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(短編集)
魔力の胎動
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魔力の胎動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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当然面白いんだが、東野圭吾にしては普通くらい。 「ラプラスの魔女」(読んだような気がするが読んでないかもしれない\(^o^)/)の前日譚。「ラプラスの悪魔」とゆうのは量子力学や相対論以前のニュートン力学しかない時代の物理学者だか数学者だかが持ち出した概念。すべての物体の力学的運動を把握しているのですべての運動を予測可能だというやつね。神じゃなく悪魔にしたのは茶目っ気なんだろうか。 まあせっかくだから「ラプラスの魔女」のほうも読んでみようかな。読む本が溜まっているのでなかなか順番が回ってこないけど。 | ||||
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申し訳ありません。覚えていません。 | ||||
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思ったよりきれい | ||||
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まあ普通かな。十分に面白いし、他の作者なら★4つだが。東野圭吾だけに期待が大きいもので。 | ||||
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奥義「ブラッディ・カリス」 | ||||
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「ラプラスの魔女」の前の話である。 ・あの空に向かって飛べ 工藤ナユタは鍼灸師。スキーのジャンプ選手、坂屋に鍼を打っている。そのつながりで知り合った、大学准教授の筒井(専門は流体力学)の研究室に行くことになる。そこへ、「ラプラスの魔女」の主人公、羽原円華が訪ねてくる。坂屋が好調だったときのジャンプ動画と最近の動画を見比べて、問題点を的確に言ったのは円華だった。円華は更に突っ込んだ分析をしてみせる。 その後、ナユタは円華と同じ宿で偶然に出会い、円華の不思議な力を知ることになる。彼女は高校生ぐらいの時からその力を示していたのだ。そして、円華たちはジャンプ競技を見る。果たして、坂屋の勝負の行方は…。何となく先の展開が予想できてしまう作品である。 ・この手で魔球を 次の舞台はプロ野球。石黒という投手を中心に話は展開する。円華はもちろん、ナユタ、筒井も登場する。石黒はナックルボーラーだった。プロでナックルボールを使って活躍していたところに、筒井が研究の一環としてナックルボールを撮影させてほしいと頼んだのだ。しかし、石黒には問題があった。彼のナックルボールを捕球できる唯一のキャッチャー、三浦がヒザのケガで限界に来ていたのだ。公認候補の山東はナックルボールを捕れない。技術ではなく、精神的な問題で石黒のボールを捕れないようだ。この状況に、円華はどう関わるのか。 ・その流れの行方は 久しぶりに高校時代の悪友、脇谷に出会ったナユタ。脇谷は大学を中退し、料理人になっていた。ついでに、ナユタが大学の医学部を中退していたことも明らかになる。そこでナユタは高校時代の恩師の息子が自己で意識を失ったままだと知る。現在入院しているのは、開明大学病院だった。そして、開明大学の脳神経外科の権威こそ、円華の父、羽原教授だったのだ。そこでナユタは円華と連絡を取って話を聞いた。現在の状況を少し聞き、病室を訪れることになったナユタたちだったが…。心を動かされる人間ドラマである。 他2編収録。中にはショッキングな話もある。さすがに人気作家、いろんな展開を考えるものだ。後の章の伏線が前の章にあったりする。本格ミステリーではないが、けっこう読ませてくれる連作短編集になっている。 | ||||
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amazon内容紹介から以下、 映画化『ラプラスの魔女』前日譚。 自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。 彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。 東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。 * 内容紹介読むまで、知らなかったが『ラプラスの魔女』前日譚らしい。 ラプラスは未読なので読中に感じた事にああそうかと納得。 最後にタイトル「魔力の胎動」が出てくるわけだが、それまでは何の話だったんだろうかと疑問に思ったのがそれ。 「魔力の胎動」で意味合いは一冊にまとめている感を覚えたが、やや作っているなーと思った。最後の章以外、各短編でまとめているけどそれはサクサク楽しく読めました。 スーパー女子高生とおっさん達の掛け合い。 まあ、ライトなんでしょう。HAHAHAHAHA。 ラプラス、読んでないなー。 そのうち読むだろうけどなー、っと、また今度に。 | ||||
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少しパンチがないと言うか、重みがないと言うか、 読みやすいですが、印象に残るというほどの作品ではないように思いました。 | ||||
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"ラプラスの魔女"を読んでから久しかったので、単なる短編集として読んだのが幸いしたのか、普通に軽く読める短編集だった。それはそれで結構楽しめた。でも、魔女の胎動の筒井教授と、その5章に突然出てくる青江教授の設定があまりにも似すぎていて、本当に軽ーく読んでいた私には名前が違っていたのにも気が付かないで、ラプラスを再読し始めた時には、"あれー、円華と青江教授は何度も会っているじゃないの、話しているじゃないの"、と思ってしまったほどだ。大学の教授というのが同じだけではなく、人物のイメージが同じ感じなのだ。それに円華のホテル・宿でのエピソードも、かなり良く似ている;魔女の胎動では、従業員がガラスのコップを床に落としたときの円華の行動、それをナユタが見ている、ラプラスでは、テーブルに子供が水をこぼした時の円華のリアクションを青江教授が見ている。風船もどちらの本にも出てくる。アイディアが枯渇したのか、はたまた伏線があるのか? ラプラスを再読している私には、何度ものデ・ジャ・ブ感がちょっと気持ち悪い、いらいらする。ほかのレビューでも述べられているが、たぶんちょっとだけ補足したかった(たぶん、円華がずっと友人を探していた、というようなことも含めて)のだろうと思う。はっきりいって、この本を出すほどのものとは思えないが、この魔女の胎動のどこかが、さらなる続編に重要な意味を持つことを期待して星3つとした。それから、帯に"ラプラスの魔女の前日譚"として売り出すのはその通りであるからいいとして、本書の題名の"胎動"、というのは、ミスリーディングな気がする。 | ||||
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東野さんの作品はほとんどドラマや映画でしか知らなかった。 設定も面白いものではあったが、すごくうまい!というものでもなかった。 この方の作品はドラマや映画にすると良い作品になるのかな? 作品を読むのは本書が初めてであるためあくまでも印象ですので…。 最後の作品のみ書き下ろしということで内容が違うものだった。何か意図してと言うことでしょうか? | ||||
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出版から3年後の映画公開に向けて宣伝目的でリリースしたような作品。難しい言葉を添えているが各章それぞれご都合主義的に解決される内容。最終的に「ラプラスの魔女」に続くので映画鑑賞前に読むべき本であり、それ以外に大きな面白みはない。 | ||||
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東野圭吾ファンですし、彼の多くの名作を読んできましたが、この作品は残念ながら期待外れだと言ってよいでしょう。 『ラプラスの魔女』の映画の封切りに向かって出版されたわけでしょうし、話題作りは仕方がありません。 東野圭吾の才能をもってすれば、これぐらいの展開は楽に書けると思います。読みやすく、次はどうなるのか、というワクワク感をもたらせますが、肝心のストーリー展開に違和感を覚えました。 いくら作りものの推理小説だからといって、現実世界ではありえないような展開が続くと、読者をどのように考えているのでしょうか、と聞きたいぐらいです。作品のコンセプトに関わるので詳しくは書きません。 売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、東野圭吾にはそうならないように願っています。 我々は多作でなくともよいので、東野圭吾でなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。何十作と読んできた東野ファンですので、あえて辛口で書きました。これからも素敵な作品を書いて欲しいものですから。 | ||||
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この作品だけ見れば、アプラスの魔女の前座本をちゃちゃっと書いた感はありますが、これも東野作品です。なんら東野圭吾の評価を下げる作品ではないと思います。東野圭吾ほどレパートリーが広く、わくわくする作品を次々(刊行が早い)出せる作家はいないと思うからです。新刊を毎回楽しみにしています。この本はさらりと読みましょう!! | ||||
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直木賞の審査員になった途端、下らん二流のスキー物が続いて、もう、終わったかと思ったが、去年のマスカレードの続編と本著で、さすがにエンタメ界の福山雅治ぶり発揮という感じ。最初の四篇は面白かったけど、肝心の「魔力の胎動」が今一。もう、還暦だし、福山同様、ピークは明らかに過ぎたね。 再読する価値のない、即ブックオフ的な作品が最近多いよね。おっさんなんだから、おっさんなりの内容の渾身昨、期待してます。 | ||||
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前作のストーリーを忘れてしまったので、この不思議な能力を使ったエピソードとして そこそこ楽しめました。ただ、周囲の関係者よりも常に正義である主人公・円華の完璧さや、 いかにも狙った感動話は逆に感情移入しにくく、読者評価の低さはそこにあるのかなと 思いました。読み返したいと思う作品ではありません。 | ||||
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5編の連作短編集です。 4つは雑誌に掲載されていたもので、 標題でもある「魔力の胎動」が書き下ろしとなっています。 「魔力の胎動」以外のエピソードは、 主人公である円華が予測能力を発揮して物事を解決に導いていくというスタイルですが、 最後の「魔力の胎動」だけは円華が出てこないばかりが、 全く作風が違っており、全体の統一感を無視した一遍となっています。 これが非常に残念でした。 | ||||
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東野圭吾さんの作品にしては、アマゾンの評判があまり高くないが、ガリレオシリーズに似た科学ミステリー。最初の4話では、前作ラプラスの魔女(忘れちゃってるけど)に関連する超能力(超人的な観察力。記憶力。そして、物理ー風や引力などを正確に読み自然現象を予知する力)を持っている少女が登場する。第5話は、全く違って、同じ物理に関するストーリーだが、少女は出て来ず地球力学の教授が出てくる。そして、最後のエピソード。わからん。これは、恋人の持つ超人的物理力で夫を完全犯罪殺人した母子、という設定か。この男(恋人)は誰か? | ||||
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「ラプラスの魔女」の前日譚。 5話収録の連作短編集です。 「ラプラスの魔女」を読んでもうすぐ3年… と言う事で殆ど内容を覚えていないまま読み始めました。 連作短編集と言っても1話ずつが独立しているので問題なく読めます。 1話はスキージャンプ競技、2話はプロ野球と各スポーツに ヒロイン羽原円華(うはらまどか)の持つ不思議な力を絡めた作品になっています。 3話目では水の事故、4話目は山で起こった出来事、それぞれの真相を解明して行くストーリー 4話では工藤ナユタの真実も明らかになり驚かされます。 5話に関しては温泉で起きた硫化水素の事故を調査する為に動く青江教授がメインの話。 5話だけが他と異なる雰囲気で「ラプラスの魔女」へ続く形なので これだけを読むとやや消化不良な感じが残ります。 映画への番宣と言う感じも否めません^^; 東野さんお得意の理系要素も出て来ますが、今回は難解な感じでもなく読みやすかったです。 こうした軽く読める作品も良いけれど次回は重厚な東野作品を期待しています。 | ||||
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あっという間に読み終えた。日本の一流エンタメ作家はリーダービリティが高い。 どこも引っかからず、最後まで行ってしまう。「ラプラスの魔女」の前日談である。 「ラプラス」のヒロイン羽原円華が鍼灸師のナユタと共に活躍する。 円華が自分の予測能力を使ってアドバイスするというパターンだ。五章に分かれていて、ストーリーはほぼ独立している。 一章はスキーのジャンプ競技、二章はプロ野球ピッチャーの話だ。 得意のスポーツ分野だけあって、まとまっていて読みやすい。軽い読み口で、感銘は深くない。 三章は重いテーマだが、落としどころが今一つだ。四章は音楽と映画がテーマになっていて、最も気に入った。結末のつけ方もいい。 五章はナユタたちは登場せず、温泉の事故死を化学者が調査する。 ミステリとして堅実に仕上がっている。この話が「ラプラス」につながるのかな。 伏線が十分に回収されていない。真相は次の本で明かされるのか。本書だけを読んだ人は消化不良な気分だろう。 サーガとして語るにしても、本一冊でそれなりの決着はつけるべきだ。 『白夜行』も『ガリレオ』も一冊でひとつの世界が完結していた。全盛期の力量を永遠に保持することは、いかなる天才にも不可能だけどね。 | ||||
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