描き、「第三紀層〜」では心の拠り所となっていた曽祖父の死を通じて主人公が悩み成長する姿を感じた。芥川賞ではあるが、機微や心情の変化・描写含め非常に読みやすかった
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.361
(4pt)

親族家族との心のつながり

「共喰い」では異常性の中の親子のつながりや葛藤を描き、「第三紀層〜」では心の拠り所となっていた曽祖父の死を通じて主人公が悩み成長する姿を感じた。芥川賞ではあるが、機微や心情の変化・描写含め非常に読みやすかった
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.360
(2pt)

性と暴力

芥川賞受賞作会見の印象が残っており、期待して読みました。始めから最後まで「性と暴力」について書かれており、ときおり不快な気分になりました。しかし、最後のシーンだけ共感でき、やはしこうした物語はこういう終わり方が一番良いのかと感じました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.359
(2pt)

性と暴力

芥川賞受賞作会見の印象が残っており、期待して読みました。始めから最後まで「性と暴力」について書かれており、ときおり不快な気分になりました。しかし、最後のシーンだけ共感でき、やはしこうした物語はこういう終わり方が一番良いのかと感じました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.358
(1pt)

何が何だか分かりません

今でいうところのdomestic violenceをテーマにした物語でしょうか。
まあ,酔っ払って手を挙げる人はいるでしょうが,セックスをやっている最中に手を挙げるのはサディストでしょう。どれくらいいるのでしょう。そういう人が。いや,そういうふうにこの作品を読んではいけないのかもしれませんね。読者に読んでほしいことは,共感でもないし,反発でもないし,世の中にはいろんな人がいるんだなあということか。ますます分かりません。分からないことが文芸なのか。いや,簡単に分かっちゃまずいのでしょう。芥川賞だから。やすやすと分かってしまっては,芥川賞の権威が落ちてしまいます。純文学とやらをもっと勉強しなさいと・・・。もうたくさんです。
田中慎弥さんは一見eccentricな人ですが,そういうことはどうでもよくわたしたちには作品が全てです。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.357
(1pt)

何が何だか分かりません

今でいうところのdomestic violenceをテーマにした物語でしょうか。
まあ,酔っ払って手を挙げる人はいるでしょうが,セックスをやっている最中に手を挙げるのはサディストでしょう。どれくらいいるのでしょう。そういう人が。いや,そういうふうにこの作品を読んではいけないのかもしれませんね。読者に読んでほしいことは,共感でもないし,反発でもないし,世の中にはいろんな人がいるんだなあということか。ますます分かりません。分からないことが文芸なのか。いや,簡単に分かっちゃまずいのでしょう。芥川賞だから。やすやすと分かってしまっては,芥川賞の権威が落ちてしまいます。純文学とやらをもっと勉強しなさいと・・・。もうたくさんです。
田中慎弥さんは一見eccentricな人ですが,そういうことはどうでもよくわたしたちには作品が全てです。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.356
(1pt)

っっっっっっっ

もっちじっくり読めば味が出てきたのかもしれないが、表面的に読みすぎたかも
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.355
(1pt)

っっっっっっっ

もっちじっくり読めば味が出てきたのかもしれないが、表面的に読みすぎたかも
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.354
(3pt)

会見と印象が違う!堅実な文学作品

芥川賞受賞時に「もらっといてやる」、と何か逆切れ気味だった会見ばかりが印象にあった作家さん。当時私は文学とか読書とは縁遠い生活で、仕事と家庭で精一杯の時期でした。

 さて、先日図書館に出向いたところ、在庫処分?なのか無人販売所で30円で本作が販売されておりました。手に取って作者名をみて会見のシーンを思い出し、手に取りました。

 本作は表題作の「共喰い」と「第三世紀の魚」の二本立て。以下に簡単なあらすじと感想を。

『共喰い』
 エッチを覚えてしまった高校生の遠馬、その彼女の千種、女性に対してはだらしない父親(しかも最中に暴力を振るうことで興奮するらしい)、父と遠馬と共に暮らす琴子さん、遠馬の実の母で隻腕の仁子さん。こうした面々が田舎の狭い共同体で生活するさまを描いています。

 若い性の横溢。そしてその親にも未だに漲る性。繰り返される暴力。これがテーマでしょうかい。

 個人的には暴力よりも、性へのオープンな様子に関心を引いてしまいました。
 性の目覚めを経た後に、父親と継母の性生活を知ってしまうというのは、複雑な心境になります。また少年自らの性の営みを父親や母親に悟られるのも、これまた恥ずかしい。性の話は最も根源的なトピックですが、なかなか正視しづらいものです。我が家も長男がもうじき高校生になろうとしていますが、その手の話をなかなかできずにいます(教育的な観点ですよ)。

 その点で本作は、なんというか下衆、醜悪な部分があるかもしれません。性という人間の本質、見たいけど正視したくないものを、あからさまに見せてくる。
 笑いにおいて下ネタは反則、などと言ったりもしますが、小説でも同じような気がします。良くも悪くも性への印象しか残らない。
 そういえば、若者の溢れんばかりの性、という点でいうと、かつて読んだ『青春の門』を思い出しました。

『第三紀層の魚』
 はじめに『共喰い』を読んだので、こっちの作品は非常に静的に感じました。戦争を経験し今は死ぬ間際である曾祖父、警察官だった自殺した祖父、そして急な病気で亡くなった父。このような過程で母と二人で暮らす小学生の主人公。

 バックグラウンドが暗い感じの家ですが、描写には暗さはあまりありません。調子の悪い曾祖父と主人公が共通の話題である「釣り」や「魚」を通じてコミュニケーションをとる様子など、題名にもある通り「魚」がテーマとなっています。

 これと言って印象は強くないのですが、内容に起伏があるわけでもないのに、文章が丁寧でとても読みやすく感じました。

・・・

 とてもしっかりとした堅実な、でも読者にやさしい読みやすい文章を書く作家さんだと感じました。ただ一般的な娯楽小説とは趣を異にするので、大売れしなさそうに感じました。機会があたら他の作品も読んでみたいです。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.353
(3pt)

会見と印象が違う!堅実な文学作品

芥川賞受賞時に「もらっといてやる」、と何か逆切れ気味だった会見ばかりが印象にあった作家さん。当時私は文学とか読書とは縁遠い生活で、仕事と家庭で精一杯の時期でした。

 さて、先日図書館に出向いたところ、在庫処分?なのか無人販売所で30円で本作が販売されておりました。手に取って作者名をみて会見のシーンを思い出し、手に取りました。

 本作は表題作の「共喰い」と「第三世紀の魚」の二本立て。以下に簡単なあらすじと感想を。

『共喰い』
 エッチを覚えてしまった高校生の遠馬、その彼女の千種、女性に対してはだらしない父親(しかも最中に暴力を振るうことで興奮するらしい)、父と遠馬と共に暮らす琴子さん、遠馬の実の母で隻腕の仁子さん。こうした面々が田舎の狭い共同体で生活するさまを描いています。

 若い性の横溢。そしてその親にも未だに漲る性。繰り返される暴力。これがテーマでしょうかい。

 個人的には暴力よりも、性へのオープンな様子に関心を引いてしまいました。
 性の目覚めを経た後に、父親と継母の性生活を知ってしまうというのは、複雑な心境になります。また少年自らの性の営みを父親や母親に悟られるのも、これまた恥ずかしい。性の話は最も根源的なトピックですが、なかなか正視しづらいものです。我が家も長男がもうじき高校生になろうとしていますが、その手の話をなかなかできずにいます(教育的な観点ですよ)。

 その点で本作は、なんというか下衆、醜悪な部分があるかもしれません。性という人間の本質、見たいけど正視したくないものを、あからさまに見せてくる。
 笑いにおいて下ネタは反則、などと言ったりもしますが、小説でも同じような気がします。良くも悪くも性への印象しか残らない。
 そういえば、若者の溢れんばかりの性、という点でいうと、かつて読んだ『青春の門』を思い出しました。

『第三紀層の魚』
 はじめに『共喰い』を読んだので、こっちの作品は非常に静的に感じました。戦争を経験し今は死ぬ間際である曾祖父、警察官だった自殺した祖父、そして急な病気で亡くなった父。このような過程で母と二人で暮らす小学生の主人公。

 バックグラウンドが暗い感じの家ですが、描写には暗さはあまりありません。調子の悪い曾祖父と主人公が共通の話題である「釣り」や「魚」を通じてコミュニケーションをとる様子など、題名にもある通り「魚」がテーマとなっています。

 これと言って印象は強くないのですが、内容に起伏があるわけでもないのに、文章が丁寧でとても読みやすく感じました。

・・・

 とてもしっかりとした堅実な、でも読者にやさしい読みやすい文章を書く作家さんだと感じました。ただ一般的な娯楽小説とは趣を異にするので、大売れしなさそうに感じました。機会があたら他の作品も読んでみたいです。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.352
(5pt)

読むのが病みつきになる本

人の内面にあるどす黒いものを、美しい文体にのせて浮かび上がらせていると感じました。読んでて楽しくなるようなことはないのですが、読むのが病みつきになり止まらない。
主人公の母親の振る舞いは、最初から最後まで切ないものがあった。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.351
(5pt)

読むのが病みつきになる本

人の内面にあるどす黒いものを、美しい文体にのせて浮かび上がらせていると感じました。読んでて楽しくなるようなことはないのですが、読むのが病みつきになり止まらない。
主人公の母親の振る舞いは、最初から最後まで切ないものがあった。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.350
(3pt)

good

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共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.349
(3pt)

good

good
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.348
(5pt)

セックスだけが生きがいというような人生は楽しいのだろうか

『共喰い』(田中慎弥著、集英社文庫)」の主人公、17歳の高校生・遠馬の50歳近い父親・円は、10歳年上の妻で遠馬の母親である仁子とは別居し、35歳の琴子と遠馬と暮らしています。近くのアパートの角の所で地面に腰を下ろし、声をかける男を待ち続けている40歳くらいの女とも関係を持っています。さらに、欲情を抑えられずに、遠馬の1つ年上の恋人・千種をも犯してしまうという大変な男です。その上、セックス時には、相手を殴りつけたり首を絞めたりすることで自らの快感を高めるという尋常ならざる性癖を有しています。そして、遠馬にも同じ性癖が受け継がれているのです。

「(朝の五時)階段の上から目だけで、豆電球のともっている座敷を覗く。見るのは初めてではない。大きくて厚みのある琴子さんに小柄な父が埋め込まれ、その肉の塊が、不自由を味わっているように、苛立たしげに、止まることなく動いている。・・・父が腰を振動させながら上半身を反らせると、琴子さんの髪を掴み、反対の手で頬を張った。肉の音から少し遅れて琴子さんの吐息が出、それに反応したように父の動きが速くなり、両手を首にかけて絞め上げる」。

彼らには、劇的な結末が待ち構えています。

小説を読むのは、別の人生を経験することだと誰かが言っていたが、その意味で、臨場感溢れる本作品はその役割を律儀に果たしています。ところが、私は決して聖人君子ではないが、登場人物たちのようにセックスだけが生きがいという人生は楽しいのだろうかと考え込んでしまいました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.347
(5pt)

セックスだけが生きがいというような人生は楽しいのだろうか

『共喰い』(田中慎弥著、集英社文庫)」の主人公、17歳の高校生・遠馬の50歳近い父親・円は、10歳年上の妻で遠馬の母親である仁子とは別居し、35歳の琴子と遠馬と暮らしています。近くのアパートの角の所で地面に腰を下ろし、声をかける男を待ち続けている40歳くらいの女とも関係を持っています。さらに、欲情を抑えられずに、遠馬の1つ年上の恋人・千種をも犯してしまうという大変な男です。その上、セックス時には、相手を殴りつけたり首を絞めたりすることで自らの快感を高めるという尋常ならざる性癖を有しています。そして、遠馬にも同じ性癖が受け継がれているのです。

「(朝の五時)階段の上から目だけで、豆電球のともっている座敷を覗く。見るのは初めてではない。大きくて厚みのある琴子さんに小柄な父が埋め込まれ、その肉の塊が、不自由を味わっているように、苛立たしげに、止まることなく動いている。・・・父が腰を振動させながら上半身を反らせると、琴子さんの髪を掴み、反対の手で頬を張った。肉の音から少し遅れて琴子さんの吐息が出、それに反応したように父の動きが速くなり、両手を首にかけて絞め上げる」。

彼らには、劇的な結末が待ち構えています。

小説を読むのは、別の人生を経験することだと誰かが言っていたが、その意味で、臨場感溢れる本作品はその役割を律儀に果たしています。ところが、私は決して聖人君子ではないが、登場人物たちのようにセックスだけが生きがいという人生は楽しいのだろうかと考え込んでしまいました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.346
(4pt)

まあ、面白いが、ちょっと汚らしい雰囲気なのが

日頃、あまり小説は読まない者ですが、数年前、あの記者会見に影響を受け、本書を購入し全て読みました。

 さすがに著名な賞を受賞するだけあって、まぁ、面白くはありましたが、ちょっと何とも言えない暗さというのか、不衛生さというのか、それはある意味、人間的というのかも知れませんが、どうも私には心地よくはありませんでした。

 本書を読む直前期に読んでいた小説が、村上春樹の1984であったため、なおさらそう感じました。村上春樹の小説の世界は、おしゃれな非現実的な綺麗な世界というのか、都市的というのか、「そんな人間いないよ」というような人間が登場するというのか、ある意味前向きというのか、そういう印象を受けますが、本書はその真逆な印象を受けました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.345
(4pt)

まあ、面白いが、ちょっと汚らしい雰囲気なのが

日頃、あまり小説は読まない者ですが、数年前、あの記者会見に影響を受け、本書を購入し全て読みました。

 さすがに著名な賞を受賞するだけあって、まぁ、面白くはありましたが、ちょっと何とも言えない暗さというのか、不衛生さというのか、それはある意味、人間的というのかも知れませんが、どうも私には心地よくはありませんでした。

 本書を読む直前期に読んでいた小説が、村上春樹の1984であったため、なおさらそう感じました。村上春樹の小説の世界は、おしゃれな非現実的な綺麗な世界というのか、都市的というのか、「そんな人間いないよ」というような人間が登場するというのか、ある意味前向きというのか、そういう印象を受けますが、本書はその真逆な印象を受けました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470