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蜜蜂
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蜜蜂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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図書館の新刊コーナーで以前、借りて読んで、衝撃を受けました。一生、手元に置いておきたい本、を考えた時、この本も候補に入り、購入することにしました。自分には子供はいませんが、将来、姪や甥にも引き継いで読んでもらいたい本です。 | ||||
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本の状態たとても良く、また、迅速に届けてもらえました。助かりました。ありがとうございました。 | ||||
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著者はヤングアダルト作家だったようでなんだかなあ。 啓蒙的というか教養の押し売りというか、ノルウェイ人てのはこういうのが好きなのかな。 昔売れた「ソフィーの世界」だっけ、あれもそうだけど。 教養ある大人が世の中について若いもんに教えてやる的な鼻持ちならない傲慢さが漂う。 自然はありのままがいいんだよ的なナチュラリスト的な陳腐さもある。 あと20年以上前に3日ぐらい滞在しただけだからよくわからなかったけどノルウェイの人ってやっぱコスモポリタンなのかな。なんか世界はどこでも同じだよって思ってるんじゃないかって節がある。だから文化の描写が雑。チャーハンは箸で食べないよ。 蜜蜂の大量死に関する知識が欲しいのならほかの本を読んだほうがいい。 | ||||
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"その一冊を手に取った。『ミツバチの歴史』。まだ一度も最後まで読んだことがない。わたしはページを開いた。"著者の初の大人向けであり、世界中でベストセラーとなっている本書は、近未来ディストピア小説でありつつ、時代を超えた家族の絆と希望の物語としての読後感も素晴らしい。 個人的には"はちみつとフリーペーパーのお店"のメンバーとして、フリーペーパーはもちろん、前者【はちみつに関係した話題の小説】といったところの興味と装丁の美しさから、フラリと手にとったわけですが。。 1852年のイギリス、2007年のアメリカ、2098年の中国といった近未来も含む覇権(ヘゲモニー)国家に住む3つの家族それぞれを語り部にして、ノルウェーの女性作家が同時進行に【世界システムの崩壊】を大きなスケールで描く物語である本書は、精密な調査やインタビューの成果を随所に感じさせつつも、身近な所にやわらかく着地させている所がなんとも巧みな著者だと感じました。 蜂蜜や蜜蜂に関わる人はもちろん、食の未来の一つの選択肢をイメージしたい誰かに、そして家族の絆の再生物語が好きな誰かにもオススメ。(と、蜜蜂さんにも、あらためての感謝を。) | ||||
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蜜蜂に関係して、3つの時代の家族の葛藤が描かれています。 長編ですが、構成力や内容の面白さに魅かれて、ほぼ一気読みです。 (5つ星のレビューがなかったので、この面白さを知っていただきたく、投稿しました) | ||||
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内容紹介にも書かれているが、本書は、19世紀半ばのイギリス、20世紀初頭のアメリカ、21世紀末の中国を舞台に三つの家族の日々を描いている。カギを握るのは書名にもなっている蜜蜂で、人工巣箱による養蜂、蜂群崩壊症候群、蜜蜂の消えた社会、それぞれの家族や登場人物たちがこういった状況に直面し、苦闘する。面白いのは、三つの国がそれぞれの時代にあって「覇権国家」であること(中国は推測でしかないが)。 イギリスでは親と子の対立や師との関係、アメリカでは親と子の対立に加え夫婦関係、中国では母の子への強い愛と夫婦関係が大きなウェイトを持っている。中国の部で分は少しカフカを思い出した。 そして、家族の崩壊と再生の物語とも言える。 それぞれの時代にあって、苦境の中で主人公たちが見出す「希望」に救われる。 | ||||
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ウィルダム、ジョージ、タオの3つの違う時代の家族の話が物語を構成している。 ミツバチの持つ秘密、もしくは謎が、この物語の核なのだろう。 しかし、3つの家族のそれぞれの家族の物語としても読むことができ、私はそれぞれの話に魅力を感じた。 父親、母親のあり方、子どもとの関わり方は、永遠のテーマだ。 ウィルダムと息子エルドムンド、娘シャーロット。 ジョージと息子トム、妻エマ。 タオと息子ウェンウェン、夫クワン。 それぞれがそれぞれに考えさせられた。 | ||||
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養蜂群の大量崩壊が深刻な問題であることは知っているが、その原因はまだ解明されていない。農薬が原因だという説が有力で、EU諸国では規制を実施して養蜂群が回復傾向にあるともいわれている。 また、主要作物であるイネや麦、トウモロコシなどは風媒花で蜜蜂とは関係ない。 こうしたことを考えると、蜜蜂絶滅で人類が「全般的崩壊」に至るという未来像はいささか誇張しすぎに感じるし、一党独裁の管理社会の中国だけが人工授粉で生き延びるというシナリオも疑問が大きい。なぜなら、民主主義や言論の自由がない国ほど環境汚染がひどいからだ。 物語としては、養蜂が注目され始めた19世紀初めと養蜂群の崩壊が顕著になった21世紀初めと全般的崩壊後の未来を並行して描く構成は面白いが、登場人物が思い込みが強すぎたり、挫折に弱かったりで今ひとつ魅力に欠け、感情移入しづらい。 | ||||
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