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君の思い出が消えたとしても
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君の思い出が消えたとしてもの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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『カササギの計略』も読みました。断然『君の思い出が』の方が良かったでした。自分好みのストーリー仕立てでした。 人生に落ちこぼれて、死ぬことさえ考えた二人が出会い、惹かれ合い、相手を思い、そして、生き甲斐さえも生まれてきます。しかし、儚くも別れる運命、そしてラストを迎えます。女学生向きとも云えるかもしれません。 「寿命を思い出と引き換えしなければ、一ヶ月後に死んでしまう」、「寿命と交換できる良い思い出を二人で創る」、「思い出コーディネーター」とか、奇抜で面白いアイデアだと思います。 ただ、「やりたい事がスイーツ三昧」、「友だちと兄への後悔と謝罪」は、内容があまりにも稚拙過ぎます。この部分が改善できていれば、星4つをあげてもよかったと考えています。残念です。 仮に、その部分を割り引いたとしても、全体を通して、合格点をあげたいと思います。 出だし、そして後半からラストのシーンはとても良かったです。読後は、題名『君の思い出が消えたとしても』が余韻となって心に残り、清々しい気持ちにさせてくれます。 是非、次回作も読んでみたいです。 | ||||
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思い出を寿命に変えてくれるという不思議な世界観のお話。 カササギの計略が好きだったので期待していましたが、 ちょっと期待し過ぎていたのか、悪くはないのですがと言ったところです。 しかし、テイストが好きな著者なので、次回作に期待です。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作者のデビュー第1作。大賞受賞作『カササギの計略』と絡めて、どちらかが ”隠し球”だとか、いろいろいわれているのですが、その辺の事情はよく分かりません。とにかく作者が作家デビューするについていろいろと慎重に計画を練っていたことはたしかなんでしょうね。 でもこの作品がどうかといわれると、正直インパクトに欠ける作品だとしか言えないように思いました。そこはミステリーですから、最後にどんでん返しが用意されているのですが、これほど荒唐無稽なセッティングを用意した割にはそれほど衝撃を受けるようなどんでん返しではありません。たしかに楽しくは読めますが、作品としては平凡な作品なのではないでしょうか。 最後になりますが、この作者、長く作家を続けていくのなら、妙な漢字や四文字熟語の使い方を改める必要があると思います。文章ももう少し落ち着いた文章が書けるようにならないといけませんね。ライトミステリーの評としてはいささか場違いな議論になってしまいますが、作家というものは単に面白い話が書ければよいというものではないと思うのです。そのバックにそれなりの教養や場合によっては人生経験が必要なのではないでしょうか。それは(比べる相手が悪いかも知れませんが)チャンドラーやロス・マクドナルドがどんな人生を送ったかを考えてみれば明らかだと思います。 | ||||
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