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蜜蜂



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【この小説が収録されている参考書籍】
蜜蜂

蜜蜂の評価: 4.13/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

問題提起は重要だが、科学的には疑問が残る

養蜂群の大量崩壊が深刻な問題であることは知っているが、その原因はまだ解明されていない。農薬が原因だという説が有力で、EU諸国では規制を実施して養蜂群が回復傾向にあるともいわれている。
また、主要作物であるイネや麦、トウモロコシなどは風媒花で蜜蜂とは関係ない。
こうしたことを考えると、蜜蜂絶滅で人類が「全般的崩壊」に至るという未来像はいささか誇張しすぎに感じるし、一党独裁の管理社会の中国だけが人工授粉で生き延びるというシナリオも疑問が大きい。なぜなら、民主主義や言論の自由がない国ほど環境汚染がひどいからだ。

物語としては、養蜂が注目され始めた19世紀初めと養蜂群の崩壊が顕著になった21世紀初めと全般的崩壊後の未来を並行して描く構成は面白いが、登場人物が思い込みが強すぎたり、挫折に弱かったりで今ひとつ魅力に欠け、感情移入しづらい。
蜜蜂Amazon書評・レビュー:蜜蜂より
4140056967

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