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(短編集)
鏡じかけの夢
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鏡じかけの夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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短い話5編で、1話1話が短い時間で読めるので、 すぐに読み終わりました。 が、どの話もインパクトが大で、あの短さあんなに衝撃を受けさせてくれてるなんて!と、すぐにファンになりました。 イヤミスはたくさん読みましたが、今でも心に残る一冊です。 イヤミス好きな方にはおすすめです! | ||||
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大正から昭和にかけて、願いをかなえる鏡にまつわった人の、数奇な運命を描いた、連作短編集です。 5編収録されていますが、個人的には真ん中の第3編からぐんぐんおもしろくなっていきました。 意外な展開、という点では、最後の「双生児の鏡」が、あっと驚く展開となっていて、楽しめました。 人生の悲哀を感じさせる、という点では、4編目の「奇術師の鏡」がよかったです。 ミステリとか、伝奇的な小説の好きな人なら、多くの人が楽しめそうな作品だと思います。 | ||||
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秋吉理香子先生の小説の大ファンです。 夢中になって何もかも忘れてしまう程集中して読めます。 | ||||
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舶来の古い鏡を巡って起きる5つのオムニバスドラマです。しっかり磨いて願い事をすれば願いを叶えてくれる鏡なのですが、当然のように皮肉な結果になり、登場人物には悲劇的な最期が待っています。漫画「悪魔の花嫁」や江戸川乱歩風のお話もあり、「世にも奇妙な物語」の原作に使えそうです。最後に鏡は破壊されることはなく、次の犠牲者を待っている感じの終わり方です。最初から最後まで面白く読めました。 | ||||
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いかにもこの作者らしい、人の心の闇を描いたオムニバス短編集。とても読み易くて、面白く、短時間で読み終えることが出来た。 ただ思ったほど、恐怖を覚えなかったのは、残念。きっと、私の想像力が枯渇して来たからだろう。これ、凄く怖い話だよな、と頭では理解できても、活字で恐怖を覚えるのが、困難なのだ。怪談話が怖くて、夜中便所に行けなかった昔が懐かしい。 | ||||
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表紙は怖いが、内容は、人間の欲望やドラマ、葛藤など、様々な「物語」がふんだんに盛り込まれており、読者を離さない「魔力」を持っている本だと思う。 | ||||
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バッドエンドで猟奇的。帯に「清々しいまでのバッドエンド、ここに極まる」と書かれているが、願いをかけた人のすべてが破滅するわけではなく、邪心を持たずに願いを込める人にはちょっとした幸せや希望がもたらされて幸せになれたりもする気持ちのいい部分もある。好きな系統の話。面白くて引き込まれた。星四つなのは「奇術師の鏡」が井上ひさしの「月なきみそらの天坊一座」に酷似していることが気になったため。こういう引っかかりを感じてしまうと物語世界に入り込めなくなってしまうので残念。 | ||||
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「お願い事」って、何で「代償」とセットって概念なんだろう ↑で自然に納得してしまうこの感覚は一体人生のどこらへん辺りで形成されたんだろう?と、思索に耽ってみた ナルキッソスと繚乱が好みだった 子どもの頃ギリシャ神話を読んで「これ、単に女神が『因縁つけた』感じだよなー」と、心から気の毒に感じた事を思い出した 面白かったです | ||||
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磨いた者の願いを叶えると噂されているヴェネツィアから流れ着いた一枚の鏡 その1枚の鏡に翻弄される人々を描いた5話収録の連作短編集です。 時代背景は戦前から終戦直後 それ故、言葉使いが古めかしく更に恐ろしさが助長された。 5話それぞれ、人間の欲が表現されているが、全てテイストが異なっていて面白い。 そして恐々読み進めて行くと予想だにしなかった結末に再び驚かされる。 どの短編も良かったけれど「双生児の鏡」はあまりにも切なかった。 グリム童話の様な印象もあり鏡の持つ魔力より人間の業の深さを感じた切れ味鋭い短編集 | ||||
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