路上のX

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

路上のXの評価:

3.96/5点 レビュー 71件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全140件 101〜120 6/7ページ
No.40
(5pt)

コミュニティの崩壊

この豊かな日本の狭間で、今夜寝る場所と食べる為だけに身を差し出すJKと言われるある種ブランドを持った若い少女達。出てくる大人がクソばっかりで哀しくなる。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.39
(4pt)

自己肯定感の低い子、自尊心を持てない子

この本を読んでいる時、ちょうど「児童・生徒の自殺対策講習会」を聞く機会があった。
その中に、「あなたは望まれて生まれてきた。あなたの両親はあなたを大事に育てたはずだから命を大切にしましょう」と訴える授業が、逆に、「親に愛された記憶のない子どもたち」を傷つけ、追い詰めるという話があった。
親や周囲の大人に大切にされた記憶のない子どもたちは自己肯定感が低く、困ったときに助けを求める行動を取ることができない。そして自傷行為を繰り返す。

ノンフィクションから着想したという「路上のX」の、真由とリオナの二人の違いがこの辺りにあるように思えて、この本の持つリアリティを感じるとともに、「著者はしっかり取材したんだろうな」と思った。

親や社会、システムに守られない少女は、剥き出しの、生身の身体のまま容赦なく傷つけられていく。真由たちの行末が気になって仕方ないラストだった。

しかし、「真由」という名が何度も「真田」に見えた。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.38
(4pt)

自己肯定感の低い子、自尊心を持てない子

この本を読んでいる時、ちょうど「児童・生徒の自殺対策講習会」を聞く機会があった。
その中に、「あなたは望まれて生まれてきた。あなたの両親はあなたを大事に育てたはずだから命を大切にしましょう」と訴える授業が、逆に、「親に愛された記憶のない子どもたち」を傷つけ、追い詰めるという話があった。
親や周囲の大人に大切にされた記憶のない子どもたちは自己肯定感が低く、困ったときに助けを求める行動を取ることができない。そして自傷行為を繰り返す。

ノンフィクションから着想したという「路上のX」の、真由とリオナの二人の違いがこの辺りにあるように思えて、この本の持つリアリティを感じるとともに、「著者はしっかり取材したんだろうな」と思った。

親や社会、システムに守られない少女は、剥き出しの、生身の身体のまま容赦なく傷つけられていく。真由たちの行末が気になって仕方ないラストだった。

しかし、「真由」という名が何度も「真田」に見えた。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.37
(3pt)

だからなんなのとしか

女の子たちがそれぞれ何か理由があって家にいられなくて渋谷をうろうろして色々と嫌な目にあう話。10代の女の子なんてそんなものだといえばそうなんだろうけど泣いたり怒ったりしてるばかりで小説というよりインタビューまとめましたみたいな内容。この作家の作品は『OUT』が良かったので、いつかまたああいう小説を読めるかもと思ってたまに読んでみるけど、どれもこれも「ああ、そういう人もいるよね、マスコミとかよくとりあげてるし。で?」みたいな感想しか持てない。あいかわらずだなと思った。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.36
(3pt)

だからなんなのとしか

女の子たちがそれぞれ何か理由があって家にいられなくて渋谷をうろうろして色々と嫌な目にあう話。10代の女の子なんてそんなものだといえばそうなんだろうけど泣いたり怒ったりしてるばかりで小説というよりインタビューまとめましたみたいな内容。この作家の作品は『OUT』が良かったので、いつかまたああいう小説を読めるかもと思ってたまに読んでみるけど、どれもこれも「ああ、そういう人もいるよね、マスコミとかよくとりあげてるし。で?」みたいな感想しか持てない。あいかわらずだなと思った。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.35
(4pt)

救われない人が救われない

まずは、同じ日本で一応寝るところもあってお金に困ることもなく、1日3食普通に食べることができて、仕事の悩みと言っても大したこともない自分がとっても幸せなんだなあと感じる小説でした。あと、私は高校出て予備校まで通わせてもらって大学を出たのですがその有り難さも教えられました。作者がラストにどういう意味を込めたかは、はっきりわかりませんでしたが私も他の方と同様に「救いがない」と感じました。ハッピーエンドで終わって欲しいとは思っていませんでしたが、救われない人が救われないまま終わったような感想を持ちました。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.34
(4pt)

救われない人が救われない

まずは、同じ日本で一応寝るところもあってお金に困ることもなく、1日3食普通に食べることができて、仕事の悩みと言っても大したこともない自分がとっても幸せなんだなあと感じる小説でした。あと、私は高校出て予備校まで通わせてもらって大学を出たのですがその有り難さも教えられました。作者がラストにどういう意味を込めたかは、はっきりわかりませんでしたが私も他の方と同様に「救いがない」と感じました。ハッピーエンドで終わって欲しいとは思っていませんでしたが、救われない人が救われないまま終わったような感想を持ちました。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.33
(5pt)

どうしても分からない

作家さんは何を考えて、既出の名前や芸能人を連想させる名前を、自分の小説の
登場人物に付けるのか?今まで誰も使ったことのない名前を付けようとは、全く
思わないのだろうか?複数の作家の作品で、特定の人物を集団リンチしているの
ではないだろうけれど、心が疲れている人は、往々にして要らんパズルを解きが
ちなので、読むのは中々辛いのでは?身体障害者が読みやすいものを探るばかり
でなく、精神障害者にも優しいコンテンツの在り方が、きっとあると私は思いま
す。おかしなことを言ってすみません。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.32
(4pt)

「救い」を表現してほしかった

「家族や愛が大事・・」といったような、ありきたりで抽象的な軽い結末ではなく良かったと思う。
だが、結末にもう少し「救い」があってもよいのではないか。
ルポやノンフィクションではなく「創作(小説)」なのだから、救いようのない「現実」に対して、
作者なりの「解決策」や「希望」を提示してほしかった。
たぶんそれが「一流」の表現なのだと私は思う。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.31
(4pt)

「救い」を表現してほしかった

「家族や愛が大事・・」といったような、ありきたりで抽象的な軽い結末ではなく良かったと思う。
だが、結末にもう少し「救い」があってもよいのではないか。
ルポやノンフィクションではなく「創作(小説)」なのだから、救いようのない「現実」に対して、
作者なりの「解決策」や「希望」を提示してほしかった。
たぶんそれが「一流」の表現なのだと私は思う。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.30
(3pt)

救われて欲しい

一気に読み終えた。
主人公たちのような不幸な子供は現実にたくさんいるんだろうと思うと
やりきれない気持ちになる。
リオナはともかく、真由は言動が支離滅裂でイマイチ感情移入できなかった。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.29
(3pt)

救われて欲しい

一気に読み終えた。
主人公たちのような不幸な子供は現実にたくさんいるんだろうと思うと
やりきれない気持ちになる。
リオナはともかく、真由は言動が支離滅裂でイマイチ感情移入できなかった。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.28
(5pt)

やはり桐野さん

「夜のそのまた夜の暗い夜」も生い立ちの異なる3人の若い娘が明日を探す話だったが、場所が渋谷の「路上のX」は街を思い出しながら読めて身近に感じた。
真由が苛立ち、怒り、口汚く毒づくシーンは、その変化がとてもリアルで、彼女の心細さ閉塞感を感じ心がヒリヒリした。
私は繁華街を歩くだけで男嫌になりそうだと感じることがある。そして、世間知らずの娘が親子喧嘩の勢いでその街に走ることをずっと恐れていた。かつては自分も徘徊していた街。
読後の余韻が続き作者の健在ぶりを知る。
このテーマを桐野 夏生が書いてくれてうれしかった。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.27
(5pt)

やはり桐野さん

「夜のそのまた夜の暗い夜」も生い立ちの異なる3人の若い娘が明日を探す話だったが、場所が渋谷の「路上のX」は街を思い出しながら読めて身近に感じた。
真由が苛立ち、怒り、口汚く毒づくシーンは、その変化がとてもリアルで、彼女の心細さ閉塞感を感じ心がヒリヒリした。
私は繁華街を歩くだけで男嫌になりそうだと感じることがある。そして、世間知らずの娘が親子喧嘩の勢いでその街に走ることをずっと恐れていた。かつては自分も徘徊していた街。
読後の余韻が続き作者の健在ぶりを知る。
このテーマを桐野 夏生が書いてくれてうれしかった。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.26
(5pt)

桐野夏生ファン

登場人物の過酷な状況下でどう生きて行くのかを模索した作品ですが、焦りや孤独感など読んでいて苦しくなるところもありますが、とにかく先を読みたくなる作品でした。個人的な感想ですが、桐野作品で久々の好みの本でした。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.25
(5pt)

桐野夏生ファン

登場人物の過酷な状況下でどう生きて行くのかを模索した作品ですが、焦りや孤独感など読んでいて苦しくなるところもありますが、とにかく先を読みたくなる作品でした。個人的な感想ですが、桐野作品で久々の好みの本でした。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.24
(4pt)

その理由に唖然としたが、現実にあるのかもしれない

両親が突如失踪しまい叔父夫婦に預けられた高校一年生の真由は、その生活環境に耐えられなくなり家を飛び出す。そして、渋谷でリオナと出会い奇妙な生活が始まる。

大人の身勝手で悲惨な目に遭う真由が、傷付きながらリオナたちと生きていくさまが、風景等の余計な描写が殆どないスリムな、でも真由たちの複雑で繊細な心の動きは緻密に表現された桐野夏生氏らしい文章で語られます。
どうしようもない両親をもつ真由とリオナでも、お互いが分かり合えないことがあることや、また、まともな大人が真由を諭す言葉に妙に納得したりと、いろいろと考えさせられる小説でした。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.23
(4pt)

その理由に唖然としたが、現実にあるのかもしれない

両親が突如失踪しまい叔父夫婦に預けられた高校一年生の真由は、その生活環境に耐えられなくなり家を飛び出す。そして、渋谷でリオナと出会い奇妙な生活が始まる。

大人の身勝手で悲惨な目に遭う真由が、傷付きながらリオナたちと生きていくさまが、風景等の余計な描写が殆どないスリムな、でも真由たちの複雑で繊細な心の動きは緻密に表現された桐野夏生氏らしい文章で語られます。
どうしようもない両親をもつ真由とリオナでも、お互いが分かり合えないことがあることや、また、まともな大人が真由を諭す言葉に妙に納得したりと、いろいろと考えさせられる小説でした。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309
No.22
(5pt)

jk

桐野ファンでもあり、
最初読み進め、テーマはよく巷であるし。。。
って感じで、「普通」的かな・・・と思いきや、
ただよくある過激=面白いとか、そんな単純な小説ではないと、読み終えて思った。
グラフで言うなら、ジョジョに上がっていく。
それは面白いというよりも、ストーリーの中にある人間の内面、感情、不条理、理不尽、現実、過去、客観的、自己的、、、、等々・・・
とても、日常のレイコンマ何秒の感覚が描写され、そんな微粒子描写がこの本の中にあちこちに描かれていて、とても重たい。

女性版、現代版、スタンドバイミーはさすがにおおざっぱかな?

女性友とのボニーアンドクライドっとか、

フィクションではあるけど、とても吸い込まれた。

子供と世間はいうけども、子供の哲学がむしろ一番純粋で真実で的を得ている部分もあると思うし、世間の経験を知らぬ無知さが、また道を逸らす。

ただ、いろいろな意味でやけを起こしたくないなんて無責任にもそう信じ真面目に生きる事が大事なんだとも思う。そう生きたい行きたい。
路上のX (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 路上のX (朝日文庫)より
4022649801
No.21
(5pt)

jk

桐野ファンでもあり、
最初読み進め、テーマはよく巷であるし。。。
って感じで、「普通」的かな・・・と思いきや、
ただよくある過激=面白いとか、そんな単純な小説ではないと、読み終えて思った。
グラフで言うなら、ジョジョに上がっていく。
それは面白いというよりも、ストーリーの中にある人間の内面、感情、不条理、理不尽、現実、過去、客観的、自己的、、、、等々・・・
とても、日常のレイコンマ何秒の感覚が描写され、そんな微粒子描写がこの本の中にあちこちに描かれていて、とても重たい。

女性版、現代版、スタンドバイミーはさすがにおおざっぱかな?

女性友とのボニーアンドクライドっとか、

フィクションではあるけど、とても吸い込まれた。

子供と世間はいうけども、子供の哲学がむしろ一番純粋で真実で的を得ている部分もあると思うし、世間の経験を知らぬ無知さが、また道を逸らす。

ただ、いろいろな意味でやけを起こしたくないなんて無責任にもそう信じ真面目に生きる事が大事なんだとも思う。そう生きたい行きたい。
路上のX Amazon書評・レビュー: 路上のXより
4022515309