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君の思い出が消えたとしても



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【この小説が収録されている参考書籍】
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)

君の思い出が消えたとしてもの評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

出だし、後半からラストのシーンはとても良かった

『カササギの計略』も読みました。断然『君の思い出が』の方が良かったでした。自分好みのストーリー仕立てでした。
人生に落ちこぼれて、死ぬことさえ考えた二人が出会い、惹かれ合い、相手を思い、そして、生き甲斐さえも生まれてきます。しかし、儚くも別れる運命、そしてラストを迎えます。女学生向きとも云えるかもしれません。
「寿命を思い出と引き換えしなければ、一ヶ月後に死んでしまう」、「寿命と交換できる良い思い出を二人で創る」、「思い出コーディネーター」とか、奇抜で面白いアイデアだと思います。
ただ、「やりたい事がスイーツ三昧」、「友だちと兄への後悔と謝罪」は、内容があまりにも稚拙過ぎます。この部分が改善できていれば、星4つをあげてもよかったと考えています。残念です。
仮に、その部分を割り引いたとしても、全体を通して、合格点をあげたいと思います。
出だし、そして後半からラストのシーンはとても良かったです。読後は、題名『君の思い出が消えたとしても』が余韻となって心に残り、清々しい気持ちにさせてくれます。
是非、次回作も読んでみたいです。
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)より
480028662X
No.5:
(5pt)

するすると引き込まれて、最後に気持ちの良い余韻が残りました

前作にとても感銘を受けて、待ちに待った第2作目。
サイバ先生の作品をたまにチェックしていたものの、気がついたら発売しており、今回も即買いです。

今回も最初から読みやすく、するするとその世界観に引き込まれて行きました。
ホワイトどんでん返しの流れを汲む、気持ちのよい締めくくりで、今回も心が温まりました。

第3作も期待しております!
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)より
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No.4:
(5pt)

ファンタジーを疑わないで読む

ミステリ好きならファンタジー部分は疑って読んでしまうもの。私は、ファンタジー要素はないと決め付けた上で「彼女の正体」を推測してみたけど、違ってました。ぶっちゃけますと、兄貴の元カノではありません。この人の作品は切ないけど読後感が良く、読み終わってからも余韻にひたれますね。自作にも期待してます。
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)より
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No.3:
(5pt)

読後は幸せな気持ちになれます!

待っていた2作目。
今回もおどろきのどんでん返しがあるのかと期待しながら読みすすめました。

思い出コーディネーターを名乗る女性は何者なのか?
何故主人公の前に現れたのか?

結末を読む前に推理して、当ててみせる!と意気込んで読みました。

女性が何者であるかは途中でうすうすわかってきます。
何故主人公の前に現れたのかは…
くやしいけど結末を読まないとわかりませんでした。

映画「シックスセンス」を彷彿させるような驚きです。

ページをめくるたび、映画の1シーンのように場面が目の前に現れる…そんな感じで情景が丁寧に書かれています。

結末は、せつない。
でも、魂が浄化したような幸せな気持ちになれます。

3作目も期待したいです。
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)より
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No.2:
(3pt)

まずまず

思い出を寿命に変えてくれるという不思議な世界観のお話。
カササギの計略が好きだったので期待していましたが、
ちょっと期待し過ぎていたのか、悪くはないのですがと言ったところです。
しかし、テイストが好きな著者なので、次回作に期待です。
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)より
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No.1:
(3pt)

なんか大したことないな~

「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作者のデビュー第1作。大賞受賞作『カササギの計略』と絡めて、どちらかが ”隠し球”だとか、いろいろいわれているのですが、その辺の事情はよく分かりません。とにかく作者が作家デビューするについていろいろと慎重に計画を練っていたことはたしかなんでしょうね。

 でもこの作品がどうかといわれると、正直インパクトに欠ける作品だとしか言えないように思いました。そこはミステリーですから、最後にどんでん返しが用意されているのですが、これほど荒唐無稽なセッティングを用意した割にはそれほど衝撃を受けるようなどんでん返しではありません。たしかに楽しくは読めますが、作品としては平凡な作品なのではないでしょうか。

 最後になりますが、この作者、長く作家を続けていくのなら、妙な漢字や四文字熟語の使い方を改める必要があると思います。文章ももう少し落ち着いた文章が書けるようにならないといけませんね。ライトミステリーの評としてはいささか場違いな議論になってしまいますが、作家というものは単に面白い話が書ければよいというものではないと思うのです。そのバックにそれなりの教養や場合によっては人生経験が必要なのではないでしょうか。それは(比べる相手が悪いかも知れませんが)チャンドラーやロス・マクドナルドがどんな人生を送ったかを考えてみれば明らかだと思います。
君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:君の思い出が消えたとしても (宝島社文庫)より
480028662X

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