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砂上
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砂上の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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主人公、母、本当は娘である妹、女性編集者、秘密を共有している助産師、バイト先の雇用主である同級生、、、面白そうな人物がたくさんでてくるのに、「小説を書くことをあきらめられないでいる女』の話がベースなので、その他人物の物語は浅くしか触れられていないので、もっと知りたいともやもやしてしまいました。かと言って、小説を書いている主人公の心情がものすごく胸に迫ってくるわけでもなく。 もっと長編で一人一人深く掘り下げてあれば感情移入できたんでしょうか。 | ||||
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とても丁寧に書かれた小説です。文章も上手ですし、ハッとさせられるような表現もたくさんあります。だからでしょうか。内容が平坦で読むのが苦痛でした。作家や作家になりたい人には何か響くのかもしれません。ただ、ずっと薄暗く湿ったような景色の中、自己愛の強い主人公が独白を繰り返すような内容で、読んでいて暗い気持ちになりました。ラストにもあまり救いを感じられませんでした。 ただ、書くことの苦しさや大変さは理解できました。 作家は常にこの苦しさと戦いながら本を書いているのかと思うと尊い気持ちになりました。 編集者はなかなかくせがあって面白かったです。作家の内面を凄くえぐってくるんですね。だからこそ素敵な作品が書けるのかも知れませんが、友達になりたくないと思いました(笑)そういう関係性の中で何か新しいものが生まれるのかもしれません。 やはりもう少し明るく救いのあるお話を読みたいと思いました。 この作家さんの作品はどれも素敵なので! | ||||
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桜木紫乃が書いてきた中で一番の駄作 つまらない この本から桜木紫乃の著作を呼んでは駄目 | ||||
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文章はスッと入ってきます。ただ、あまり先を読みたいと思わなくて・・・1/3読んだくらいで苦痛になってきて読むのを止めちゃいました。 少々マニアックすぎる題材だったかなと・・・ただ、自分の知らない、経験のない世界を読むのも小説なんですけどね。残念ながら私には合いませんでした。ホント残念。 | ||||
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桜木さんのファンです。すべての著作を読みましたが、文春の著者インタビューでの発言が 本当ならば、渾身の一作なのですね。 いつもなら読んでいて時間を忘れてしまうほどのストーリーが多いのですが、 本作は辛かったです。 なぜでしょう。多分、読者は編集者のお説教を聞きたくないんですよね。 とりわけこの著作に出てくる女性編集者の言葉が、小説の流れを分断してしまって集中できないのです。 孤独で追い込まれた40代の女性が小説執筆になんとか生きる希望を見いだす、というテーマ。 桜木さんならどんな風に書くのか、発売前からとても楽しみにしていました。 ワンパターンを避けようとして今回はこうした小説になったのでしょうか。 周りのキャラクターも掘り下げれば面白そうな人物が多く登場していただけに、 なんとも消化不良の小説になっていた気がします。 | ||||
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どうしてこんな方向になっちゃったのか? 好きな作家さんなだけに残念。 クセのある編集者と作家、そして作家オンナ三世代。 今まで通り普通に小説を書いてくれれば面白かったと思うんだけどなー。 | ||||
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小説の中で同タイトルの小説を書き上げるという構成は興味深かった。 主人公は主体性がないのではなく、愛情の欠落した人だと感じた。編集者は読者は主人公の人生には興味無いと言ったが、主人公が16歳でしでかした出来事を全く描かないのは不自然過ぎた。記憶喪失にでもなったのか?? 編集者さん、景色を動かしても退屈な景色が続くだけでは物足りないと思います。 | ||||
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どうしちゃったんですか桜木さん。 大好きな作家さんですが、今作は期待はずれもいいとこです。 作家として芽の出ない主人公が女性編集者と出会い、自分の過去と向き合いながら一冊の小説を完成させる。 プロットはいいと思うのですが、その素晴らしい小説を私たちは読みたいのです。 ダメ出し、厳しい指摘を受けて小説を仕上げていくのですが、その全てを読者は知らされずに本は完成されていく。 全く感情移入できないまま進行して、読者は完全に置いてきぼりです。 実はそれ以前に醒めてしまった事がある。 主人公の名前が柊 令央(ひいらぎ れお) 宝塚じゃないんだから。 そして女性編集者が小川 乙三(おがわ おとみ) 名前が出て来る度に「おとぞう」と読めて、おじさんの姿しか浮かばなかった。 前作から間が開いた分期待も大きかったのですが、その分期待はずれ感も増した印象です。 | ||||
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タイトルが「砂上」 作中、主人公が砂浜を歩くシーンが何度も出てくるけれど、 なんのイメージも喚起しないのが辛い。 小説内小説が、ときどき数行出てくるけど、それが読むに堪えないようなかんじで、 こんなんでデビュー?、ってかんじです。 作者の直木賞受賞作はよかったので、期待してたんですが…。 産んだ子を実母に丸投げするなんて、これ、最高の依存じゃないですか。 でも、作者はどうもそう考えていないみたいですね。 主人公の母親の若い日のエピソード、 いかにもあの時代の物語ってかんじで、既読感があり、ありきたりです。 と、文句を並べるとキリがない。 | ||||
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